宣言

愛知学院大学は、全力をあげて
SDGsに取り組んでいくことを
宣言いたします。

SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。2015年9月の国連サミットにおいて採択されたもので、世界共通の目標として、健康や教育、経済成長、気候変動などに関する17の持続可能な開発目標と169のターゲットが設定され、いずれも2030年までの達成を目指すものです。二酸化炭素の排出、経済のグローバル化、世界人口の急激な増加は、地球温暖化の進行や異常気象の常態化を招き、貧困や格差の問題を顕在化させ、人口に見合う十分な食料や水の確保が困難な局面を迎えています。「誰一人取り残さない」ための将来の目標を設定することこそSDGsに他なりません。

愛知学院大学は明治9年(1876)に、名古屋市中区門前町に、曹洞宗専門学支校として始まりました。大学としては昭和28年(1953)の開学になります。本学は禅を主とする曹洞宗によって創設された仏教系の大学です。建学の精神は「行学一体報恩感謝」です。本学は知識・技術の習得という学びと、人格と教養の高揚に努めるという行とを一体とし、周囲への感謝を忘れず、共により良い社会の実現に尽力できる「総合的な人間教育」に取り組んでいます。大乗仏教の指導者とも言うべき菩薩の誓いに「四弘誓願」があります。その第一にくるのが「衆生無辺誓願度」、つまり無数のいきとし生けるものすべてを救済することを誓う、というものです。私たちは自身を取り巻く全てに感謝し、あらゆる生命を救うために、学びと行動をとおして豊かな人間性を磨いていかなければなりません。愛知学院大学は教職員・学生一丸となって「あらゆるいのちの尊さを守り、誰一人取り残さない」ための活動を行ってまいります。

2019年、愛知県は「SDGs未来都市」として選定されました。選定理由は、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現する可能性が高い都市、地域だからとされています。本学も産業界・官公庁・他大学と協働して、どうすれば環境に負荷をかけることなく、全ての人が活躍しながら、産業の革新・創造を実現していくかを、授業の中で、あるいは課外活動で積極的に考え、取り組んでいきます。

令和3年4月1日
愛知学院大学 愛知学院大学短期大学部
学長 引田 弘道

ビジョン

教育を通して、
あらゆるいのちの
つながりを探求し、
あらゆるいのちが
豊かに共生する
世界を創造する。

持続可能な地球環境の実現に向けて

持続可能な地球環境を維持するため、環境負荷軽減のための諸政策を学び、その体現となる環境共存型キャンパスの更なる推進を目指すだけでなく、緑豊かなキャンパスを通して、自然環境と学びの共生を追求していきます。

地域社会への貢献

教育・研究機関として、大学の持つ知的財産を活用し新たな価値創造を目指し、大学や在学生の取り組みによって、地域社会とつながり、地域でのSDGs推進への積極的な貢献を行い、あらゆる人が豊かに共生できる多様性をあふれる地域社会を実現していきます。

人間の尊厳を目指して

あらゆるいのちを相互に生かし合いながら、様々な多様性の尊重につながる知識とスキルを身につけ、14万人の卒業生と共に、経済、医療、健康など様々な側面から、多様な人々が活躍できる社会を共創していきます。

教育

愛知学院大学では、SDGsに関する
効果的・集中的な学修を深めて
いくため、SDGsに関連した科目を
多数開講しています。

活動

より良い未来を育てていく、
私たちの挑戦は
もうはじまっています。

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