2023（令和5）年6月9日（金）午後、本学の特色である医療系学部の集まる楠元キャンパスにおいて、歯学部1年生（119名）と薬学部1年生（152名）の計271名が一堂に会して多職種連携医療について学ぶ授業が実施されました。

多職種連携医療をイメージし医療関連職として協力しながら各自の専門性を発揮することの必要性を認識し、他者の意見を尊重し、協力してよりよい解決法を見いだすことができるための知識･技能･態度を習得することを目的に、学科混成の小グループ討論と全体発表を行いました。全体発表では教員による審査があり、最優秀グループのメンバーには賞状と記念品が授与されました。実施後のアンケートでは、8割を超える学生から本IPEが有意義であったと回答がありました。また、「他学部の方々と共に考え、議論することで、自身の学部しかいないという環境では考えつかないような意見、アイデアが沢山あり、今までの凝り固まった考え方をやめ、柔軟な発想が身についた。」「チーム医療のように他学部の学生と意見交換をし、患者さんの問題に対して一緒に解決に望む経験ができてよかった。」などの感想が学生から寄せられました。

なお、本学のIPEは今回の歯学・薬学1年生合同を含め、歯学部3年生・健康科学部健康栄養学科4年生と藤田医科大学、名城大学薬学部、日本福祉大学合同（アセンブリⅢ）、薬学部4年生・短期大学部歯科衛生学科2年生と愛知県立総合看護専門学校合同、歯学部5年生・薬学部5年生・短期大学部歯科衛生学科3年生・歯科技工専門学校合同の4つがあります。入学時から卒業までの学生の学習段階に合わせたプログラムになっています。来年度は健康科学部健康栄養学科1、2年生と短期大学部歯科衛生学科1年生が加わり、さらに充実したIPEプログラムとなります。

歯学部・薬学部