
1930年代のプリンセス「白雪姫」は、家事をしながら王子様が迎えにくるのを待つ、受け身な女性。一方、1990年代の「美女と野獣」の主人公ベルは、家事よりも読書が好き。自分で運命を切り拓こうとする積極的なプリンセスです。その変遷は、実際の社会における女性像そのもの。違いを見つけることで、学びを深めていきます。
「翻訳法」の授業で基本的なルールを学ぶと、自分ならではの字幕が作れるようになります。たとえば、“You can’t get what you want just by wishing for it. ”という女の子のセリフの場合、「待ってるだけじゃ、手に入らないわ」のように柔軟な発想で表現。原文のメッセージを正確に伝えるために、言葉のセンスをとことん磨きます。