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健康栄養学科の学生が、北海道・厚沢部町の農産物でレシピを考案 ~6月21日に報告会をオンラインで実施~

EVENT

北海道・厚沢部町(あっさぶちょう)の農産物でスポーツ栄養学に基づいたレシピを本学の心身科学部健康栄養学科の学生が、スポーツ栄養学演習非常勤講師森裕子先生の監修のもと考案しました。その報告会を6月21日に実施しました。
昨年度の秋からスタートした、厚沢部町の特産品を使ってスポーツをするこども達を応援するレシピ開発は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言等の影響を受けながら、多くの人の協力を頂き3月末に完成することができました。オンラインでの開催となりましたが、完成した冊子の内容と作成する過程を振り返る報告会を開催しました。
健康栄養学科の元教授 酒井映子先生、准教授 堀内容子先生、スポーツ栄養学演習非常勤講師森裕子先生の協力を得て、スポーツ栄養学に基づいたレシピを開発。開発にあたってはオンラインで生産者の皆様と話し合いをし、コロナ禍でも生産者・地域住民と学生の交流を深めながら地域を盛り上げることができました。

■ 厚沢部町農家さんのコメント
大事に育てた野菜とお米を美味しい料理にする、厚沢部町のレシピを作っていただきありがとうございます。レシピをいただいたので、コロッケを作ってみました。コロッケにトマトを入れるというアイディアはとても新鮮で、美味しかったです。コロナが落ち着いたら、ぜひ厚沢部町にきてくれたらうれしいです。

■ 健康栄養学科の学生のコメント
かぼちゃのポタージュのレシピ開発をしました。学生5人で考えたのですが、それぞれ知識やアイディア出しながら作りました。野菜嫌いの子どもでも食べれるように、野菜をチップスにすることで食感を加えたり、色どりなど見た目をよくするように工夫しました。スープにすることで、栄養も取れるので、成長期のこどもにぴったりのレシピができたと思います。また、レシピを作る過程で、農家さんの意見を聞きながらできたので、いい経験ができたと思います。

■ スポーツ栄養学演習非常勤講師 森裕子先生のコメント
スポーツ栄養学の観点から、成長期の子供たちがカルシウムを多くとれる食材を加えると良い事や野菜嫌いの子どもが食べやすいよう、いろどりや、野菜のサイズを小さくする事などをアドバイスしました。これらを踏まえた工夫されたレシピとなりました。産地や生産者を知り、レシピを開発したことは、学生たちにとって、非常にいい経験になったと思いますのでこの経験を今後の学業や仕事に生かしていただきたいです。また、レシピ冊子を、成長期の子どもや保護者,運動している人に活用していただけることを願います。

■報告会概要について
●日時 :2021年6月21日(月)15:10~
●内容 :「スポーツをするこども達を応援するレシピ」の活動報告
・冊子完成までの過程を報告
レシピ開発者からの報告
・学生と先生からレシピについて報告
厚沢部町よりフィードバック
●出席者 :厚沢部町役場 素敵な過疎づくり株式会社
厚沢部町の農家さん
愛知学院大学 心身科学部健康栄養学科の先生と学生
愛知学院大学 社会連携センター

【レシピの概要】
厚沢部町のファン獲得と地域活性化を目的に、スポーツをする子供を持つ家庭をターゲットに、厚沢部町の農産物を使いスポーツ栄養学に基づいたレシピ情報や、生産者の声をまとめた小冊子を5月下旬に2500部発行しました。

冊子名:厚沢部町応援レシピ
発行日:2021年5月
監 修:愛知学院大学健康科学科 非常勤講師(スポーツ栄養学演習)  森裕子先生
協 力:愛知学院大学 心身科学部 健康栄養学科 元教授 酒井映子先生、准教授 堀内容子先生
配 布:2500部 無料配布予定
内 容:同町の農産物「メークイン」「かぼちゃ」「お米」
「アスパラガス」を使用したレシピ8品
(1) スポーツ栄養について
(2) 農家さんインタビュー
(3) レシピ紹介
(4) 厚沢部町紹介

■中日新聞

掲載日 2021年6月24日(木)
メディア 中日新聞 朝刊  12面
タイトル 過疎化の町をレシピで応援
愛知学院大の学生ら考案 オンラインで報告

 

 

【許諾番号】20210624-26297
※クリックするとPDF版でご覧いただけます。

 

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