犯罪報道を見て「もっと重たく処罰すべきだ」と思わず語りたくなります。しかし、私達は、罪を犯した人達がどのような傷つきを抱え、刑務所がいかなる施設であるかを十分に分かっていません。現在、国内外を問わず、女性受刑者・女子少年の多くが、虐待被害やいじめ、死別・離婚等に由来する親子分離等のトラウマ体験・小児期逆境体験を抱えていることが明らかになりつつあります。

刑罰を語る前に、まずは深く傷ついてきた人の、その傷を知るところから始める必要があるように思われます。

愛学矯正展では、学生達による女性受刑者の被害に関する犯罪研究のポスター展示、映画『プリズン・サークル』の上映会に加え、女子受刑者を収容する笠松刑務所・豊橋刑務支所の協力のもと、刑務作業品の販売・職業説明会を実施します。

 ■日程
開場：2025年３月１日10時～16時開場
場所：愛知学院大学名城公園キャンパス明倫ホール 

■常設展・刑務作業品販売
場所：明倫ホール付近
時間：10時00分～16時00分 

■映画『プリズン・サークル』映画上映会（要予約・参加費無料）
開場・13時10分（明倫ホール）
上映・13時30分～15時46分(136分)
対談：16時00分まで

定員80名（申込順・参加費無料）　申込みフォーム

https://forms.office.com/r/dytegxfdSa

※常設展・刑務作業品販売、映画上映会はどなたでもご覧になれます。

■職業説明会（大学生対象、予約不要）
開場：10時40分
実施：11時00分～12時00分
場所：1104教室（明倫ホール付近)

大学刑事法ゼミ