Global Communication グローバル・コミュニケーション

学生模擬国際会議

国際会議を想定した英語スピーチと同時通訳に挑み、国際感覚を磨く。

2015年度のテーマ:「防災と国家政策」について
中村ゼミはインドネシアを担当。2004年のスマトラ島沖地震を調査し、被害拡大の要因を多角的に考察。
国として取り組むべき防災・減災について語りました。

通訳・翻訳を専門とする、文学部 グローバル英語学科・中村ゼミ。毎年、他大学とともに「学生模擬国際会議」を開催しています。日頃の学修成果を発表する交流イベントであり、大学の枠を超えてさらなるスキルアップをめざします。実施するのは、「英語スピーチ」と「同時通訳」。各チームはアジア、北米・南米、欧州、オセアニアの一国の代表者になりきって英語で意見し合い、その内容をリアルタイムで訳します。国際社会の課題をさまざまな国の視点で考えることにより、英語力はもちろん、世界の今と未来を見通す力も養います。

同時通訳に欠かせないのは、事前準備。 専門用語を即座に日・英転換できることや、長い文章も瞬時に訳せるよう通訳法を徹底的に訓練します。

同時通訳に欠かせないのは、事前準備。専門用語を即座に日・英転換できることや、長い文章も瞬時に訳せるよう通訳法を徹底的に訓練します。

参加学生の声

文学部 グローバル英語学科
原 潤平さん(三重県立神戸高校出身)

ゼミで学ぶ通訳を実践し、自分の英語力を試すことができるチャンスだと考え、「学生模擬国際会議」に参加しました。当日は聴衆が聞き取りやすい話し方やスピードに心掛け、英語でスピーチ。同時通訳では頭をフル回転させ、英語を瞬時に訳していくことの難しさを痛感しました。こうした経験を通して心に芽生えたのは、「英語を使って世界の人々と対等に意見を交わしたい!」という強い思い。高度な英語力を日常的に磨き、グローバル社会で自分らしい花を咲かせたいと考えています。