3つのポリシー
文学研究科 宗教学仏教学専攻
人材の養成・
教育研究上の目的
宗教学仏教学専攻
博士前期課程
宗教学仏教学専攻博士前期課程においては、宗教と文化の多様性を重んじ、異なる価値観が共存するための基礎的な条件として、世界の宗教文化を専門的に研究する人材の育成に努めます。また研究の成果をもって学界の発展に貢献するとともに、臨床宗教師として社会で活躍できる宗教者の育成に努めます。
そのための教育研究上の目的として、専門性をもって学界に発信できる能力を培い、現代社会における宗教者の社会的役割についての実践的な知を修得させることを理念としています。
博士後期課程
宗教学仏教学専攻博士後期課程においては、研究者として専門性を高め、社会および学界に貢献できる人材の育成を目標とします。
そのための教育研究上の目的として、学会等での研究発表ならびに査読制度を有する学術誌への論文投稿に取り組みながら、それらの成果をまとめて博士の学位を取得することをめざします。専門分野における高度な知識と能力を身につけ、研究者として自立できる力を修得させることを理念としています。
ディプロマ・ポリシー
(卒業認定・学位授与の方針)
博士前期課程
修士の学位は、博士前期課程(修士課程)に2年以上在学して、所定の授業科目について36単位以上を修得し、かつ学位論文執筆上の指導を受け、学位論文の審査に合格することが必須です。また平成29年度より「臨床宗教師養成講座」を開き、僧籍があり、所定の単位を修得したものに修了証を与える制度を追加しました。これにより博士前期課程修了者は後期課程へ進学して研究者の道を邁進するものと、高度職業人として社会に貢献するものに学位を授与する体制となります。そのため、本専攻は以下に挙げる能力を持つと判定した学生に修士号を授与しますが、研究者の道を目指すものには①から④の能力、臨床宗教師を目指すものには⑤から⑦までの能力を特に重視します。
自身の学問領域に関する高度に専門的な知識。
原典を読解するに充分な語学力。
従来の研究を踏まえて、新しい視点から課題を発見し、解決する力。
学位論文は、広い視野に立った精深な学識を示し、かつ、専攻分野における研究能力、又は高度の専門性を要する職業に必要な能力を示すと判定されるもの。
幅広い教養。
高い倫理観と豊かな人間性。
他者との協働性。
博士後期課程
後期課程では博士の学位請求論文の完成を目指します。その為には、
後期課程に3年在籍し、指導教授のもとで自らの研究テーマに関する指導を受け、文献の解読や情報の収集や解釈を通じて、学界で評価されうる独自の研究成果を生む能力を身につけること。
海外の研究動向をリサーチし咀嚼し、国際的に活躍できる外国語能力を修得し、博士候補者試験(外国語能力検定試験)に合格すること。
査読付きの専門学術雑誌に掲載された論文1点を含む、学術論文3点を執筆・公開していること。さらに学界において専門の研究者として評価される高度な知識・能力を身につけること。
以上の条件を満たしていることが必須ですが、宗教学、仏教学、禅学いずれかの研究領域に関して高い識見を備えた、自立した研究者であることが求められます。
カリキュラム・ポリシー
(教育課程編成・実施の方針)
博士前期課程
教育内容
授業科目として、仏教学仏教史学研究、禅学禅思想史研究、宗教学宗教史学研究の3分野と、宗教学仏教学特講があります。それぞれの分野において、最新の研究情報が与えられ、きめ細かな研究指導を受けることができます。
宗教学仏教学専攻では、上記科目の他に、臨床宗教師を目指す者のために平成29年度より臨床宗教師養成科目として、臨床宗教学研究(講義)、臨床宗教学実習(学外実習)を開講しました。臨床宗教師養成科目は自由選択科目ですから修了要件単位には含まれませんが、所定の単位を修得すれば修了証が与えられます。
履修方法としては、特修科目の中から専修科目1科目(指導教員の担当科目)を選定し、その12単位(講義4・演習8)を必修とします。さらに、専修科目以外の科目から講義20単位以上、特講4単位以上を選択履修し、計24単位以上を修得します。専修科目を担当する指導教員より、修士論文作成の指導を受けます。
教育方法
演習科目において修士論文作成を目的にして、学生の研究のニーズに応じた指導が行われます。1年次においては、研究に必要な言語の学習、文献の解読についての基礎的な訓練、フィールドワークの方法論などを学びます。2年次においては、修士論文完成のため先行研究を踏まえた上で、自らの研究の独自性を主張する叙述方法を学びます。講義科目においては、仏教学、禅学、宗教学における最先端の研究状況を踏まえて、文献解読やフィールドワークで得た情報を検討し、質疑応答を通じて論理的な思考方法を学びます。
教育評価
授業科目においては、予習・復習の実践度、レポート等の提出物、質疑応答・積極的な討論など多角的な視点から評価します。修士論文の評価は、先行研究の把握と批判、論点の整理、資(史)料の収集及び読解・分析力、論理的思考・表現力および新知見の提示やそのオリジナリティなどを評価基準として、主査1名・副査2名が行います。
博士後期課程
教育内容
宗教学仏教学専攻後期課程では、特修科目の中から専修科目1科目を選定し、その研究指導12単位を必修とします。加えて、研究指導以外の科目から4単位以上選択履修し、合計16単位以上修得することが必要です。なお、博士論文は専修科目によって作成します。
教育方法
「研究指導」は、博士の学位請求論文の提出を最終目標とし、それに至るまでの段階として、担当指導教員より、学会発表や学会誌・研究会誌等に発表する原稿の指導が、個別的に行われます。
教育評価
宗教学、仏教学、禅学いずれかの研究領域に関して高い識見を備えた研究を生み出すことのできる、自立した研究者であることが評価基準として求められます。
アドミッション・ポリシー
(入学者受け入れの方針)
博士前期課程
仏教学・禅学・宗教学の3分野の研究を通して、建学の精神を身につけ、現代社会に貢献できる人材を育成します。そのために以下のような学生を求めます。
仏教学・禅学・宗教学に関する基礎的な知識を修得している人
建学の精神を身につけて、宗教者として地域や社会に貢献したい人
医療や心理学などの分野と連携して、臨床宗教師として活動したい人
博士後期課程
宗教学仏教学専攻後期課程では、以下のような学生を求めます。
仏教学・禅学・宗教学にかかわる修士論文を作成し、修士の学位を取得している人
仏教学・禅学・宗教学にかかわる専門的な知識を生かして、教育界・宗教界において専門職として活動したい人
仏教学・禅学・宗教学にかかわる専門的な知識を深めて、文献学的研究やフィールドワークにより、独創的で創造的な博士の学位請求論文を作成し、博士の学位を取得しようとする人
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