2021年7月7日、名城公園キャンパスにて行われた法学部同窓会との連携講義「キャリアデザインと法学」において、本学法学部法律学科の卒業生である安藤正明弥富市長が特別講師を務め、法学部の学生が聴講しました。

「地域行政のリーダーとして」と題し、市長の職責や地方行政の役割についてわかりやすくかつ熱心に語りました。弥富市はほぼ全域が海抜0ｍ地帯のため、防災に力を入れていることや、日本有数の生産地である金魚について、さらに弥富駅周辺の開発についてもふれ、「弥富市を今よりも良くするために全力を尽くしています。このことが私の職責であり、やりがいであり、喜び」と安藤市長。公務員に求められる適性についても語られ、公務員を志す人が多い法律学科の学生には、行政のトップである市長からのアドバイスは、特に響いた様子でした。

また、フルマラソンに挑戦するアクティブな一面や読書家であること、愛車は軽自動車、さらに意外な失敗談までユーモアを交えて語られ、会場は終始和やかな空気に包まれていました。

学生からの質問では、「普段は市長室でどんな仕事をしているのか」、「市によって市長の在り方に違いはあるか」、「弥富市にしかない強みは」などさまざまな質問がありましたが、市長はすべての質問に真摯に答え、聴講する学生たちも真剣に聞き入っていました。

 

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