開講年度2023
科目名歯の構造
科目ナンバーD111-571-06
開講学科2021年度歯学部歯学科
(全)開講学科2021年度歯学部歯学科
部門専門  
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者★本田 雅規
実務経験教員歯科医師
関連性が高いディプロマ・ポリシー②倫理観・生命科学の基本的知識
単位数1
曜日・時限秋学期 金曜日 3時限 楠元図書館4階大教室
秋学期 金曜日 4時限 楠元図書館4階大教室


コーディネーター
担当講座
口腔解剖学講座〔質問用メールアドレス kkaibou2@dpc.agu.ac.jp
担当者
主任教授:本田雅規、講師:加藤彰子
授業の概要
(目的)
歯科医学を習得するために必要な歯と口腔の諸器官について、形態学的な特徴を学ぶ。口腔諸器官の構造と機能を学ぶことで、臨床歯学で学ぶ疾患の病因や病態を捉えることができる基礎知識と学力を身につける。
 また、主として歯の形態の特徴について歯種、顎差、左右差の鑑別ができ、さらに顎口腔の機能を合わせた理解ができるようにする。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』
◎「歯の解剖学」藤田恒太郎原著、第22版 金原出版
  ISBN978-4-307-45007-2  ¥5,631+税

『参考書』
「口腔解剖学」脇田稔監修、第1版 医歯薬出版
  ISBN978-4-263-45634-7 ¥11,000+税
講義(実習)
の方法・形式
板書およびパワーポイントによる説明を併用して行う。
講義資料はPDF化して配布をする予定である。
必要機器
配布資料はPDF化してTeamsにアップしているのでダウンロードできる機器(ノートPC又はタブレットPC)が必要
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
授業内試験を行った場合は回収・採点後、次回の講義にて答案を返却し解答の解説を行う。
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1【【講義項目】
歯と歯周組織の構造の概論

【一般目標(GIO)】
歯の肉眼的形態と機能を理解することで、臨床歯科医学の科目が理解できるようになることを目標とする。
【講義内容】
歯と歯の形(形態)
【到達目標(SBOs)】
歯と歯周組織の構造の特徴を説明できる。
1. 歯に興味をもつ
2. 歯とは何か
3. 哺乳類の歯の定義
4. 歯の形(形態)
【予習・復習】
予習 ・学習内容の確認をする(5分)
復習 ・講義で学んだ内容の再確認を行う(40分)
【コアカリ】
E-3-1)
本田 雅規
2【講義項目】
歯の解剖学総論1(1)

【一般目標(GIO)】
歯の常態を理解するために、歯の種類と名称、歯種と位置を表すための記号と歯式および歯の方向用語を修得する。
【講義内容】
歯の解剖学総論

【到達目標(SBOs)】
総論:以下の項目を説明できる。
1. 歯の機能

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(30分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(10分)

【コアカリ】
E-3-1)

◎歯の解剖学 p.1~7
 口腔解剖学 p.5〜6
加藤 彰子
3【講義項目】
歯の解剖学総論1(2)

【一般目標(GIO)】
歯の常態を理解するために、歯の種類と名称、歯種と位置を表すための記号と歯式および歯の方向用語を修得する。
【講義内容】
歯の解剖学総論

【到達目標(SBOs)】
総論:以下の項目を説明できる。
1. 歯の外形
2. 歯の内景
3. 歯の固定

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(30分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(10分)

【コアカリ】
E-3-1)

◎歯の解剖学 p.1~7
加藤 彰子
4【講義項目】
歯の解剖学総論2

【一般目標(GIO)】
歯の常態を理解するために、歯の種類と名称、歯種と位置を表すための記号と歯式および歯の方向用語を修得する。
【講義内容】
歯の解剖学総論

【到達目標(SBOs)】
総論:以下の項目を説明できる。
1. 歯の種類、名称と記号
2. 歯式、方向用語
3. 歯冠と歯根の形態と歯頸線

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ用語とその意味を再確認する(20分)

【コアカリ】
E-3-1)-②

◎歯の解剖学 p.7~28
加藤 彰子
5【講義項目】
歯の解剖学総論3

【一般目標(GIO)】
歯の常態を理解するために、歯の鑑別法の手順と左右の鑑別に必要な法則を修得する。
【講義内容】
歯の解剖学総論

【到達目標(SBOs)】
総論:以下の項目を説明できる。
1. 歯の鑑別法
2. ミュールライターの三歯徴

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ用語とその意味を再確認する(20分)

【コアカリ】
E-3-1)-②

◎歯の解剖学 p.113~136
加藤 彰子
6【講義項目】
永久歯の特徴

【一般目標(GIO)】
現代人の永久歯の歯種による形態と機能および歯の大きさを比較し、歯冠浮彫像、歯根の形態を理解し、上下顎、左右側の鑑別を修得する。
【講義内容】
永久歯の特徴

【到達目標(SBOs)】
次の歯種の特徴を説明できる。
1. 切歯:各切歯の特徴
2. 犬歯:各犬歯の特徴

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(20分)

