開講年度2023
開講学科2020年度法学部法律学科
科目名会社法Ⅱ(機関B)
担当教員村上 康司
学期曜日時限秋学期 水曜日 2時限
チームコードzlzf39h
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーJ231-216-10
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
J-DP1-1 社会に関する知識 ◎ J-DP2 法律学の体系的知識 ◎ J-DP4-1 事実を客観的に把握する能力 ◎ J-DP4-2 体系的・論理的に思考する能力 ◎ J-DP4-3 物事を公正に判断する能力 ◎ J-DP5-1 法の精神の理解 ◎ J-DP5-2 社会的責任の自覚 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
「会社」の経営を担う機関、負う責任はいかほどか?
授業の概要
・この授業は講義形式で行われます。
・この講義では、「会社法Ⅰ(機関A)」に引き続き、株式会社の機関について学習します。株式会社は法人であるため、何がしかの機関がその活動にかかわっていることは想像がつくでしょう。株式会社の業務執行はどのようになされているのか(誰が何を決定し、実行するのか)というプロセスを学ぶとともに、一定の場合にはその失敗の責任をとらせるという規律付けについて理解を深めていきましょう。また、会計処理についても触れてみたいと思います。
授業の到達
目標
・株式会社における各機関の役割を理解できるようになる。
・会社の業務執行機関に対する規律(権限および責任)を理解できる。
・株式会社の機関設計に応じたガバナンスの特徴を整理できる。
・株式会社の会計処理について概要を理解できる。
・株式会社の損失処理や倒産処理手続きについて、各制度間の差異を理解できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
・課題については次回講義冒頭で確認します。
・全体のフィードバックは、成績発表日にTeamsの資料配布機能によって配信します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1株式会社のガバナンス【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁、シラバスによく目を通し、学習の方針を理解するとともに必要とされているテキスト等を確認する
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
2取締役会設置会社(1):役割、選解任【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
3取締役会設置会社(2):取締役会【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
4取締役会設置会社(3):社外取締役【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
5取締役会設置会社(4):代表取締役【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
6取締役会設置会社(5):監査役、監査役会、会計監査人、会計参与【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
7指名委員会等設置会社、監査等委員会設置会社【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
8役員等の義務と責任(1):役員等の義務、利益相反取引規制【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
9役員等の義務と責任(2):競業取引規制、報酬規制【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
10役員等の義務と責任(3):役員等の会社に対する責任【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
11役員等の義務と責任(4):株主代表訴訟、株主による差止請求【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
12役員等の義務と責任(5):役員等の第三者に対する責任【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
13会社の会計、剰余金配当と資本制度【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
14自己株式の取得【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
15損失の処理【予習】(60)
配布レジュメ・テキストの該当頁を読む
【復習】(60)
配布レジュメの<課題>に取り組む
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
各講義ごとの課題100%各課題の提出状況(Forms利用)および内容が授業の到達目標に挙げている各項目の基準を満たすかどうかを、大学の定める成績評価基準によって評価する
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『会社法〔第5版〕』伊藤靖史・大杉謙一・田中亘・松井秀征有斐閣3,190円978-4-641-17946-22021年
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『会社法判例百選〔第4版〕』神作裕之・藤田友敬・加藤貴仁 編有斐閣2,640円978-4-641-11554-52021年
2.『会社法Ⅰ【ガバナンス編】』道野 真弘 編著北大路書房2,750円978-4-762-83192-8
参考URL
1.特になし
質疑応答
質問等のある方は、研究室を訪ねてください(オフィスアワー:月曜4限、研究室:アリスタワー10階 71005、内線:5105)。メール(ko-mura@dpc.agu.ac.jp)あるいはTeamsのチャット機能でもかまいません。
備考
この講義では、春学期開講の「会社法Ⅰ(機関A)」の続きとして、会社の機関について学習します。両者は、完全に続きとなっていますので、連続して受講することが望ましことは言うまでもありません。また、会社法の全体像をとらえなければ、学習したとは言えません。そのため、引き続き、「会社法Ⅲ(設立・株式)」、「会社法Ⅳ(資金調達・組織再編)」まで学習してください。
当たり前のことですが、私語およびスマートフォンの操作等は厳禁です。
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更新日付2023/02/21 09:48:01