愛知学院大学

教員紹介
総合政策研究科

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教員名 研究テーマ 主な担当科目
石橋 健一 教授   情報・メディア研究、社会情報論
ICTの進化により、様々な分野にてIT機器が利用されるようになった。一方で、ICTの進化は、個人のプライバシーをも商品とすることも可能になるなど、危険性も内包している。そこで、ICTの進化と人々の幸せ、社会の安全・安心が実現可能となるための方策について、ICT技術の進展を踏まえて考察を行う。
泉 寛幸 教授 情報科学の基礎から応用まで 情報・メディア研究、応用統計論
本科目は2つの視点で情報科学の基礎的な内容を中心に講義を行う。1つ目は、理論的、基本的な内容として、情報社会の基盤をなす計算機と通信ネットワークの仕組み、技術的・社会的課題と今後の発展を概観する。2つ目は、システム的、社会的な内容として、社会基盤システム事例から、構成方法、利用技術、適用効果などの講義を行う。基礎と応用の幅広い視点を学ぶことで、情報関係の問題・課題を解決するための企画・提案を実施する能力を養う。
岩田 和男 客員教授 視覚イメージ理論の深求 社会・文化研究、超域文化論
現代の映像・言語文化をめぐる諸問題の解決には、分野と地域の両方にまたがる超域的視点に基づく幅広い関心が不可欠である。本授業のねらいは、かかるグローバリゼーションと固有の地域文化が複雑に絡み合う状況の基礎に流れている潮流を、さまざまな問題意識から総合的に把握しようとするものである。
杉山 知子 教授 国際関係論・日本・アプローチ 国際・地域研究、国際関係論
履修学生に対しては、国際関係論に関する専門知識の修得、先行研究を批判的に検討し、自らの分析的視点を踏まえた論文作成ができるように指導をしていきたいと思います。
春学期は国際関係理論の分析の方法、アプローチに関する文献を講読し、秋学期は履修者の問題意識に基づき、関連する文献の講読、さらには履修者の研究報告を通じて、論文の完成度を高めて行ってもらえればと思います。
中村 悦大 教授   政治・行政研究、現代行政論
日本の行政組織と行政管理の手法について諸外国との比較を交えながら理解・考察する。
森 正 教授 現代日本の選挙と政治過程の実証分析 政治・行政研究、現代政治論
現代の政治現象、特に現代日本の政治過程を対象とした実証的な分析を目的とした修士論文の作成を指導する。春学期は分析の方法、アプローチに関する文献を購読する。秋学期は履修者の問題意識に基づき、関連する文献の購読、さらに履修者の研究報告を通じて、論文の完成度を高めて行ってもらえばと思います。
森下 英治 教授 環境評価のための因果関係を探る 経済・環境研究、環境計画論
政策や計画策定プロセスにおいて合意の形成された計画を進めるために、民主的で科学的なアプローチは不可避である。
本演習では、実在する環境関連の社会問題を取り上げ、現地調査と各種モデルの活用や新しいモデルの開発を行い、空間的情報分析による評価を行い政策・計画の提言を行う。
現実の問題を解決するためには定量的な情報だけでなく定性的な情報も合意形成のために必要であるため、両者が共存した情報分析・提供が行える手法を研究し、政策ツールを開発することも目的とする。
山旗 張星允 教授 Seminar for Interdisciplinary Global and Area Studies 国際・地域研究、国際開発論
The demands in different forms and functions of safeguarding humanity across the globe are the real mission to be carried out by the international community. This seminar is enabling students to build capacities suitable for them to pursue such functions. They are tooled with reading materials for social science, global, regional and area studies to digest on the topics and use those as a springboard for learning how to discover and analyze important issues.
小城 拓理 准教授 正義の探求 社会・文化研究、人間文化論
第二次世界大戦後、ロールズの登場により政治哲学の研究が活況を呈するようになった。この授業ではテキストの講読を通じて、春学期は功利主義とリベラリズムを、秋学期はリバタリアニズムと共同体主義を比較検討し、自分なりに考える力を養成する。
鈴木 佳代 准教授 社会階層・家族・ライフコース 社会・文化研究、福祉社会論
少子高齢化と多様化が進む現代社会を支えるしくみのひとつが、福祉国家による社会福祉サービスの提供です。この科目では、マクロレベルにおいては持続可能なより良い社会システムの構築を、ミクロレベルにおいてはより健康的な生き方の保障をめざし、社会福祉の歴史的発展や理念、具体的な制度やサービスについて学びます。さらに、異なる特徴を持つ5つの国の再分配制度について学び、より望ましい社会のありかたを模索します。
太幡 直也 准教授 社会心理学の観点からの対人・集団行動の探求 人間関係研究、対人・集団行動論
人間の心理や対人行動の法則を実証的に明らかにする、社会心理学の観点から、修士論文作成を指導する。
社会心理学に関する実証研究を実施し、完成度の高い論文を作成することを目指す。
三浦 一輝 准教授 金融システムと金融政策に関する研究 経済政策論
経済政策のメカニズムや効果を考察、検証するための経済理論と統計手法の基礎を修得する。主に日本の金融や財政、競争などに関する政策をとりあげる。実際の経済政策について、データを用いた分析をおこないながら理解する。