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日本語教師の国家資格「登録日本語教員」を取得するための「登録日本語教員養成機関」「登録実践研修機関」として認められました
本学日本語教育センターが、文学部日本文化学科の学生を対象とした日本語教師養成の一環として文部科学省に申請していた「登録実践研修機関」(いわゆる日本語教育実習実施機関)の登録が、2025年10月31日付で正式に認可されました。
日本語教育センターは、昨年度、同じく日本語教師養成の一環として文部科学省に「登録日本語教員養成機関」(日本語教師養成を行う機関)を申請して、2025年5月31日にその登録が決定しており、今回の認可により、文学部日本文化学科の学生を対象とした国家資格「登録日本語教員」の養成課程として必要なすべての登録が完了したことになります。
現時点で「登録日本語教員養成機関」「登録実践研修機関」の両方が認められている大学は、東海3県と北陸地域においては、愛知学院大学を含む3大学だけです。
これにより、本学の日本語教師養成課程が、2026年度から新課程の「登録日本語教員養成課程」及び「登録実践研修」として運用を開始できることとなりました。これらの課程において所定の単位を修得することで、日本語教師の国家資格である「登録日本語教員」になるために必要な国家試験「日本語教員試験」(基礎試験・応用試験)のうち、「基礎試験」が免除され、「応用試験」のみに合格すれば良いということになります。
なお、本学では既に2022年度より「日本語教師養成課程」を開設しており、この課程の修了生(本学文学部日本文化学科卒業生)からは既に5名の国家資格取得者が誕生し、そのうち2名が愛知県及び岐阜県の日本語学校にて専任の日本語教師として採用されて活躍しています。また昨年度は、3年生の学生1名が日本語教育能力検定試験に合格しました。
日本語教育センターでは、今後もますます充実した日本語教員養成プログラムを展開し、幅広い知識と確かな実践力で国際社会に貢献できる日本語教育人材を養成していきます。

日本語教育センター

