障がいのある学生への
修学上の支援(合理的配慮)
について
本学では建学の精神を基盤として、自分の可能性に挑戦し、協働の場で主体的に活躍できる人材の育成を目標に掲げ、教職員が一体となって「修学・学生生活・進路支援」に取り組んでおり、ダイバーシティ(多様性)推進の一つとして、自主性を尊重しつつ、障がいのある学生に対しても障がいのない学生と平等に学生生活が送れるよう、必要かつ適切な支援と合理的配慮を行っています。
どのような合理的配慮が必要かは個人によって異なりますので、申請後に面談を行ったうえ一緒に考えていきます。
合理的配慮申請の対象者
「身体障害」、「知的障害」、「精神障害(発達障害を含む。)」、「その他の心身の機能の障害」がある学生が、継続的に修学・学生生活に制限を受ける場合がある方が対象者となります。
合理的配慮申請で必要な事項
障害者手帳又は医師が発行した診断書・意見書(申請時より3カ月以内のもの)。
障がいの状況や障壁を除去するための情報を必要な教職員間で共有することに同意を得られる学生。
合理的配慮内容
合理的配慮の内容は、授業科目の目的、内容、評価の本質を変更することなく、かつ教職員等に過重な負担を課すことなく代替措置の提供が可能な場合には、具体的な措置を提供することとしています。
具体的な配慮内容を次に掲載しますが、個人によって状況は異なりますので参考程度に留めておいてください。
座席位置の変更
意思表示後の授業中及び定期試験中の離席又は退席
許可が得られた科目の授業内容の録音及び撮影
肢体や器官の状態に応じた実技科目の代替措置の提供
ノイズキャンセリングイヤホンの装着
欠席した授業で配付された資料の請求
定期試験の別室試験
軽車両又は車両の構内乗り入れ(日進キャンパス)
また、本学における合理的配慮で合意形成には至らないケースとしては、授業の到達目標の変更や他学生の修学が損なわれる可能性がある授業の内容変更があります。なお、欠席した授業に関しては、「愛知学院大学欠席学生への学習支援の方針」及び「愛知学院短期大学部欠席学生への学習支援の方針」の『(特別な事情で授業を欠席した学生への学習支援)』に準拠することを基本としています。
入学試験時に合理的配慮の申請を考えている方へ
本学入学試験を受験する際、身体に障がい等があり、特別措置を希望する場合は、「受験上の配慮申請書」等の提出が必要となります。
出願開始日10日前までに、入試センターへお問い合わせください。
入試センター
TEL:0561-73-1111(代) E-mail:nyushi@dpc.agu.ac.jp
合理的配慮の申請手続きの流れ(在学生)
*①~⑤においては、1か月ほど要する場合がありますので、余裕をもって申請してください。
①相談(面談) | 合理的配慮に関する相談受付。本学の合理的配慮に関する説明。 学生の状況、配慮・支援に関する確認面談。 |
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②合理的配慮の申請(面談) |
本学所定の申請書類※1および根拠書類※2の提出。 申請内容に関する面談(希望する合理的配慮の内容の詳細確認等)。
※2 |
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③合理的配慮の内容の検討・決定 | 学内において専門部会を開き合理的配慮内容を検討。 建設的対話および調整のうえ決定。 |
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④申請者との合意形成 | 決定した合理的配慮の内容について申請者へ説明を行い、合意形成する。 |
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⑤合理的配慮の実施 | 科目担当教員へ合理的配慮の提供を依頼し、実施。 (申請者からも科目担当教員へ合理的配慮の提供を申し出ること) |
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⑥合理的配慮の確認・継続申請 | 申請者へ合理的配慮の提供状況等について経過観察・確認。 年度途中の合理的配慮内容が変更となった場合の相談および調整※ 次年度の申請に向けた相談および調整 |
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*各キャンパスにより、上記流れとは異なる場合があります。申請希望者は、申請前に各キャンパスの合理的配慮相談窓口まで詳細について確認してください。
相談窓口
対象 | 相談窓口 |
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本学の正規の学生、科目等履修生、聴講生、交換留学生及び研究生 |
【日進キャンパス】 学生支援センター、学生課、所属学部・研究科の事務室 【名城公園キャンパス】 名城公園キャンパス事務室、学生相談室、メディカルルーム 【楠元キャンパス】 薬学部事務室、歯学部事務室、短期大学部事務室、保健室 |
本学に入学を希望する者 | 入試センター |
学生支援センター
E-mail:sien@dpc.agu.ac.jp