3つのポリシー
文学研究科 歴史学専攻
人材の養成・
教育研究上の目的
歴史学専攻
博士前期課程
歴史学専攻博士前期課程は、歴史学に関する関心と理解力、論理的分析力や洞察力を磨き、その上に立って研究成果を広く社会に向けて発信できる研究者、あるいは技術を培った高度な職業人の育成を目的としています。
そのための教育研究上の目的として、①歴史学に関する専門的知識と理論の修得、②資料読解力と問題分析・洞察力の琢磨やフィールド調査の方法並びに発掘等の技術の修得、③得られた研究成果を論理的かつ実践的に表現する能力を獲得することを教育の理念としています。
博士後期課程
歴史学専攻博士後期課程は、研究者として歴史学に関するより高度な知見を有し、学界ならびに社会に貢献できる人材の育成をめざします。
そのための教育研究上の目的として、博士前期課程で培った能力をさらに向上させることで、研究成果をまとめて博士学位を取得させ、その成果を著作物として刊行することを通して、学界ならびに社会の発展に幅広く貢献できる能力を育成することを教育の理念としています。
ディプロマ・ポリシー
(卒業認定・学位授与の方針)
博士前期課程
修士の学位は、博士前期課程(修士課程)に2年以上在学して、所定の授業科目について36単位以上を修得し、かつ、学位論文の作成等に対する研究指導を受けた上、学位論文の審査に合格した者に与えられます。修士の学位論文は、広い視野に立った精深な学識を示し、かつ、専攻分野における研究能力、又は高度の専門性を要する職業に必要な能力を示すと判定されるものをもって合格とします。学位論文の審査においては、本大学院の演習担当資格を有する研究科教員を主査とし、副査は2名以上の関連科目の担当教員を加え、論文審査および口頭試問を厳格に実施します。
なお、修士学位を取得するためには、以下の点も考慮されます。
歴史学全般に関する基礎知識に加えて、専修領域に関する専門的知識や資料読解力を以て研究テーマを追究し、得られた結果を論理的に表現する能力を持つこと。
考古学専修者については、考古学にかかわる発掘調査、出土品整理、報告書作成にかかわる技術や研究を高めて、考古調査士一級の資格を得て、その知識を社会に還元する能力を持つこと。
博士後期課程
歴史学専攻後期課程においては、研究の集大成として学位論文を作成することを目的とします。そのために、後期課程に3年以上在学して専任教授の下で学位論文の作成等に対する指導を受け、博士候補者試験(外国語能力検定試験)に合格した者が、専攻分野における学位論文を提出することができます。
博士学位論文は、各専攻分野において新知見を提示し、かつ、研究者としての自立した研究活動、又はその他の著しく高度な専門的業務に従事しうる能力及びその基礎となる豊かな学識を示すと判定されるものをもって合格とします。博士学位請求論文提出後、歴史学専攻後期課程担当教授からなる主査1名、副査2名、及び外部審査員1名から構成される審査委員会の予備審査および口述試験を含む本審査を経て、課程博士の学位を授与します。なお、博士学位請求論文の提出に際しては、査読付きの論文1本を含む最低3本からなる学術論文を執筆・公開していることが必要です。
なお、博士学位を取得するためには、以下の点も考慮されます。
専修する研究領域において、独自ないし新たな知見を提示して学会や社会において貢献できる能力を持つこと、ならびに高度な専門性を要求される職業を担うものとしての倫理感・責任感を持つこと。
考古学専修者については、考古調査士一級の資格をもとに、考古学にかかわる発掘調査、出土品整理、報告書作成にかかわる技術論や方法論を高め、併せて関連諸科学の研究等を導入し、指導者となるべき自覚を持つこと。
カリキュラム・ポリシー
(教育課程編成・実施の方針)
博士前期課程
教育内容
授業科目として、日本史研究(Ⅰ)~(Ⅲ)、東洋史研究(Ⅰ)(Ⅱ)、西洋史研究(Ⅰ)(Ⅱ)、イスラム圏史研究、考古学研究(Ⅰ)(Ⅱ)、東洋史特殊研究、考古学特殊研究など多様かつ広範囲なコースを配しており、それぞれにおいて学界の最先端の研究者による高度に専門的な講義や研究指導を受けることができます。
履修方法としては、特修科目の中から専修科目を1科目選定し、その12単位(講義4単位・演習8単位)を必修とします。さらに専修科目以外の科目から講義20単位以上、特講4単位以上の計24単位以上を選択し修得します。専修科目における演習8単位は指導教員の下での修士論文の作成が主な目的となります。
教育方法
演習科目においては、主に修士論文作成のための指導が、それぞれの学生の関心に合わせて行われます。1年次においては、研究史の理解と史料の批判的な解読と検討を中心として、2年次においては、修士論文完成のために先行研究を踏まえた上で自らの主張を論述する方法を中心とした指導が行われます。講義科目においては、各教員の専攻分野を中心とする最先端の研究や諸学説の紹介と解説および関連史料の読解・質疑応答などが行われます。
教育評価
講義・特講科目においては、予習・復習の実践度、レポート等の提出物、質疑応答・積極的な討論など多角的な視点から評価します。修士論文の評価は、先行研究の把握と批判、論点の整理、資料(史料)の収集およびその読解・分析力、論理的思考・表現力および新知見の提示やそのオリジナリティなどを評価基準として、主査1名・副査2名が行います。
博士後期課程
教育内容
歴史学専攻後期課程では、特修科目の中から専修科目1科目を選定し、その研究指導12単位を必修とします。加えて、研究指導以外の科目から4単位以上選択履修し、合計16単位以上修得することが必要です。なお、博士論文は専修科目によって作成します。
教育方法
この「研究指導」においては、学術論文・博士学位請求論文の執筆・学会報告を主目的として、先行研究の分析・問題発見能力・史料の収集解読分析・論理的文章構成力などについて、担当指導教員による個別的集中的指導が行われます。
教育評価
新知見を提示し、研究者としての自立した研究活動や著しく高度な専門的業務に従事しうる能力を示すことをできることが評価の基準となります。
アドミッション・ポリシー
(入学者受け入れの方針)
博士前期課程
現代社会の抱える諸問題を解決するためには、歴史的洞察力が不可欠です。歴史学専攻では、日本史・東洋史・西洋史・イスラム圏史・考古学の5分野の研究を通して世界史的視野を磨き、教育界・文化機関等で貢献できる人材の育成に努めています。そのために以下のような学生を求めています。
学部教育において、日本史・東洋史・西洋史・イスラム圏史・考古学に関する基礎的知識と技能を修得している人。
歴史学に関する専門的知識を生かして、研究・教育へ従事することを目指す人。あるいは博物館学芸員・歴史民俗資料館などで歴史知識を生かした専門職に就くことを目指している人。
歴史研究をさらに深化させて博士後期課程へ進学したいと考えている人。
博士後期課程
歴史学専攻後期課程では、以下のような人を求めます。
歴史学ないし歴史学に関係する学問における修士号の資格を持つ人。
歴史学に関する専門的知識ならびに史料読解・分析力を持ち、新知見を開陳する博士論文を作成して学位を取得しようとする人。
歴史学に関する高度に専門的な知識を生かして教育者・研究者・資料館などにおける専門職に就こうとする人。
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