総合政策学部 山旗張星允教授と竹田真紀子講師の共編著書『Social Transformations in India, Myanmar, and Thailand: Volume I – Social, Political and Ecological Perspectives –』(Palgrave Macmillan 2021年)が公刊されました。

内容紹介
本書はインド、ミャンマー、タイの社会変容によって生ずる様々な課題や機会創出に主眼を置き、特に変化の推進力としての地域社会や個人の役割を中心に論じている。近年の多様な変化を反映し女性のエンパワーメントと政治参加、民族・宗教間の緊張、複言語主義、教育改革、地域密着型医療、気候変動、災害管理、生態系、脆弱性の低減などの広範な問題について扱っている。3カ国の事例を通して、社会変容のプロセスそのものが地域社会をより相互に連結・依存させ、多文化化および活性化させるような草の根レベルでの多様な取り組みが、社会変容の担い手となるべく個人や地域社会の能力を強化することにつながっていることを指摘している。本書はAcademic Diplomacy Project (学問外交プロジェクト)による3冊目の成果出版物である。プロジェクトは、地域社会や個人および国内外の様々な分野に携わる学者や学生が協力できる環境を構築し学術的な社会活動や社会貢献を促進することを目的としている。

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