教員紹介
健康科学専攻
心身科学研究科
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教員名 | 研究テーマ | 主な担当科目 |
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石田 直章 教授 | 障害者の身体の生理学的検討を始めとする健康医学系の研究をしよう | 健康スポーツ医学研究Ⅰ ヒトは、乳幼児期の発育発達に始まり、加齢とともに高齢者となり、その身体は終末を迎える。その間には、様々な障害を発生する事も有り、平坦で一様な道のりではない。本講座では、運動生理学的な手法を用いて、乳幼児期の身体の発達から全ての年代の身体に焦点を当て、また、特に障害を持つヒトの身体の生理学的な解析を通して、そのメカニズムを追求する。その一助となる障害者スポーツも、その効果や、障害者の生活に寄与し得るものとして取り扱う対象とする。これらの学修を通して、修士論文作成へと繋がる基礎的な知識を得、整理する。 |
伊藤 高行 教授 | スポーツと神経損傷 | 健康スポーツ医学研究Ⅱ 限界に挑戦するスポーツは事故と隣り合わせのことが多く、特に事故による神経系への障害は様々な後遺症が残るため個人にとっても社会にとっても大きな問題である。スポーツに伴う神経障害を調べ、それに対する処置や現在の治療方法、さらには神経の再生を促す先端医療研究、また損傷の予防対策などについて研究の興味に合わせ多角的に考えていく。 |
大澤 功 教授 | 保健医療における意思決定 | 健康教育評価学研究 健康の阻害要因の解析方法や健康教育プログラムをはじめとする健康改善のための介入方法を、単に妥当性や信頼性のみでなく、経済性、安全性、個人の価値観、生命倫理といった社会的な視点からも検討を加える。 |
山本 正彦 教授 | 神経疾患における言語・聴覚・嚥下病態の解析と治療法開発 | 言語聴覚科学研究 言語・聴覚・嚥下・認知機能に障害を有する人々のQOL向上のため、言語・聴覚・嚥下病態学的検査・診断・治療に関する理論を構築し、実践に有効な方法を模索し、適切なリハビリテーション治療への応用を研究する。 |
森 圭子 教授 | 公衆栄養学分野における実践栄養学的研究とは? | 実践栄養学研究 公衆栄養学分野における実践栄養学研究では、集団(児童・生徒)におけるさまざまな課題の解決に向けて、エビデンスに基づく栄養改善を推進するための研究方法を学ぶことを目的とする。 高度成熟社会において栄養改善活動をすすめるには、多種多様で複雑化した個人および集団のニーズに応じた課題解決をはかる必要がある。これまでに行われた「食」と健康に関する実証的研究や栄養疫学研究を取り上げて考察することを通して、地域の特性や家庭の生活にも焦点をあてた栄養改善のあり方について理解を深め、自身が行うべき研究テーマを決定するとともに、その方法について学習する。 |
外ノ池 隆史 教授 | 精神医学、精神療法、総合病院精神医学、摂食障害 | 精神健康科学研究 現代人が生きる環境は以前と比べて大きく変化しつつある。ストレスの多い環境で健康に生きていくための調査・研究を行い、精神障害発生の予防策を考える。 |
宇野 智子 教授 | 漢方薬のインスリン抵抗性に及ぼす影響 | 健康スポーツ医学研究Ⅱ 少子高齢化の社会においては医療費の高騰など社会負担が増大している。本講義では、その原点となる疾患について疫学、基礎医学、臨床医学、社会学等の観点から総合的に理解・分析し、予防策を考えていく。 |
市原 啓子 准教授 | 生化学、細胞生物学 | 生命健康科学研究 遺伝子解析技術の原理を理解し、遺伝子を扱うために必要な基本操作について次の3項目について実習する。
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高田 正義 教授 | スポーツ心理学、メンタルトレーニング | スポーツ心理学特論 スポーツ心理学の基礎知識から、競技スポーツの心理学、健康スポーツ心理学、スポーツ心理学の研究法まで学んでいく。競技スポーツにおいてはメンタルトレーニング、健康スポーツにおいては行動変容と最適な運動習慣へのアプローチ、またスポーツ心理学のライフスキルへの応用など、幅広い観点でスポーツ心理学を見直していくことを目指す。 |
長﨑 大 教授 | 運動生理学 スポーツ栄養学 |
健康スポーツ生理学特論 応用生理学としてのスポーツ生理学研究は健康の維持増進および生活習慣病予防、さらに競技スポーツ競技力向上を目指すものでありきわめて広い。この講義ではスポーツ生理学の研究成果のうち運動時の心臓循環機能調節研究の現状およびエネルギー代謝の機序と運動トレーニングに伴う生理機能適応研究を中心に学修する。 |
渡邉 智之 教授 | 生活習慣等と健康との関連についての疫学的アプローチ | 健康教育評価学研究 健康状態に関連する危険因子や予後因子の推定方法、健康改善を目的とした介入効果の検討方法、並びに、これらの推定・検討に必要な統計学的手法など、健康教育プログラムを開発し評価するために必要な研究手法の基礎的理論を習得する。 |
古川 博雄 教授 | 口腔ケア、口唇口蓋裂、再建外科 | 言語聴覚科学研究 臨床現場において、言語聴覚病態学の観点から言語聴覚療法の実践方法を習得する。病態学的知識と臨床の場で出会う障害を把握し、症例の文献的考察を行い、研究面におけるリハビリテーション医学的な意義を見いだす。 |
辰巳 寛 教授 | 言語聴覚学的病態解明法の基礎と応用 | 言語聴覚科学研究 言語・聴覚・認知機能に障害を有する人々への個人・社会生活における意欲およびQOL向上を高める支援を行うため、その具体的方法として言語聴覚学的検査・診断・治療に関する理論を把握し、実践に有効な方法を模索、考察を行い、より適切なリハビリテーションを研究する。 |
