開講年度2023
開講学科経営学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名教育課程論
担当教員内田 康弘
学期曜日時限秋学期 火曜日 5時限
チームコードdsi3a62
科目区分必修
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーL211-271-30
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
教育課程の制度的展開を学びながら、現代日本の学校教育を考える
授業の概要
日本の教育課程の歴史的・制度的展開を学び、その役割と意義を理解します。具体的には、私たちが日常的に過ごしてきた学校の教育活動や教育内容がどのように成立してきたのか、教育課程に関する歴史的な学びを深めるとともに、その現代的な意義を理解します。その過程を通じて、将来、学校教員としての職務に従事する上で必要な知識を修得するとともに、教育課程の編成主体の一部である学校教員として必要な姿勢・態度の理解を目指します。また、現代日本の様々な「教育問題」について理解を深め、教育課程やカリキュラムがどのように対応しうるのか、その現状と課題を考えます。
本講義は指定されたテキストを中心に学習を進めますが、高校教育での現場経験や学習支援現場へのフィールドワーク等の経験を踏まえた話題提供も心がけたいと思います。
授業の到達
目標
(1)各回の授業には、テキスト内容の予習(当日の授業範囲を一読以上)を行って積極的に参加できる
(2)日本の教育課程の歴史や制度を理解し、その役割と意義について説明できる
(3)現代日本の教育内容に関する歴史的・制度的背景を理解し、多角的な視野に基づいた教育観を養うことができる
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
WebCampusおよびMicrosoft Teamsより、「講義連絡」機能やタイムライン、Microsoft Forms等を使用したフィードバックを行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
高校教育での現場経験や学習支援現場へのフィールドワーク等の経験を踏まえ、教員養成における専門職主義(プロフェッショナリズム)的側面と学術主義(アカデミズム)的側面をバランスよく踏まえた話題提供を心掛ける。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション:本授業の概要とねらいについて【予習】シラバスを読み、この授業のねらいについて確認しておく(60分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(180分~)
2教育の基本的方法と技術(1):テキスト第1章第1節を理解する【予習】テキスト第1章第1節を通読し、授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
3教育の基本的方法と技術(2):テキスト第1章第2節、第3節を理解する【予習】テキスト第1章第2,3節を通読し、授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
4教育課程の定義と学習指導要領の変遷(1):テキスト第2章第1節、第2節を理解する【予習】テキスト第2章第1,2節を通読し、授授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
5教育課程の定義と学習指導要領の変遷(2):テキスト第2章第3節を理解する【予習】テキスト第2章第3節を通読し、授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
6教育課程の定義と学習指導要領の変遷(3):最新の学習指導要領を理解する【予習】学習指導要領解説(総則編)を通読し、重要部分を理解する(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
7「総合的な学習の時間」創設の経緯と実践事例:テキスト第3章を理解する【予習】テキスト第3章を通読し、授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
8カリキュラムマネジメントの理論と実践:テキスト第4章を理解する【予習】テキスト第4章を通読し、授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
9中間試験【予習】テキスト第1章~第4章およびこれまでの講義内容を復習し、中間試験の受験準備を行う(180分~)
【復習】中間試験の結果を踏まえて、不正解の部分を重点的に学び直す(60分~)
10カリキュラムマネジメントの各プロセス(1):テキスト第5章第1~3節を理解する【予習】テキスト第5章第1~3節を通読し、授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
11カリキュラムマネジメントの各プロセス(2):テキスト第5章第4,5節を理解する【予習】テキスト第5章第4,5節を通読し、授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
12アクティブ・ラーニングの普及と実践の要点:テキスト第6章を理解する【予習】テキスト第6章を通読し、授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
13「社会に開かれた教育課程」を実現する教育環境(1):テキスト第7章第1,2節を理解する【予習】テキスト第7章第1,2節を通読し、授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
14「社会に開かれた教育課程」を実現する教育環境(2):テキスト第7章第3,4節を理解する【予習】テキスト第7章第3,4節を通読し、授業のテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
15まとめ・総括【予習】テキスト第1~7章を通読し、印象に残ったテーマに関する新聞記事や文献等を調べる(120分~)
【復習】授業内容を振り返り、Microsoft Formsの課題に回答する(120分~)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験(短答式、選択式、記述式による総合問題)60%日本の教育課程の歴史とその制度的展開、現代的意義を総合的に理解し、その仕組みについて記述することができる
中間試験(短答式、選択式による総合問題)40%第1回~第8回講義で扱った、日本の教育課程および学習指導要領の変遷、カリキュラムマネジメントについて説明することができる
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『未来を拓く教師のための教育課程論』山﨑保寿学陽書房2860978-4313611436
2.『免許取得予定の学校種に関する学習指導要領解説[総則編]も入手しておくこと。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新しい時代の教育課程 第4版(有斐閣アルマ)』田中耕治・水原克敏・三石初雄・西岡加名有斐閣2200978-4571101946
2.『よくわかる教育課程[第2版] 』田中耕治[編]ミネルヴァ書房2860978-4623082698
3.『はじめて学ぶ教育課程』広岡義之[編]ミネルヴァ書房2420978-4623075591
4.『テキスト内掲載文献のほか、必要に応じて授業内で案内します。』
参考URL
質疑応答
原則として、質問や相談などは授業の前後やオフィスアワー(木・金曜日の昼休み)で対応します。どうぞ気軽に声を掛けてください。研究室は2号館5階2515です。
また、確実にアポイントを取りたい際は、Microsoft Teamsの「チャット」およびメール(アドレスは初回の講義で連絡)にてご連絡ください。
備考
受講を希望する方は、必ず指定されたテキストを購入してください。
出欠確認として、毎回の講義後にMicrosoft Formsを用いて課題の提出を求めます。公欠を除く6回以上の欠席(6回以上の課題未提出)によって単位認定資格を失います。

【履修上の重要事項】
・教職をめざす者として望ましい姿勢で授業に参加してください(遅刻・欠席等に充分注意すること)。
・Forms課題の提出期限は、講義日の23:59までです(厳守)。
・単位認定には中間・定期試験両方の受験が必須です。
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更新日付2023/02/17 19:05:28