実験の概要と目的

ミュラーリヤー錯視とは・・・

Mueller-Lyer, F.C. (1857-1916) が考案したミュラー・リヤー錯視(図1)は,外向きの矢羽(斜線)を持つ外向図形(下段)が,内向きの矢羽を持つ内向図形(上段)よりも長く見える錯視現象である.ミュラー・リヤー錯視は効果が極めて大きく,また,刺激条件のコントロールが比較的容易であることから,多くの研究で取り上げられてきた. 本演習では,精神物理学的測定法を用いて,斜線の角度の違いが錯視の大きさ(錯視量)に及ぼす効果を調べることを目的とする.



図1 ミュラーリヤー錯視図形