丸山 和佳子 教授 | 神経老化モデル研究(基礎) | 栄養機能学研究 最新の分子生物学に関する知識を身につける。 細胞内シグナル伝達、遺伝子発現の制御について、特に栄養学的視点から理解し、能動的に研究を行うことで新たな知見を得る。 |
下村 淳子 教授 | 博士論文を書くための準備 | 地域健康教育学研究 養護教諭の行う研究は、子供のよりよい発育発達を願った意図的な働き、いわゆる実践を評価するものである。しかしながら、実際に養護教諭が行っている研究は範囲が広く、「実践の検証」に焦点化した研究論文は少ない。そのことから、養護教諭が実践後に行う評価を「養護実践研究」として定着させることが重要である。受講者には、実践研究の意義を理解したうえで、研究論文をまとめて報告できる力を獲得できるようにする。 1年次は、課題を見つける方法、文献の収集やその読み取りを行う中で、修士論文のテーマをみつけていく。 |
牧野 日和 教授 | 言語聴覚療法の臨床 | 言語聴覚病態学 言語聴覚障害に対する言語聴覚療法について、 本学附属病院および関連病院において言語聴覚病態学の観点から実践方法を習得する。 特に、 構音障害は適切な治療法の選択により完治を期待できる場合が多く、 中枢性の言語障害における発声発語発話障害へのアプローチも望まれる。 この課程において習得する病態生理学的知識と日々臨床の場で出会う障害を把握し、 症例に関する文献的考察を行い、 調査資料の解釈と関連付けて臨床、研究面におけるリハビリテーション医学的な意義を見いだす。 さらに、研究テーマを念頭におきつつ将来指導者として何をなすべきかを考察する能力を養成する場とする。 臨床現場での病態学実習は基礎と臨床をつなぐ最も重要なものである。 言語聴覚士資格を有することが望ましい。 |
早川 統子 准教授 | 言語聴覚療法の臨床 | 言語聴覚病態学 言語聴覚障害に対する言語聴覚療法について、 本学附属病院および関連病院において言語聴覚病態学の観点から実践方法を習得する。 特に、 構音障害は適切な治療法の選択により完治を期待できる場合が多く、 中枢性の言語障害における発声発語発話障害へのアプローチも望まれる。 この課程において習得する病態生理学的知識と日々臨床の場で出会う障害を把握し、 症例に関する文献的考察を行い、 調査資料の解釈と関連付けて臨床、研究面におけるリハビリテーション医学的な意義を見いだす。 さらに、研究テーマを念頭におきつつ将来指導者として何をなすべきかを考察する能力を養成する場とする。 臨床現場での病態学実習は基礎と臨床をつなぐ最も重要なものである。 言語聴覚士資格を有することが望ましい。 |
上野 有紀 准教授 | 健康栄養学における実験手法と調査手法を学ぶ | 栄養に関する最新かつ専門的な知識を修得し、それを応用できる能力を養う。この演習では、基礎として食品機能学、分子栄養学、応用として栄養教育学、公衆栄養学及び臨床栄養学からのアプローチの5分野をとりあげ、科学的根拠に基づいた栄養学の研究推進に必要な理論と実践方法を学ぶ。 |
杉浦 春雄 教授 | 健康スポーツ医学研究Ⅰ 運動・スポーツを導入した健康増進、生活習慣病予防および運動生理学領域の研究論文を取り上げ、研究の進め方の基本を理解する。スポーツ医学研究に応用されている代表的な研究機器、研究手法、データ処理、評価方法の実習を通して、具体的な実験計画から実験の実施、データのまとめ、発表まで、研究の進め方全体を学ぶ。 |
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渡辺 輝也 准教授 | スポーツ運動学,コーチング学,体育科教育学 | 健康スポーツ医学研究Ⅰ 個別スポーツ種目の運動技能の学習指導を安全かつ効果的に行うために必要な情報はまだ十分には知られていない。このため、運動技能の学習指導にあたる指導者は、自身が直面する運動問題の解決に際して不十分な情報と自身の運動経験を最大限に活用しながら試行錯誤を繰り返すとともに、この試行錯誤を通じて得られた経験知を蓄積していく必要がある。本演習の目標は、運動技能の学習と指導に関する基礎理論としてのスポーツ運動学の基本事項について復習するとともに、その知識を活用して運動技能の学習と指導に必要な能力を実践演習を通して獲得し、さらに各自の指導実践における問題解決に向けた取り組みを実施できるようになることにある。 |
早瀬 須美子 教授 | ライフステージ栄養学特論 生涯にわたって健康で過ごし健康寿命を延ばすためには、胎児期から高齢期までそれぞれの時期に応じた食習慣を実践することが必要である。ライフステージ毎の栄養管理の特徴を理解し、最適な栄養管理が実施できる能力を習得する。 |
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竹中 香名子 准教授 | 学校生活上の支援が必要な児(慢性疾患をもつ児・医療的ケア児など)への支援の実態と改善 就学時保健情報(生活管理指導表、就学時健康診断の結果など)の活用実態生と死の教育 |
地域健康ネットワーク学演習、地域健康教育学講義 |
内藤 正和 准教授 | スポーツと健康増進施策 | 健康スポーツ医学研究Ⅰ 人々のウェルビーイング実現のためには、身体や精神だけでなく、社会的な側面からも検討が必要となります。社会全体として、人々を健康にするためには、政策が重要となります。そこで、ウェルビーイングの実現を目指した取り組みや仕組みを検討する。 |