開講年度2023
開講学科2021年度心身科学研究科心理学専攻博士前期課程
科目名臨床心理学研究法特論b 講義
担当教員齋藤 眞
学期曜日時限秋学期 水曜日 2時限
チームコード
科目区分
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
臨床実務に関わる研究への基本視点の整理
授業の概要
臨床心理学の専門職の実務で求められる課題について、特に個人心理療法の治療関係において共有されるイメージ素材をもとに、個人心理療法での具体的な見立てや病理理解・治療プロセスなどについて理解を深める。様々な実務領域での素材について検討・概説を加える方向を重視してゆく場合もある。今年度は特に、対面面接と遠隔面接にも関わる心理療法の時空間での体験について、下記授業計画の項目に重ねつつ、検討予定。
授業の到達
目標
臨床実務実践で扱われる事例に対する基本的な考え方を「臨床心理学研究a」を補う形で、より基本的な理論的な考え方や実践への視点などについて実践的に概説します。臨床心理学での専門知識・実践態度として、具体的な現場の事例に基づいて、その研究への視点を整理し、その理解を深めてゆくことを目標とします。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
小テストと小課題は授業内でフィードバック予定。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
守秘義務や著作権に配慮しつつ随時紹介予定。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1深層心理学【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
2力動的心理療法【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
3実践的分析心理学1
イメージ
【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
4実践的分析心理学2
目的論
【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
5実践的分析心理学3
治療関係論
【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
6実践的分析心理学4
病理の理解
【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
7実践的分析心理学5
治療目標の考え方
【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
8実践的分析心理学6
治療プロセスの理解
【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
9実践的分析心理学7
見立て
【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
10イメージと治療関係の実践的理解【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
11イメージと見立ての実践的理解【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
12治療プロセスにおけるイメージの変容の実際【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
13見立てとインフォームドコンセント【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
14実践的分析心理学8
個性化
【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
15まとめと振り返り【予習】資料室・図書館資料、またはインターネットを利用して当該テーマについて把握する(60)
【復習】講義を見直して、疑問点を整理する(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
授業内レポート50%求められている課題の達成状況に応じて点数化
授業内発表・質疑応答50%授業への取り組みを評定。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『未定』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『Q&Aで学ぶ心理療法の考え方・進め方』竹内健児創元社2300978-4-422-11597-9 C3
2.『100のワークで学ぶ カウンセリングの見立てと方針』竹内健児創元社29709784422117669
参考URL
質疑応答
授業内と予約制オフィスアワー
備考
春学期「臨床心理学研究法特論a」を履修していなくても履修登録可能。もちろん春学期と連続して受講するとより理解はしやすいです。毎回、出席を確認します。やむを得ず欠席することが事前にわかっている場合は予め教員に申し出て下さい。2/3以上の授業に出席した者のみ成績評価の対象とします。授業目標には沿いつつ、扱うテーマや素材は柔軟に変更する可能性があります。自分自身や対人関係などついて真摯に向き合うところに気をつけて、授業に臨んで下さい。
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更新日付2023/02/02 14:38:26