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文学部グローバル英語学科・松岡ゼミが名古屋マリオットアソシアホテルで体験型学習を実施

学術・研究

11月26日(金)、文学部グローバル英語学科の松岡ゼミの3年生が名古屋マリオットアソシアホテル(株式会社ジェイアール東海ホテルズ)での体験型学習に参加しました。
グローバル英語学科の松岡昌幸教授は、観光、ホスピタリティ・マインドが専門。ゼミには、航空業界や観光・旅行業界、運輸業界など、ホスピタリティが重要になる業界への就職をめざす学生が多いそうです。

体験型学習は本学の卒業生でもある、宿泊部ホテルマネージャーの松下晴洋さんによるアクティブ・ラーニングからスタートしました。ホテル業界で働く人材において大切なことやロイヤリティ、ホスピタリティなどについてご説明がありました。さらに、身だしなみから声のトーンに至るまで細かく教えていただき、「ありがとうございました」の一言にも、さまざまな工夫と配慮がなされていることがわかり、学生たちはプロとして働く人たちの想像以上の意識の高さに驚いている様子でした。
松下ホテルマネージャーからは愛知学院大学の後輩でもあるゼミ生たちへ「大きな目標を達成するには、小さな目標をこまめに立て、それをクリアしていくことです。皆さんにはこれから就職活動をはじめ、さまざまな人生の岐路があると思います。その岐路で重要になるのは、自分の中で何を大切にしたいかを考えること。後悔のない選択と人生を送ってください」と温かいエールをいただきました。

 

さらに結婚式のための神殿やチャペル、披露宴会場や企業の会議などで使われるバンケットルーム、そして客室ではスイートルームまでを見学させていただきました。ホテル=宿泊というイメージがあった学生たちですが、それだけではないさまざまなホテルの使われ方を総支配人室総務グループの和田さんのアテンドでご説明いただきました。説明内容はもちろん、和田さんのホテルマンならではの洗練された身のこなし、途中でお会いしたお客様への細やかな声掛けなどを目の当たりにし、その姿にも学生たちは大きく感銘を受けた様子でした。

 

参加した学生の一人池尾沙弥さんは「ホテルマネージャーさんからのアクティブ・ラーニング授業や皆さんの姿を拝見して、具体的な将来イメージが描けました」と語り、ホテル業界への就職を検討しているという浅野菜々子さんは「体験型学習に参加してみて『やっぱりホテル業界に』という思いが強くなりました」と笑顔で答えていました。

松岡教授は「大学で知識を身につけるだけにとどまらず、実際に現場に出て、学んだ知識を体感して自分のものにする。学生たちにとってこれは大変貴重な体験・学びになるでしょう。コロナ禍でさまざまな困難がありますが、今後もこのような体験型学習や、現場で活躍する方を招いた授業など、現場を感じる学びの機会を増やしていければ」と語りました。

入試センター入試広報課