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二胡情縁二胡少年の夢
趙寒陽
著/朱新建・陳恵明翻譯

寒阳是我的老同学。回想1977年“文革” 后第一次恢复高考那令人难忘的年代,我和寒阳都考入中央音乐学院深造,成为同窗好友。当年的大学生如饥似渴、奋发学习的精神,已经成为这一代人的独特标志,重重地写入了历史的画卷之中。因为我和寒阳身在不同的系,平时见面并不多,但他刻苦努力的传闻,却常常传入我的耳中。我的老家也在南方,因此,对于同是南方人的寒阳,当年对北方生活所经受的苦涩感同身受。正如他在书中所描述的那样:“把白菜就馒头当作是维持生命的药物吞下去,才得以坚持下来的。”

毕业后我俩都留院任教,交流的机会多了一些,但总是见他整天忙忙碌碌的。在我的印象中,寒阳并不是一个靠小聪明处事的人,他十分勤奋、做事执着。当他认定要做一件事的时候,会默默地将全部身心投入其中,不达到目的决不罢休,这可能就是他取得众多成绩的原因所在。我常在同事当中夸奖说这是“寒阳精神”。在2003年“非典” 刚过的8月份,寒阳拿着他才“出炉”的《二胡情缘》给我看,并请我为之写一个序。开始我并没有十分看重他的这本洋洋十几万字的自传小说,但当我阅读了一部分以后,就被他那生动的故事、真挚的情感和那流畅的文笔所深深地吸引了。读着读着,我好像又回到了过去那令人回味的童年、少年和青年时代,和书中的人物共呼吸、同命运。为此,我毫不犹豫地答应他一定要为这本书写一个序,也作为对那个特殊时代的一种回忆和纪念。

一个音乐家的成长是艰难的,他往往需要付出很多的辛劳,才能取得成绩。在学习音乐的人数大幅度增长的今天,确实有一部分学生正处于盲目的和不自信的状态。我想,他们需要更多地了解杰出音乐家的成长经历,体会他们在前进道路上遇到的种种艰难困苦,以及他们为音乐事业刻苦奋斗的精神。这样能使学生们增强自信心和奋进意识,树立起正确的世界观与人生观,对于他们而言将可能是受益终生的。因此,我建议有成就、有建树的教授和演奏家们,都把自己的故事写出来,告诉年轻的一代,这对学生来说将是最好的德育教育。这也是我为本书写序的缘由。

我们从本书中看到了一个普通的工人子弟,怎样成长为一位知名的二胡演奏家和教育家的过程。我衷心祝愿寒阳能再接再厉,在二胡教学、演奏和音乐艺术的学术研究方面更上一层楼,为我国的民族音乐事业做出更大的贡献。也深切希望年轻一代的音乐学子能从这本书中感悟到人生的真谛,真正能从“寒阳精神” 中汲取养料。

 

 20051210



寒陽は私の学生時代からの級友です。文化大革命終結後の1977年に回復された初めての大学入学試験を回想すると、この忘れられない時代に私と寒陽は共に中央音楽学院に受かり、同窓の級友となったわけです。当時の大学生は、知識に飢えているように発憤して勉強する精神は、すでにこの世代の独特な標識となり、歴史の絵巻の中に特筆されています。私は寒陽とは学部が違いますので、ふだん顔を合わせた時間が余り多くなかったのですが、彼の勤勉さと努力家のうわさは、よく耳にしたものです。私の故里も南方なので、同じ南方からきた寒陽のことですから、北方の厳しさと苦学の体験は痛いほど知っています。恰も彼が本の中で述べたように、「ハクサイとマントウを、命を維持する薬かのように呑み込んでやっと今日まで生き抜いてきた」と。

卒業後は、私も彼も本学に就職し、教員となりましたので、交流する機会も多くなりましたが、それでも彼はいつも忙しかったです。寒陽の私に与えた印象は、彼は決して機転を利かせて物事を考える人ではありません。彼はこつこつと勤勉で、執着心が強い。ある事に取りかかると、黙々と全身全霊投球し、目的に達するまで遣り通す。これは彼が多くの業績を積み上げた原因の所在でしょう。私はよく同僚たちにこれが「寒陽精神」だと言って評価していました。2003年の「非典(SARS、新型肺炎、重症急性呼吸器症候群)」の過ぎ去った間もない8月に、寒陽は彼の書き立ての、この『二胡情縁』を見せに持ってきて、そして私に序文を書いてくれないかと頼まれてきました。最初は、彼のこの洋々たる十数万字にも上る自伝小説を十分に重要視していませんでしたが、読み始めたら思わずストーリの面白さ、感情の真摯さと文筆の流暢さに惹きつけられました。読んでいるうちに、自分が懐かしい童年時代や少年と青年時代にタイムスリップしたように、書中の人物と共に呼吸し、共に生きるような気がしました。それで私は躊躇なくこの本に序文を書くことを約束し、あの特別な時代への追憶とモニュメントのためにもと思っています。

音楽家の成長はいつも苦難を伴にしています。往々にしてより多くの苦労をしてはじめて認められるわけです。今日は、音楽を勉強する人は数量的には大幅に増加している中、一部の学生は盲目的かつ自信に欠けている状態にあることは事実です。私は、このような学生にとって必要なのは、もっと多くの傑出した音楽家の成長過程を知り、彼らの成長する過程における様々な艱難困苦を体験し、彼らがいかに音楽事業のために刻苦奮闘の精神を知ることだと考えています。そうすれば、学生諸君にとっては自信の増強に繋がり、向上の意識が強まって、正しい世界観や人生観が樹立でき、一生の利益になると思っています。したがってここに、突出し成功した教授及び演奏家に提案したい。自分自身の物語を本にして若い世代に読んでもらいましょう。これは学生諸君にとっては最高の徳育教育ではないでしょうか。これも本書の序文を書く由縁です。

私たちは本書からは一人の労働者の息子が、いかにして著名な二胡演奏家と教育家になった過程を見ることができます。私は、心から寒陽が更なる発展をし、二胡教育や二胡演奏と音楽芸術の学術研究において更に上を行き、我が国の民族音楽事業のためによりいっそうの貢献をされますようにと祈願します。また、若い音楽学生たちには本書から人生の醍醐味を味わい、本当に「寒陽精神」から養分を汲み取ることができればと期待してやみません。

王 次炤

2005年12月10日