開講年度2023
開講学科法律学科 2013年度以降入学
2020年度法学部法律学科
科目名民法Ⅶ(親族)
担当教員鈴木 伸智
学期曜日時限秋学期 水曜日 2時限
チームコードax4vpsq
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーJ231-216-08
J131-216-03
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
J-DP1-1 社会に関する知識 ◎ J-DP1-2 多様な文化に関する知識 ◎ J-DP2 法律学の体系的知識 ◎ J-DP3-1 自己管理能力 ◎ J-DP3-4 文章作成能力 ◎ J-DP4-2 体系的・論理的に思考する能力 ◎ J-DP4-3 物事を公正に判断する能力 ◎ J-DP5-1 法の精神の理解 ◎ J-DP5-2 社会的責任の自覚 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
夫婦・親子に関する法律の基礎を学ぶ。
授業の概要
 人の社会生活の基盤となるのは家族であるといわれる。この家族をめぐって紛争が生じた場合、解決の基準の一つとなるのが民法第4編親族・第5編相続である。
 「民法Ⅶ(親族)」では、「誰と誰とが婚姻をすることができるのか」、「離婚をするにはどのようにすればよいのか」、「離婚の際、財産はどのように分けられるのか」、「親子とはどのような関係にあるものをいうのか」などの問題に触れながら、民法第4編親族を中心に解説する。
授業の到達
目標
 この授業で扱う夫婦・親子という問題は、非常に身近であるため、理解しやすいと思われがちである。しかし、この授業で扱うのは、婚姻「法」、離婚「法」、親子「法」であって、「情」や「直感」で結論を導き出せる問題ではない。この授業の到達目標は、受講生が、夫婦・親子に関する法律についての知識を身に付け、「情」や「直感」ではなく、法律に基づいた正確な説明をできるようになることである。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日以後にTeamsにて解答の手引き(定期試験の解説)を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1親族法総論(1)
家族(家庭)に関する紛争の処理、家制度について学ぶ
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(240)
2親族法総論(2)、婚姻の成立(1)
親族の範囲、近年の婚姻の動向について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
3婚姻の成立(2)
婚姻の成立要件について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
4婚姻の成立(3)、婚姻の無効・取消し(1)
婚姻意思、婚姻の無効について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
5婚姻の無効・取消し(2)、婚姻の効果(1)
婚姻の取消し、夫婦としての地位に関する効果について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
6婚姻の効果(2)
夫婦財産制について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
7離婚の成立(1)
協議離婚、調停離婚、審判離婚について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
8離婚の成立(2)、離婚の効果(1)
裁判離婚(判決離婚)、夫婦としての地位に関する効果および夫婦財産制について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
9離婚の効果(2)
財産分与、子の監護について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
10婚約・内縁
婚約、内縁について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
11実子(1)
嫡出子について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
12実子(2)、養子(1)
嫡出でない子、普通養子縁組について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
13養子(2)
特別養子について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
14親権・後見・扶養(1)
親権、後見について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
15親権・後見・扶養(2)
扶養について学ぶ
予習:教科書の該当部分を一読し、専門用語以外でわからない語句は調べておくこと(60)
復習:教科書・レジュメを参考に授業内容をまとめ、知識を確実なものにすること(180)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100%解答用紙に配点を記載する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『開講時に指示する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『家族法〔第2版〕』中川淳・小川富之編法律文化社2,600円+税978-4-589-03995-8
2.『家族法第5版』二宮周平新世社3,400円+税978-4-88384-287-2
3.『民法判例百選Ⅲ親族・相続[第3版]』大村敦志・沖野眞已編有斐閣2,200円+税978-4-641-11564-4
参考URL
1.なし
質疑応答
授業終了後および水曜3時限
備考
・レジュメはTeamsで配布するので適宜プリント・アウト等してくること。
・六法を必ず携帯すること。
・授業中の私語は禁止する。
・授業中のゲーム機等の操作は禁止する。
・その他、詳細は、第1回目の授業の際に指示する。
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更新日付2023/01/25 19:33:28