文学部グローバル英語学科で開講する寄付講座「産官学連携講座Ⅱ」（秋期）は、日進市や観光まちづくり協会と連携した「観光SDGs」に関する講座で、観光業界を志望する学生や日進市に在住の方々が受講し、地域の観光資源や未来における持続可能な観光のあり方を考察します。

2回目となる今回は、岐阜県立森林文化アカデミー学長、なごや環境大学学長で、本学でも経済学部特任教授として講義していただいている涌井史郎氏をお招きし、観光とSDGsに関する講義（持続的未来を目指すためのグリーン・インフラ、プラネタリー・バウンダリー、SDGsの本質的な理念、生物多様性、社会的大変容と観光、農村地に見るランドスケープ、日本美の特質等）をしていただきました。特にジャーニー、サイトシーイング（物見遊山的な旅行）、とトラベル（苦難・苦労する旅）の概念比較から、「学生諸君は、これからどんどん海外へ行って、積極的に現地の人たちと交流することにより、自らのライフスタイルを変えることが大切です」のお言葉は、学生にとって深く記憶に残りました。

 

 

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