開講年度2023
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
2020年度商学部商学科
科目名租税法A(基礎)/税法
担当教員四方田 彰
学期曜日時限秋学期 火曜日 3時限
チームコードzxtgx7j
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーM231-162-81
C231-212-81
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
C-DP2-1 ビジネスの現場において必要不可欠とされる広範な知識や技能を修得している。 ◎ M-DP1-2 社会の課題を発見し解決を図る能力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
租税法の基本的事項の学習
授業の概要
国民が安心して暮らせる社会のために租税(税金)は必要であり,租税に関する知識も社会生活を営む上で欠かせません。しかし,租税の税目は多岐にわたり,体系的に理解することは簡単ではありません。
そこで,本講義においては租税に関する基礎知識を得るため,①税法総論,②所得税法,③法人税法について学修します。
授業の到達
目標
商学部のカリキュラム・ポリシーに即して,実務で通用する租税に関する知識を体系的に習得し,税目に関する区分ができるようにします。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業内で行うミニテストと定期試験期間の試験に基づき,併せて評価を行います。
定期試験の答案は成績発表後,2週間以内に希望者にメール添付で返却します(ミニテストの返却は行いません)。
講義期間中においては,授業終了後に質疑応答の時間を設け,理解度を上げる工夫をします。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
税理士である実務教員として,租税に関する最新の実務の動向を解説しながら授業を進めていきます。また,税務署の仕事や納税者の代理人である税理士の仕事についても紹介していきます。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス:租税法を学ぶ意義
租税法とは
第1章 税法総論
1-1「税の機能」,1-2「税の種類」
①予習:租税に関する基本的事項を調べる。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
2第1章 税法総論
1-3「税法の法源」,1-4「租税法律主義」,1-5「租税公平主義」,1-6「自主課税主義」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
3第1章 税法総論
1-7「申告納税制度」,1-8「賦課課税制度」,1-9「税法の解釈・適用」,1-10「税務調査」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
4第1章 税法総論
1-11「納税者の救済」,1-12「脱税と租税回避」,1-13「附帯税」
税法総論のまとめ<<ミニテストの実施>>
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
5第2章 所得税法
所得税法とは
2-1「所得の種類」,2-2「納税義務者」,2-3「利子・配当所得」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
6第2章 所得税法
2-4「不動産所得」,2-5「事業所得」,2-6「必要経費と家事関連費」,2-7「給与所得」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
7第2章 所得税法
2-8「給与所得者の特定支出控除」,2-9「退職所得」,2-10「譲渡所得」,2-11「一時所得・雑所得」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
8第2章 所得税法
2-12「源泉徴収」,2-13「青色申告(所得税)」,2-14「所得計算」,2-15「所得控除」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
9第2章 所得税法
2-16「医療費控除」,2-17「寡婦・寡夫控除」,2-18「住宅ローン控除」
所得税法のまとめ<<ミニテストの実施>>
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
10第3章 法人税法
法人税法とは
3-1「法人税の納税義務者」,3-2「法人税額の計算」,3-3「益金と損金」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
11第3章 法人税法
3-4「収益の計上」,3-5「同族会社」,3-6「棚卸資産」,3-7「減価償却」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
12第3章 法人税法
3-8「資本的支出」,3-9「役員給与」,3-10「交際費等」,3-11「寄附金」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
13第3章 法人税法
3-12「貸倒損失」,3-13「貸倒引当金」,3-14「使途秘匿金課税」,3-15「リース取引」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
14第3章 法人税法
3-16「欠損金」,3-17「租税公課」,3-18「繰延資産」,3-19「確定申告(法人税)」
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
15第3章 法人税法
3-20「青色申告(法人税)」
法人税法のまとめ<<ミニテストの実施>>
講義の総まとめ
①予習:テキストを通読する。②復習:配布資料や講義でのコメントなど,不明な用語を確認する。(240分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
授業内ミニテスト(3回実施)30%各税目に即した問題について的確に回答できていること。(実施時期は,授業計画を参照)
定期試験70%租税法に関する知識の習得度合と,与えられたテーマについての理解度を確認する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ガイダンス新税法講義〔四訂版〕』林仲宣,竹内進他税務経理協会2,860円978-4-419-06575-1版が改まった場合はそれによる。
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『はじめての租税法』増田英敏,林仲宣他成文堂2,200円978-4-7923-0507-9版が改まった場合はそれによる。
参考URL
1.国税庁HP・税務大学講本『税法入門(令和4年度版)』租税法の概要をわかりやすく説いています。
2.日本税理士会連合会HP・租税教育「大学生向け講義用テキスト―税法版―」「租税教育講義用テキスト」令和4年6月更新版です。
質疑応答
①授業終了後又はフィスアワーに研究室にて。オフィスアワー:火曜日 16時30分~17時30分,水曜日16時00分~17時00分(要予約)
②オンライン方式の面談も活用してください。
備考
①受講にあたりこの科目が扱う税金の税目に強い関心があることを望みます。②教科書を必ず持参し授業に臨んでください。③授業中の私語は厳禁とし,④すべての携帯電話はマナーモードに切り替え,講義に関係のない操作は極力行わないでください。なお受講生の履修状況により,内容・進捗度を調整変更することがあります。また,受講生からの質問内容等に基づき,授業内容に適宜フィードバックする予定です。
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更新日付2023/02/16 14:47:40