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ベトナムにおける心理リハビリテーションを通した発達障害児等支援指導者の育成事業 報告会を開催しました

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1月13日、本学日進キャンパスにおいて「心理リハビリテーションを通した発達障害児等支援指導者育成事業」(JICA草の根技術協力事業)報告会を開催しました。

本事業を進めてきた心身科学部の吉川吉美教授は、約11年前から毎年ベトナムの中でも障害児・者の割合が多いダナン市において心理リハビリテーション(動作法)の研修会を続けてきました。その結果、ベトナム内で動作法の研究会ができるまでになり、JICA草の根技術協力事業としての活動が2018年からスタートしました。

 

 

 

心理リハビリテーション(動作法)を現地で指導

同事業では、本学と学術交流協定を結んでいるダナン師範大学を中心に、⼼理リハビリテーションの実践および指導、保護者への指導、障害児・者への⽣活指導ができる指導者の育成のためのカリキュラムを作成し、研修を実施。新型コロナウイルス流行後もウェブで連絡をとりながら2021年1月のプロジェクト終了を迎え、2年間で動作法を体験した人は目標としていた300人を大きく上回り、700人ほどになりました。


(左:吉川教授による事業報告 右:報告会にはダナン師範大学からも参加)

報告会で吉川教授は「ベトナム中部ダナン市だけでなく、他地域にも活動が展開したことにより、目標を上回る成果が得られました。ダナン師範大学の先生方などのプロジェクト参加者はもちろん、通訳やコーディネーターの方の力も大きく、感謝しています。今後も活動を継続、持続させていきたい」と語りました。

<心理リハビリテーションを通した発達障害児等支援指導者育成事業 報告会の概要>
案内ポスター

心身科学部