開講年度2023
開講学科2017年度商学研究科商学専攻博士前期課程
科目名国際ビジネス論研究(Ⅱ)(ビジネス戦略)B/国際ビジネス論研究(Ⅳ)(ビジネス戦略)B 講義
担当教員梶浦 雅己
学期曜日時限秋学期 水曜日 4時限
チームコード
科目区分
授業形態
対象学年1年
単位数2
科目ナンバー
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
国際ビジネスを学び、研究調査へ応用する
授業の概要
国際ビジネスの応用的な事項を習得し、大学院レベルの研究調査へ応用できるようにする。欧州多国籍企業2社に勤務し実務経験を有する教員が、国際ビジネスの事例を通じてスキル、方法を教材を利用して解説し教授するので理解しやすい。
授業の到達
目標
グローバル社会が到来し、今やあらゆる商品やサービスは国境を越えて流通しています。しかし一方では、EU,NAFTAなど地域経済圏といった地域主義(リージョナリズム)が活性化しています。また依然として各国主権国家は健在です。すなわち現在の世界は、グローバル(全世界)、リージョン(地域)、ローカル(各国家)といった多層な構造によって構成されています。
 こうした環境において、国際ビジネスを展開する多国籍企業が具体的なビジネスとマーケティング戦略行動をおこなっているのかを理解し、大学院の研究調査に応用できるようにすることに繋げるのが本科目の目的です。 講義内容は国際ビジネス論Aを履修した前提で進めますので、履修していないと理解が難しい。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
フィードバックは問い合わせがあれば、メール、Teams、または面談・書面などで個別に対応する。感染症拡大により、対面以外の授業となる場合は、課題、試験方法を変更することがあるので、別途連絡する。コロナ禍のためにマスク着用の義務付け、研究室外での応対、またはメールでの対応となります。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
教員の国際ビジネス実務経験を教科書内容にそって教授する
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション:この授業のテーマ、概要、到達目標、各回の学習内容とスケジュール、予習復習などについて説明する。予習:テキストの準備、概要をノートに纏める(120)
復習:授業の進め方、学習の仕方をノートに纏める (120)
2外国市場参入戦略:
1参入方法の選択、2参入方式について
予習:章を熟読し概要と疑問点ノートに纏め、報告用資料を作成する(120)
復習:授業内容の纏めと該当する練習問題を解く(120)
3戦略提携:
1提携から戦略提携へ、2特徴と戦略遂行の留意点
同上
4M&A:
1概念と目的、分類、2世界と日本の動向
同上
5R&D:
1概要、2グローバル化のメリット・デメリット、2グローバルR&D組織、3海外R&D拠点の役割と成長
同上
6調達・生産・ロジスティックス:
1価値連鎖との関係、2グローバル調達・生産・ロジスティックスの特徴
同上
7標準化:
1定義、2背景と動向、3国際ビジネスとの関係
同上
8組織:
1組織構造、2企業統制との関係、3組織文化、4グローバル組織
同上
9人的資源管理(HRM):
1HRMとは、2EPRGアプローチ、3スタッフィングポリシー、4人事評価システム、5ハラスメント
同上
10マーケティング戦略1 市場調査:
1マーケティングミクス、2外国市場の多様性と参入方法
同上
11マーケティング戦略2 市場調査:
1市場調査の手順と方法、2機能等価性
同上
12マーケティング戦略3 市場細分化:
1市場細分化戦略とは、2細分化の方法
同上
13プロジェクトマネジメント:
1グローバルビジネスとの関係、2種類と発展
同上
14グローバルブランド:戦略とマネジメント同上
15総括
14回までの纏めと要点のレビュー
これまでの学習をノートに纏める(120)
これまでの学習した章の練習問題を再度解答して採点し、誤答を修正する(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
課題(報告や発表資料)100正確性、分析力、事例の適格性による得点による評価
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『はじめて学ぶひとのためのグローバルビジネス』梶浦雅己編著文眞堂2700978-4-8309-5070-4購入のこと
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ICTコンセンサス標準』梶浦雅己文眞堂2500978-4-8309-4800-8
2.『IT業界標準』梶浦雅己文眞堂32004-8309-4506-0
3.『国際ビジネスと技術標準』梶浦雅己文眞堂3000978-4-8309-4573-1
参考URL
質疑応答
オフィスアワー 通年 昼休み(12:10~13:10) 研究室2918 あらかじめ授業時間後かメールで予約すること msmkj*dpc.agu.ac.jp *は@へ変更してください。コロナ禍のためにマスク着用の義務付け、研究室外での応対、またはメールでの対応となります。
備考
授業は対面に限定せず、メール、Teams、学内ウェブキャンパスを利用して柔軟に運用します。
画像
ファイル
更新日付2023/02/02 18:40:21