2022年6月10（金）、医療系の学部学科が複数設置されている本学の特色を活かし、多職種連携教育（IPE：Interprofessional Education）として合同授業を行いました。
歯学部歯学科・薬学部医療薬学科の1年生の学生251名が参加し、グループに分かれ、PBL（Problem Based Learning：問題基盤型学習）による課題の討論や発表を行いました。

現在、医療現場において、それぞれの専門を生かしたチームワークが大切になっています。
専門職としての能力に加え、専門性や個性、文化が異なる相手との良好な関係を構築するコミュニケーション能力が必要とされています。
今回は、家族の事例をもとにしたシナリオを用い、自職種および相手の職種の役割を考え、多職種連携医療をイメージし、医療関連職と協力しながら各自の専門性を発揮するチーム医療の重要性を学びました。

参加した学生からは「他の学部の人と意見交換をしたときに、自分の学部とは異なる視点からの意見を出してもらえ勉強になった。」「他の学部の違う職業を目指す人との交流ができて楽しかった。」「歯学部と薬学部の双方から出た意見や考えをまとめてひとつの結論を出すことが面白かった。」などの感想があり、充実した授業となりました。

引き続き今年度歯学部では、3年生で藤田医科大学 専門職連携教育 アセンブリⅢ、5年生で薬学部に短期大学部（歯科衛生士）、専門学校（歯科技工士）の学生が加わったIPEを実施する予定です。

歯学部