開講年度2023
開講学科2017年度経済学研究科経済学専攻修士課程
科目名日本経済史Ⅱ 講義
担当教員二谷 智子
学期曜日時限秋学期 木曜日 1時限
チームコード
科目区分
授業形態
対象学年1年
単位数2
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
貧困・感染症流行と地域社会の対応 -18 世紀から20世紀日本の経験‐
授業の概要
日本の18世紀から20世紀における感染症流行と政府の対応に関する近年の研究内容を概説して紹介する。なお、受講生にもテキストを読んでレジュメを準備してもらい、それを元に議論する。
授業の到達
目標
日本の過去にさかのぼり、貧困や感染に過去の人々がどのように対応したのか、政府の諸対策を最新の研究成果に依拠して理解する。各時期の貧困と感染症への対応を地域社会と人々の対応、関係諸法制定の影響などに注目しつつ、貧困と感染症流行が地域社会に与えた影響を理解し、説明できるようになり、今日の同様の課題解決への手がかりを得る。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表後にWebCampusの講義連絡にて伝達する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
なし
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1イントロダクション
文献の紹介と簡単な概説、および講義ないデスカッションの為の質問担当箇所分担の決定(90分)。
シラバスを読む(60分)。
テキストの序章を読む(180分)。
2木下光生「近世日本の貧困救済と村社会」荒武賢一朗編『近世日本の貧困と医療』第1章の講義(70分)とデスカッション(20分)。本講義で扱うテキスト箇所を読み、質問を考える(240)分。
3スーザン・バーンズ「近世日本の「俗医学」と医薬市場の空間」荒武賢一朗編『近世日本の貧困と医療』第2章の講義(70分)とデスカッション(20分)。【受講者報告 1】。本講義で扱うテキスト箇所を読み、レジュメを作成する(240分)。
4荒武賢一朗「天草諸島の人口増大と産業の形成」荒武賢一朗編『近世日本の貧困と医療』第3章の講義(70分)とデスカッション(20分)。本講義で扱うテキスト箇所を読み、質問を考える(240)分。
5渡辺尚志「山野からみた明治維新」荒武賢一朗編『近世日本の貧困と医療』第4章の講義(70分)とデスカッション(20分)。【受講者報告 2】。本講義で扱うテキスト箇所を読み、レジュメを作成する(240分)。
6竹原万雄「コレラ流行と「自衛」する村落社会」荒武賢。一朗編『近世日本の貧困と医療』第5章の講義(70分)とデスカッション(20分)。本講義で扱うテキスト箇所を読み、質問を考える(240)分。
7竹原万雄『近代日本の感染症対策と地域社会』序章の講義(70分)とデスカッション(20分)。
【受講者報告 3】。
本講義で扱うテキスト箇所を読み、レジュメを作成する(240分)。
8同上書第1章の講義(70分)とデスカッション(20分)。本講義で扱うテキスト箇所を読み、質問を考える(240)分。
9同上書第2章の講義(70分)とデスカッション(20分)。【受講者報告 4】本講義で扱うテキスト箇所を読み、レジュメを作成する(240分)。
10同上書第3章の講義(70分)とデスカッション(20分)。本講義で扱うテキスト箇所を読み、質問を考える(240)分。
11同上書第4章の講義(70分)とデスカッション(20分)。
【受講者報告 5】
本講義で扱うテキスト箇所を読み、レジュメを作成する(180分)。レポート課題の作成(60分)。
12同上書第5章の講義(70分)とデスカッション(20分)。本講義で扱うテキスト箇所を読み、質問を考える(180分)。レポート課題の作成(60分)。
13同上書第6章の講義(70分)とデスカッション(20分)。
【受講者報告 6】。
本講義で扱うテキスト箇所を読み、レジュメを作成する(180分)。レポート課題の作成(60分)。
14同上書第8章の講義(70分)とデスカッション(20分)。本講義で扱うテキスト箇所を読み、質問を考える(180分)。レポート課題の作成(60分)。
15同上書第13章および終章の講義(70分)とデスカッション(20分)。
【受講者報告 7】。
本講義で扱うテキスト箇所を読み、レジュメを作成する(180分)。レポート課題の作成(60分)。
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
報告レジュメ+質問50%担当箇所のレジュメおよび質問が分かりやすく、適切にまとめられている。質問が的確である。
レポート作成50%テーマに対する課題設定の適切さ、および分析視角、方法、内容、結論までが論理的であること。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『近世日本の貧困と医療』荒武賢一朗編古今書店3,800+税978‐4‐7722‐5310‐9
2.『近代日本の感染症対策と地域社会』竹原万雄清文堂出版株式会社8,800+税978‐4‐7924‐1483‐2
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『暮らしのなかの健康と疾病』福士由紀・市川智生・アレクサンダー・R・ベイ・金頴穂編東京大学出版会4,200+税978‐4‐13‐020311‐1
参考URL
質疑応答
授業内で受け付ける。
備考
教科書は各自で購入して準備してください。
画像
ファイル
更新日付2023/02/13 19:29:18