10月6日（土）から10月27日（土）まで4週にわたり行われる本学歴史学科主催の第4回土曜セミナーの第1日目の講座が10月6日（土）に行われました。
当日は台風の影響で、ぐずついた天候にもかかわらず名古屋市をはじめ県内外から多くの方に参加して頂きました。

今回は松下憲一教授が「唐の玄宗はポッチャリがお好き？」と題し、唐の玄宗皇帝に愛された楊貴妃の美しさについて、同時代と後世の文献資料、そして多様な図像資料からせまりました。
時代によって変わる美の感覚がたどられるだけでなく、楊貴妃の体型の描写の中に、後の時代が唐の玄宗皇帝の時代をどう評価したかがひそんでいる点が指摘されました。
質疑応答も行われ、アンケートでは「長恨歌で知っていた楊貴妃について詳しい説明を聞くことができた」「図版がたくさんあり、わかりやすくおもしろい講演だった」などの感想が寄せられました。

2日目の次週は10月13日（土）13：30～中村敦子准教授が「ヴァイキング再考」というテーマで、「北欧の野蛮な海賊ヴァイキング」のイメージの背景について講演します。
引き続き皆様のご参加をお待ちしております。

<第1日目　講座の様子>

文学部歴史学科教授陣がリレー方式で10月6日（土）から、4週にわたり講演を行っています。
今後の講演の詳細は下記をご覧ください。

日　時	第2日目 10/13(土)、第3日目 10/20(土)、 第4日目 10/27(土) 各日　13：30～15：30(開場13：00)
場　所	愛知学院大学 名城公園キャンパス キャッスルホール 明倫
演題・講演者	第2日目　10/13（土）「ヴァイキング再考」　中村敦子准教授 第3日目　10/20（土）「天皇の“譲位”をめぐって」　松薗斉教授 第4日目　10/27（土）「洞穴（洞窟・岩陰）遺跡における先史時代研究の魅力」白石浩之客員教授
その他	入場無料　どなたでも参加できます（中高生歓迎）　事前申込み不要
備　考	案内チラシはこちら
お問合わせ先	愛知学院大学文学部歴史学科　0561-73-1111（代） E-mail：rekisi@dpc.agu.ac.jp 愛知学院大学HP：https://www.agu.ac.jp/

 

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