開講年度2014
科目名フランス語Ⅰ FD
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
心理学科 2013年度以降入学
部門教養  
開講種別春学期
対象学年1年
担当者稲垣 正巳
クラスFD
単位数1
曜日・時限春学期 火曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
わかりやすいフランス語 入門編
授業の概要
(目標)
 英語以外の外国語 (この場合はフランス語) を学ぶ目的はつぎの3点にあると思います。ひとつは、言うまでもなくフランス語の習得です。週一度、一年間 (90分 × 30 回) で学べることは限られており、その程度の語学力では無意味との意見もあるかもしれませんが、フランス語が少しできることは、とてもすばらしいことです。しかし、これだけが目的だとすると、英語以外の外国語には興味がない (あるいはそもそも語学に興味はない) という方にとっては、フランス語の学習は意味がないことになります。そこで、そのような方にとっても意味ある第二の目的は、世界にはさまざまな言語と多様な価値観があることを知ることです。世界の共通語としての英語の重要性は否定できないとしても、そして地球上でアメリカンスタンダードが支配的であるとしても、世界の言語が英語だけではなく、アメリカ的価値観がすべてではありません。そして三番目に、外国語の学習の本来の目的ではありませんが、論理的に考える訓練です。大学の授業を理解できないことがあるとすれば、その主な原因のひとつは、論理的に考える能力の不足であると思います。新しい外国語を限られた時間で効率よく学ぶためにも、論理的に考える能力が必要となります。
 ところで、英語以外の言語の学習が、英語の学習にとってマイナスであると考える向きもないわけではありませんが、フランス語の学習が、英語の学習 (そして日本語の学習) にとってプラスになること、まちがいありません。この授業では、無理のない到達目標を設定し、基本的なことに重点的に触れ、能動的な作業になるべく多くの時間を割く予定です。
授業の内容・
スケジュール
 この授業では、下記教科書を使用して、映像も利用しながら 01,02,03,05 課を中心に、そして 04, 06 課を補助的に学びます。そして「予備学習」(00 課、その他)を組み込み、基本文法を学び、学んだ事項に関する練習(筆記)や会話練習をおこないます。なお、外国語科目は積み上げ方式の科目です。学んだことを確認するために、そして単位制の実質化をはかるために、ときどき小テストをおこないます。(単位制については、『履修要項』の「Ⅰ.履修関連事項 1. セメスター制」をごらんください。)

【予備学習】
 1. 品詞について (下記添付ファイル参照)
 2. ローマ字を読む
 3. 音声と文字
 4. 人称の概念 (下記添付ファイル参照)

【主な文法事項】
 1. 動詞 * の現在形、名詞の性(男性名詞/女性名詞)と数(単数/複数)
   (* 使用文字に制限があって表記できないが、英語の be にあたる動詞)
 2. 最も一般的な動詞(第一群規則動詞)の現在形、定冠詞(英語の the~)
 3. 不定冠詞(英語の a~)、動詞 avoir (英語の have)の現在形
 4. 形容詞の性・数変化、形容詞と名詞の位置関係、所有形容詞(英語のmy, your, etc.)
評価方法
(基準等)
春学期試験 60%  小テスト 等 30%  受講態度・授業への参加度 10%
テキスト・
参考文献
【教科書】田辺保子 ほか : 『やさしいサリュ -サリュ! 簡略版-』(駿河台出版社)¥1,800 (扱 : 丸善)
参照ホーム
ページ
備考
・オフィスアワーは、火曜日 16:50~17:30 水曜日 11:10~13:30、研究室は2425室です。
・私からみなさんに連絡する必要がある場合、WebCampus の伝言機能を使って連絡をしますので、
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画像
ファイル
品詞と人称.docx
更新日付2014/08/15 11:32:55