愛知学院大学

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ミツバチを通じて大学周辺の緑化、生態系の維持に貢献 「AGU Bee Project」

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本学では、日進キャンパスにおいて養蜂事業を昨年に続き今年も実施します。花粉交配を担うポリネーター(送粉者)として非常に重要な役割を持っているミツバチの巣箱を約50万平方メートルで緑豊かな日進キャンパスに設置し、大学周辺の緑化、生態系の維持を目的に株式会社竹内養蜂との共同事業として行います。
養蜂事業は外務省SDGs推進本部の「SDGsアクションプラン2022」の中でも強化する施策に掲げられており、本学においても令和3年4月にSDGsを積極的に推進していくことを宣言しています。
取り組み初年度の昨年は、巣箱1箱(約10,000匹のセイヨウミツバチ)を4月から6月の約2ヶ月設置したところ、通常、巣箱1箱に対して約10kg程度の採取が普通のところ、2倍の約20kgのハチミツを採取することができました。このことは日進キャンパスが養蜂に適した環境であることの証でもあり、2年目となる今年は4月27日(水)、巣箱を2箱(約20,000匹のセイヨウミツバチ)に増やし設置し、さらなる大学周辺の緑化や生態系の維持に貢献します。
これらの活動はSDGs達成目標の「2 飢餓をゼロに」「13 気候変動に具体的な対策を」「15 陸の豊かさも守ろう」につながるものとして、学生ボランティアも交えて今後も実施していきます。また、採取したハチミツの精製や醸造企業とのコラボ商品開発を計画することで、地産地消を促し地域活性化につなげる商品の開発をめざしたいと考えており、養蜂と同時に将来的には地域の人々に愛される愛知学院ブランドの「AGU Bee Project」となるよう育てていくこととしています。

総務部総務課