【コアカリ】
E-3-1)-②

◎歯の解剖学、p.35~59
加藤 彰子
7【講義項目】
永久歯の特徴

【一般目標(GIO)】
現代人の永久歯の歯種による形態と機能および歯の大きさを比較し、歯冠浮彫像、歯根の形態を理解し、上下顎、左右側の鑑別を修得する。
【講義内容】
永久歯の特徴

【到達目標(SBOs)】
次の歯種の特徴を説明できる。
1. 小臼歯:各小臼歯の特徴
2. 大臼歯(1):上顎大臼歯の特徴

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(20分)

【コアカリ】
E-3-1)-②

◎歯の解剖学、p.59~92
加藤 彰子
8【講義項目】
永久歯の特徴

【一般目標(GIO)】
現代人の永久歯の歯種による形態と機能および歯の大きさを比較し、歯冠浮彫像、歯根の形態を理解し、上下顎、左右側の鑑別を修得する。
【講義内容】
永久歯の特徴

【到達目標(SBOs)】
次の歯種の特徴を説明できる。
1. 大臼歯(2):下顎大臼歯の特徴
2. 各永久歯の大きさの特徴

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(20分)

【コアカリ】
E-3-1)-②

◎歯の解剖学、p.92~111
加藤 彰子
9【講義項目】
乳歯の特徴

【一般目標(GIO)】
永久歯と乳歯の形態的特徴を比較し、乳歯の原始的形態の意義を修得する。
【講義内容】
乳歯の特徴

【到達目標(SBOs)】
次の特徴を説明できる。
1. 乳歯の一般的形態的特徴
  代生歯との比較

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(20分)

【コアカリ】
E-3-1)-②

◎歯の解剖学、p.137~140
加藤 彰子
10【講義項目】
乳歯の特徴

【一般目標(GIO)】
永久歯と乳歯の形態的特徴を比較し、乳歯の原始的形態の意義を修得する。
【講義内容】
乳歯の特徴

【到達目標(SBOs)】
次の特徴を説明できる。
1. 各乳歯の形態的特徴
2. 各乳歯の大きさの特徴

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(20分)

【コアカリ】
E-3-1)-②

◎歯の解剖学、p.140~158
加藤 彰子
11【講義項目】
歯の配列の特徴

【一般目標(GIO)】
上顎歯と下顎歯の位置関係を理解し、顔面頭蓋における歯列の役割を修得する。
【講義内容】
歯の配列と咬合の特徴

【到達目標(SBOs)】
歯の配列の特徴を説明できる。

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(20分)

【コアカリ】
E-3-1)-②

◎歯の解剖学、p.159~167
加藤 彰子
12【講義項目】
咬合の特徴

【一般目標(GIO)】
上下顎歯列の位置関係と咀嚼機能を理解する。
【講義内容】
歯の配列と咬合の特徴

【到達目標(SBOs)】
咬合の特徴を説明できる。

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(20分)

【コアカリ】
E-3-1)-②

◎歯の解剖学、p.167~177
加藤 彰子
13【講義項目】
歯の異常

【一般目標(GIO)】
歯の異常の成因について系統発生学的に理解し、形態の異常について発生学的な立場から修得する。
【講義内容】
歯の異常

【到達目標(SBOs)】
歯の異常を説明できる。
1. 歯の異常の成因と起こり方
2. 歯数の異常

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(20分)

【コアカリ】
E-3-2)-③

◎歯の解剖学、p.179~196
加藤 彰子
14【講義項目】
歯の異常

【一般目標(GIO)】
歯の異常の成因について系統発生学的に理解し、形態の異常について発生学的な立場から修得する。
【講義内容】
歯の異常

【到達目標(SBOs)】
歯の異常を説明できる。
1. 形態の異常
2. 位置の異常
3. 咬合の異常

【予習・復習】
予習
・学習内容の確認をする(5分)
・教科書の該当ページを読んでおく(20分)
復習
・講義で学んだ内容の再確認を行う(20分)

【コアカリ】
E-3-2)-③

◎歯の解剖学、p.196~216
加藤 彰子
留意事項
本講義は,歯科臨床の基盤となる専門用語を学ぶ講義ともいえる。したがって,その専門用語は,講義だけでは理解が困難である。講義の前に,必ず講義範囲の教科書を熟読して,分からないところを事前に見つけて,講義を受けると理解が高まる。講義は連続しているので欠席しないことが肝心である。

※授業中のスマートフォン操作は教員による指示があった時以外は厳禁とします。
授業以外の
学習方法
参考書が図書館にあるので利用すること。講義中にわからなかったことは,教員に尋ねることで次の講義までに解決すること。わからないことが蓄積すると,後になって理解するのが困難になる。
 疑問が生じた場合は、講義時間以外に質問することができるので、歯学部口腔解剖学講座質問用メールアドレス (kkaibou2@dpc.agu.ac.jp)にメールしてください。平日の4時限終了後、原則毎日(会議中を除く)受け付けます。
成績評価方法
学期末試験(100%)但し,中間テストや授業内のテストなどにより加点する。
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更新日付2023/02/28 09:41:05