開講年度2023
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
科目名博物館実習(学内)
担当教員村田 信彦
学期曜日時限通年 月曜日 5時限
通年集中 その他 集中
チームコードddiet0s
科目区分その他
授業形態実験・実習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーL313-851-20
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
博物館資料の取り扱いと展示および教育普及
授業の概要
1.博物館学芸員が現場で扱う資料の取り扱い方法について、実務実習を行います。掛軸、巻子、茶碗、立体作品の取り扱いについて、実際に作品を扱い実習します。
2.博物館資料の展示について、作品選定からキャプション・パネル制作、展示、撤収まで、一連の展示作業の流れを実習します。実習の成果は日進市岩崎城址公園内「展望塔岩崎城2階」にて展示を行い、一般来場者に公開します。
3.教育普及について、博物館で行われる教育普及事業の準備、実施などの作業を通じて、歴史を伝える方法を学びます。教育普及実習は日進市岩崎城歴史記念館および日進市旧市川家住宅にて行います。
授業の到達
目標
実務実習では、実際に博物館の現場で取り扱うことになる主な資料を取り上げて実習し、実践で必要とされる各種手法の基礎を習得します。また展示に関わる一連の流れを実際に行い、来館者に見学頂くことで、資料の見せ方、解説の仕方を習得します。教育普及実習では博物館における教育普及事業を行うことで歴史の伝え方を学び、参加者と触れ合うことで、学芸員として今後必要になる人とのコミュニケーションについての理解を深めます。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
なし
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
この授業では、本教員が学芸員として勤務した様々な実務経験を活かし、実践で必要となる実務や知識を身に付けます。
授業計画(春)
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1全体オリエンテーション
○博物館実習の目的について学びます
【予習】実習の目的について2年時に学んだことを踏まえて考察しておくこと(120分)
【復習】授業で学んだ博物館実習の目的について見直しておくこと(120分)
21. 博物館資料の取り扱い(月曜5限)
1) 取り扱いの注意点 (A)
2) 取り扱いの注意点 (B)
3) 取り扱いの注意点 (C)
【復習】授業で学んだ取り扱いの注意点について見直しておくこと(180分)
34) 資料の保全 (A)
5) 資料の保全 (B)
6) 資料の保全 (C)
【復習】授業で学んだ資料の保全について見直しておくこと(180分)
47) 掛軸 (A)
8) 掛軸 (B)
9) 掛軸 (C)
【復習】授業で学んだ掛軸の取り扱い方法について見直しておくこと(180分)
510) 巻子 (A)
11) 巻子 (B)
12) 巻子 (C)
【復習】授業で学んだ巻子の取り扱い方法について見直しておくこと(180分)
613) 和装本 (A)
14) 和装本 (B)
15) 和装本 (C)
【復習】授業で学んだ和装本の取り扱い方法について見直しておくこと(180分)
716) 茶碗 (A)
17) 茶碗 (B)
18) 茶碗 (C)
【復習】授業で学んだ茶碗の取り扱い方法について見直しておくこと(180分)
819) 立体作品の梱包 (A)
20) 立体作品の梱包 (B)
21) 立体作品の梱包 (C)
【復習】授業で学んだ立体作品の梱包方法について見直しておくこと(180分)
92.博物館資料の展示(土曜4限) 
歌川広重「名所江戸百景」
1) 作品選定 (A)
2) 作品選定 (B)
【予習】歌川広重「名所江戸百景」について調べておくこと(180分)
103) 作品調査 (A)
4) 作品調査 (B)
【予習】歌川広重「名所江戸百景」のうち、自分が選んだ作品について調べておくこと(240分)
115) キャプション制作 (A)
6) キャプション制作 (B)
【予習】歌川広重「名所江戸百景」のうち、自分が選んだ作品について調べておくこと(180分)
127) パネル制作 (A)
8) パネル制作 (B)
【予習】歌川広重「名所江戸百景」のうち、自分が選んだ作品について調べておくこと(180分)
139) 展示作業 (A)
10) 展示作業 (B)
【復習】展示作業の注意点などを復習しておくこと(180分)
1411) ギャラリートーク (A)
12) ギャラリートーク (B)
【復習】ギャラリートークを行う際の注意点などを復習しておくこと(180分)
1513) 撤収作業 (A)
14) 撤収作業 (B)
