8月14日(木)から16日(土)、本学日進キャンパスにおいて本学ウェイトトレーニング部と柔道部の共催により、高校柔道部を対象とした合宿を開催いたしました。

今回の合宿では、名古屋工学院専門学校高等課程と名古屋経済大学高蔵高等学校の2校を招待し、パラ・パワーリフティング日本代表の日野雄貴選手(ウェイトトレーニング部外部コーチ)監修のもと、ウェイトトレーニングを重点とした合宿でした。

合宿の内容としては、午前に心肺機能の向上を目的とした高強度の有酸素運動を実施、本学柔道部との競技練習を行いました。午後からは、本学の健康科学部の教授(石田直章客員教授、伊藤倫之教授、早瀬須美子教授)による競技力向上のための講義を実施、その後スポーツセンターのフィットネススタジオ内でパラ・パワーリフティング日本代表の日野雄貴選手の指導による競技力向上のためのウェイトトレーニングを実施いたしました。近代のスポーツにおけるウェイトトレーニングの重要性を学ぶことができました。最終日には、運動部に適した職種の企業説明会が行われました。競技に専念するだけでなく、将来の進路を見据えた可能性を広げる合宿となりました。

これまでは、柔道の競技練習が二部に続く合宿が基本でした。しかし、講義やウェイトトレーニング、企業説明会を実施することで様々な角度から選手たちの将来を考えた合宿を行うことができました。講義では、ウェイトトレーニングの実施における体の変化とそれに伴う栄養管理・補給、コンディショニングを学ぶことができました。ウェイトトレーニングの実践では、怪我をしない安全なフォームの確認、爆発的なパワーの出し方や体の使い方を習得することができました。

参加した高校生からは、競技力向上へのアプローチ方法について学習することができました。普段のトレーニングでのエラー動作や意識することが明確になり、日々の練習の糧になりました。また、大学の設備環境の充実さや教授の講義などを通して、愛知学院大学の良さを知ることができました。との感想を頂きました。

ウェイトトレーニングと柔道部の初めての試みで合宿を開催するにあたって、不安と期待感がありました。しかしながら、多くの方が協力してくださったおかげで成功させることができました。今回学んだことを今後活かしていき、さらなる競技力向上に努めていきたいと思います。

撮影：山白さくら