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マレーシアの提携校の日本語・日本文化研修を本学のボランティア学生がサポートしました

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マレーシアの提携校 トゥンク・アブドゥル・ラーマン大学(UTAR)の留学生24名が、3名の先生方とともに来日し、9月23日(月)から10月2日(水)の10日間、本学日進キャンパスにて日本語と日本文化を学ぶ短期研修プログラムを受講しました。研修期間中は本学の英語英米文化学科やグローバル英語学科をはじめとする学生たち45名が、交流ボランティアとして留学生の研修生活をサポートしました。

留学生はこの研修で、日本語の集中講座を受講したほか、日本の風呂敷文化、西洋人の目から見た日本のイメージの変遷、折り紙文化の背景、ジブリからみる日本のアニメーション文化など、日本の様々な文化に関する講義を受講しました。また、本学英語英米文化学科学生との交流授業、体験学習としての坐禅体験、茶道体験も行いました。

研修初日には留学生と本学ボランティア学生の交流会が行われ、パフォーマンスやプレゼンテーションにより提携校の学生同士がそれぞれの文化を紹介し、英語と日本語での交流を通じて、互いの文化について楽しく学びました。

留学生は毎日昼休みには学生食堂でボランティア学生と一緒に食事をし、授業後には連れ立って本学周辺や名古屋市内の各所へ連日出かけていくなど、日本人・マレーシア人の学生同士で楽しく交流したほか、週末には徳川美術館・徳川園、熱田神宮を見学し、当地の歴史と文化について共に学びました。

最終日には、日本語学習の締めくくりとして日本語によるスピーチ発表会を行い、留学生は、この短期研修の様々な授業や文化体験で学んだこと、本学学生との交流の思い出などについて発表し、「研修に参加して本当に良かった」、「AGUの学生のサポートに感謝している」などの感想を述べました。

研修期間中には、UTARの教員3名が佐藤悦成学長を表敬訪問されました。両大学での学生交流の進展について本学国際交流センター所長・事務長とともに内容を説明し、今後の両大学の協力関係の発展について意見が交わされました。

本学では、春休み期間にUTARにおいて、グローバル人材育成プログラム(マレーシア文化社会研修)を実施しているほか、交換留学制度により、長期留学生派遣と受入を行っています。今後は、多様なレベルでの交流が益々盛んになることが望まれます。


茶華道部学生の手解きにより茶道を体験

風呂敷の様々な活用を体験学習

ボランティア学生と熱田神宮を見学

UTAR教員3名が佐藤学長と面会

最終日の修了式を終え、本学学生と乾杯

両大学の学生と関係教職員の記念撮影

国際交流センター