【復習】撤収作業の注意点などを復習しておくこと(120分)
試験実施方法(春)
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法(春)
評価方法割合評価基準
資料の取扱い40%取り扱いの理解度
展示の成果50%調査がしっかり行われているか、独創性があるか。
授業態度10%授業への意欲、態度、授業中の私語、携帯電話の使用、欠席・遅刻状況等。
授業計画(秋)
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
13.教育普及実習
1) オリエンテーション
【復習】スケジュール・必要事項を確認しておくこと(60分)
22) 教育普及実習準備
 小牧・長久手の戦い双六作成(A)
 日進市の歴史双六作成(B)
 昔の遊びをしよう資料作成(C)
【復習】実際に博物館で実習を行う上で必要な知識を勉強しておくこと(180分)
33) 教育普及実習準備
 小牧・長久手の戦い双六作成(A)
 日進市の歴史双六作成(B)
 昔の遊びをしよう資料作成(C)
【復習】実際に博物館で実習を行う上で必要な知識を勉強しておくこと(180分)
44) 教育普及実習
 小牧・長久手の戦い双六教室準備(A)
 日進市の歴史双六教室準備(B)
 昔の遊びをしよう教室準備(C)
【復習】実習を行った上で、教育普及に必要なこと、学芸員にとって必要になるスキルとはどのようなものか考え報告会への準備をすること(180分)
55) 教育普及実習
 小牧・長久手の戦い双六教室(A)
 日進市の歴史双六教室(B)
 昔の遊びをしよう教室(C)
【復習】実習を行った上で、教育普及に必要なこと、学芸員にとって必要になるスキルとはどのようなものか考え報告会への準備をすること(180分)
66)教育普及実習
 小牧・長久手の戦い双六撤収(A)
 日進市の歴史双六教室撤収(B)
 昔の遊びをしよう教室撤収(C)
【復習】実習を行った上で、教育普及に必要なこと、学芸員にとって必要になるスキルとはどのようなものか考え報告会への準備をすること(180分)
77) 教育普及実習報告【復習】他の実習報告を聞き、自分たちの教育普及実習との違いなどを聞き、どのような教育普及を行うことがよいのか考え、内容をまとめること(180分)
88) 館務実習事前準備
【課題】館務実習を希望する館について事前調査
課題】自分の希望館について調べておくこと(180分)
【復習】発表について参考になった点をまとめ、館務実習に臨む準備とすること。(120分)
99) 館務実習事前準備【復習】発表について参考になった点をまとめ、館務実習に臨む準備とすること。(180分)
1010) 館務実習事前準備【復習】発表について参考になった点をまとめ、館務実習に臨む準備とすること。(180分)
1111)館務実習事前準備【復習】発表について参考になった点をまとめ、館務実習に臨む準備とすること。(180分)
1212) 館務実習事前準備【復習】発表について参考になった点をまとめ、館務実習に臨む準備とすること。(180分)
1313) 館務実習事前準備【復習】発表について参考になった点をまとめ、館務実習に臨む準備とすること。(180分)
1414) 館務実習事前準備【復習】発表について参考になった点をまとめ、館務実習に臨む準備とすること。(180分)
1515) 館務実習事前準備【復習】発表について参考になった点をまとめ、館務実習に臨む準備とすること。(180分)
試験実施方法(秋)
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法(秋)
評価方法割合評価基準
教育普及実習のレポート60%学芸員課程で学んだことを生かした内容となっているか。
実習希望館の調査レポート30%課題に対する内容が調べられているか。
授業態度10%授業への意欲、態度、授業中の私語、携帯電話の使用等。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜資料を配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『なし』
参考URL
1.なし
質疑応答
授業中および授業後に直接対応します。
または下記メールにて受け付けます。 
email: nobuhiko1983jp@yahoo.co.jp
備考
資料の取り扱いおよび教育普及実習についてはA、B、Cの3グループに分かれます。グループを間違えないようにしてください。
展示実習についてはA、Bの2グループに分かれて行います。グループにより展示作業を行う時期が違いますので気を付けてください。
また土曜日4限に実施する展示実習および教育普及実習については一部3、4限や2~4限となる場合もあります。
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更新日付2023/02/23 12:34:21