ホームカミングデー開催を祝して

愛知学院大学 学長 引田弘道

昭和28年(1953)、愛知学院大学が設立されました。当初は商学部商学科のみで出発しました。爾来本学は発展を続け、現在では、4キャンパスに10学部16学科、1万1千名の学生が学ぶ総合大学へと発展してまいりました。また14万人を超える同窓生が東海地区を中心に活躍しておられます。現在、日本の大学は地域社会との連携、同窓生との緊密な交流を重視しております。地域の人たちに認められることは、大学の活動にとって必要不可欠なことですし、社会で活躍されている同窓の先輩諸氏と現役学生とが交流を持つことは、彼らの人生設計に大きなプラスになることだと確信しております。
昭和49年(1974)日進キャンパスが開設されました。広大な敷地に学舎が広がり、駐車場も完備した、まさにアメリカ型のキャンパスです。平成26年(2014)、名古屋市北区に名城公園キャンパスが開設されました。名古屋の商業、行政の中心地に近く、地下鉄名城線の駅からすぐの、まさしく都心型のキャンパスです。残念なことに、コロナ禍が始まり、折角の新しいキャンパスに同窓生の皆様をお迎えすることが出来ませんでした。忸怩たる思いでいっぱいです。また本年8月には地下鉄東山線の覚王山駅近くの末盛キャンパスに新たに歯学部臨床教育棟が完成する予定です。歯学部の学生が実習に、さらには国家試験対策に専念できるよう設計された建物です。
以上の理由から、今回ホームカミングデーを全学で開催することになりました。各学部からは様々な特色ある企画を立案していただいています。同窓生の皆様には懐かしい思い出の詰まった校舎で、あるいは新しい校舎で、「往古、現在、そして未来の愛知学院大学」を感じ取っていただけたら幸いです。この取り組みは今回だけではなく、今後も出来る限り開催していきたいと願っています。さらには、ホームカミングデーという特別な日に限らず、同窓生の皆様が時間のある時にいつでもお立ち寄りいただき、現役の学生諸君とフランクな交流ができる環境をどのようにして作り上げていくことができるか、常に頭を悩ましております。皆様の自由なご助言をお待ちしております。

愛知学院大学 学長 引田弘道

ホームカミングデーの開催を祝して

同窓会連絡協議会  議長
商経会 会長 余語 充伸

同窓会連絡協議会 議長 商経会 会長 余語 充伸 愛知学院大学のホームカミングデー、それは学生たちにとって特別な日です。
卒業生たちが母校に帰ってくる日、新入生たちが大学の魅力を感じる日、そして在学生たちが誇りを持って大学の一員としての絆を再確認する日です。
ホームカミングデーは、タイムスリップのような体験をもたらしてくれます。
大学時代に過ごした場所や人々と再び交流することで、過去の思い出がよみがえり、心は温かな幸せに包まれるのです。卒業生たちは、忙しい日常から解き放たれ、学生時代に戻ったかのようなひとときを過ごすことができるでしょう。
そして、名城公園キャンパスで開催される『写真とともに振り返る商学部』では、大学70周年の歴史の内での、あなたの学生時代の懐かしい写真に出会えるかもしれません。
特に1回生は、新たな友人との出会いや、クラブ活動や大学祭(日進キャンパス・名城公園キャンパスでは同日に開催される)など、自らが参加するイベントを通じて、他の学生たちとの交流を深め、大学生としての一歩を踏み出すことができる、非常に重要な日です。
さらに、卒業生たちからのアドバイスやエールを受けることで、自らの学びの成果を実感し、将来への活力を養うことができるでしょう。
今回は、愛知学院大学が創立70周年を迎え、初めてのホームカミングデーです。
10月8日(日)は楠元キャンパス、10月15日(日)は名城公園キャンパス、10月28日(土)は日進キャンパス、11月19日(日)は末盛キャンパスの4か所で、それぞれイベントが開催されます。
皆さまの参加を心待ちにしています。是非とも、キャンパスに足をお運びください。