愛知学院大学

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総合政策学部 「総合政策 d 」で JICA と有楽製菓株式会社による講義が行われました

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5月23日(木)日進キャンパスにて 、SDG s とチョコレートをテーマとし、政府機関、企業、NGO の取り組みについて学ぶといった社会連携を意識した授業 「総合政策 d 」を受講 している総合政策学部の学生に対して、サステイナブル・カカオ・プラットフォーム事務局iの堀田さくら様、有楽製菓株式会社 の 牧宏郎様に よる講義が行われました。
堀田様からは、ご自身の経験を踏まえながら、開発途上国の子供がカカオ栽培に従事する児童労働や森林の伐採、森林破壊などの社会課題を、牧様からは、その課題解決に向けた企業の取り組み(有楽製菓株式会社のチョコレート菓子「ブラックサンダー」は児童労働問題に配慮したカカオ原料に全面切替など)について教えていただきました。世界を舞台に活躍されている堀田様と牧様のお話に、学生は熱心に聞き入っていました。
その後、学生達は、「あなたがチョコレートメーカーの担当者であれば、どのような方法でカカオ産業の課題を解決しますか?」との授業課題に対して、まずは自分でアイデアを考えた後、 グループディスカッションを行い、学生の視点でサスティナブル・カカオの実現に向けて導き出した解決策を発表、牧様からご講評いただき、更なる学びにつなげていました。
受講学生は「企業の方からの講義やグループディスカッション、発表を通じて、他者の様々な考えを聞くことができ、 多様な視点から学ぶことで深い理解に繋げることができる」 、「世界で起こっている社会問題を体系的に学ぶことが出来る」 と講義の魅力を語りました。また、授業終了後には、 国際協力に関心がある学生が、 JICA海外協力隊やJICAでのインターンについて質問を行う様子が見られました。

総合政策学部では、「SDGs 」について授業・研究を 通じて学ぶとともに、 社会参加の学びを重視する 取り組みを今後も進めていきます。

i 事務局は、 独立行政法人国際協力機構( JICA)にて運営されています。

研究推進・社会連携課