総合政策学部 竹田真紀子講師の著書『Women, Children and Social Transformation in Myanmar』(Palgrave Macmillan  2020年 /e-Book 版 2019年)が公刊されました。

＜内容紹介＞
軍事政権に終わりを告げたミャンマーの平和への道のりはいまだ不透明である。アウンサン・スーチー氏率いる民主政権への期待は高い一方、改革は困難を極め少数民族との和平交渉も暗礁にのりあげている。また歴史的に作られた分断に加えて、開発や和平プロセスで生まれた新たなチャンスや課題によって、社会の分断はさらに深刻化している。本書はそのような状況下において、草の根の活動を通じた社会変革に尽力してきた市民社会団体の役割と必要性を様々な事例を通じて論じている。特に社会の中で最も脆弱な女性や子供たちの権利保護、教育改善および民族・宗教・言語多様性の尊重を促進している市民社会団体が分断を乗り越え社会結束を促す可能性について検討している。

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