開講年度2023
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
科目名産官民提携講座Ⅲ
担当教員藤井 勉
学期曜日時限秋学期 木曜日 3時限
チームコードf5ew9fg
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーW331-861-10
J331-861-10
E231-861-04
M231-861-83
C231-861-03
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
C-DP2-1 ビジネスの現場において必要不可欠とされる広範な知識や技能を修得している。 ◎ M-DP1-2 社会の課題を発見し解決を図る能力 ◎ J-DP1-1 社会に関する知識 ◎ J-DP5-2 社会的責任の自覚 ◎ E-DP7 応用的キャリア形成力 ◎ W-DP1-1 社会に関する知識 ◎ W-DP4-1 事実を客観的に把握する能力 ◎ W-DP5-2 社会的責任の自覚 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
環境問題に対するエコキャンパス<名城公園キャンパス>の取組
授業の概要
◆名城公園キャンパスは、国土交通省の平成24年度(第1回)住宅・建築物省CO2先導事業に「愛知学院大学名城公園キャンパス低炭素化推進プロジェクト」として採択され、省エネルギーから創エネルギーへと進化を遂げる先進の環境技術を随所に導入している。人と地球に優しい環境性能が将来にわたって持続するエコキャンパスとして次代にふさわしい大学建築の最先端を走っている。
【受賞歴】
「令和元年度 第5回サスティナブルキャンパス賞」
「平成29年度 第6回カーボンニュートラル賞」
「平成28年度 省エネ大賞 省エネ事例部門 省エネルギーセンター会長賞」
「平成27年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰」

◆本講義は、名城公園キャンパスの構想から建築に関わった実務家、省CO2の効果測定に携わる研究者を招聘し、キャンパスをフィールド(教材)として理想と現実を行き来しながら実際を学ぶ。
授業の到達
目標
■地球温暖化の問題について述べることができる。
■省CO₂を実現させる名城公園キャンパスの技術について説明できる。
■地球温暖化の対策について、自分の意見を述べることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業後の小レポート(200字程度)に対してい、コメントと補足説明を返却します。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
講師との対話を通して理解を深める。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション
本講義の趣旨や進め方の説明をする。
各講義を担当する講師の紹介をする。
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
2「環境革命と環境経営」:企業の視点から
○環境問題による社会的大変容(環境革命)は、企業経営をどのように変化させていくのか、あるいは都市の変化、建物の変化から未来のまちとライフスタイルを考えます。
・ポイント:グリーンインフラ(自然資本財)、SDGs、NbS(Nature based solution)
(担当:名城公園キャンパス総合監修者 経済学部特任教授 涌井史郎 先生)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
3「一般建築物における低炭素化の取り組み」:建築物の低炭素化の説明
○建築における低炭素化の考え方を身近な例で理解する。住宅における低炭素化事例、非住宅における事例、事務所等における事例 等
・ポイント:ZEB、ZEH、CASBEE
(担当:名古屋大学 施設・環境計画推進室 教授 田中英紀 先生)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
4「建築/初期計画」:建物等の意匠計画の説明
○敷地を読み解きながら、建築とランドスケープの融合や建築計画のコンセプトを理解します。名城公園キャンパス拡張による、アリスタワーとハブキューブ(事務棟)の建設について聞きます。
・ポイント:総合設計制度、ランドスケープ、環境配慮型建築
(担当:株式会社 大建設計 様)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
5「近年の建築物からみる低炭素化社会の実現」:名城公園キャンパスの建設
○低炭素化実現のための建設現場の具体的な取組事例、名城公園キャンパス1期(キャッスル、アガルスタワー、インテリジェンスキューブ、くすのきテラス)、2期(アリスタワー、ハブキューブ)の建設現場から学びます。
・ポイント:ゼネコン、建設業、ZEB、エコ・ファースト、建設現場の地域貢献活動
(担当:株式会社 熊谷組 様)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
6「低炭素省エネのテクニック~室内空気質と省エネルギー~」:空気の質
○空気の質について、ウイルス感染防止でも重要な要素となる換気について、制度的側面と過ごしやすさの観点から学びます。名城公園キャンパスでは、自然エネルギーを利用して、どのように換気が保たれているのか知ります。
・ポイント:健康な室内空気を呼吸する権利、住宅性能表示制度
(担当:名古屋大学大学院 環境学研究科 齋藤輝幸 先生)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
7「空気調和の役割」:空調設備の省エネについて
○ウイルス感染防止において重要性が認識された空調について、低炭素・省エネ及び快適性向上のテクニック等を名城公園キャンパスの設備から学びます。
・ポイント:空気調和、誘引放射整流空調、空気線図
(担当:木村工機 株式会社 名古屋営業本部 様)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
8「地球が直面している環境危機を知る」:講義全体計画の説明
○地球規模で環境問題が起きている現実の姿とその論理を知る。では、危機を乗り越える為の方法はあるのか?危機に対して人類が乗り越えるべき方法を知る。
・ポイント:グリーンインフラ(自然資本財)、SDGs、NbS(Nature based solution)
(担当:名城公園キャンパス総合監修者 経済学部特任教授 涌井史郎 先生)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
9「エネルギー企業の低炭素省エネの取組み」:電力供給の側面
○エネルギーの課題と取り組み、環境問題における電力の役割等を学びます。名城公園キャンパスの設備について知る。
・ポイント:日本のエネルギー情勢、再生可能エネルギー、スマートコミュニティー、第5次エネルギー基本計画、京都議定書、ESG投資
(担当:中部電力ミライズ 株式会社 様)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
10「エネルギーと環境の現況を踏まえた取り組みについて」:ガス供給の側面
○エネルギーの課題と取り組み、環境問題における都市ガスの役割等を学びます。名城公園キャンパスの設備について知る。
・ポイント:都市ガス、天然ガス、ナチュラルチラー、ガスコージェネレーション、カーボンリサイクル、水素利用
(担当:東邦ガス 株式会社 様)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
11「温暖化問題に対する緩和と適応」:緩和策と適応策の説明
○地球温暖化と都市温暖化(ヒートアイランド)の実態を知る。今後の地球温暖化と都市温暖化に対する緩和策と適応策の必要性について具体的事例から学びます。
・ポイント:地球温暖化、都市温暖化、IPCC第6次評価報告書、緩和、適応
(担当:名古屋大学大学院環境学研究科 飯塚悟 先生)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
12「未来の都市及び産業の方向と」:コロナ後の時代と社会的大変容
○環境と経済の調和こそが未来の姿であることをニース、ウィーン、ポートランドなど海外の都市を参考に学びます。
・ポイント:グリーンインフラ(自然資本財)、SDGs、NbS(Nature based solution)
(担当:名城公園キャンパス総合監修者 経済学部特任教授 涌井史郎 先生)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
13「都市環境の課題解決と魅力化による新たな競争力」:新しい都市の魅力について説明
〇世界の人口推移と都市間競争の現状、都市開発に伴う環境性能評価の現状、国際競争力を持つ都市環境整備事例、名城公園キャンパスの取り組み等を学びます。
・ポイント:環境性能評価、都市ランキング、都市公園、P-PFI制度
(担当:クロスポイント 株式会社 東京都立大学総合研究所 山崎正代 先生 堀川朗彦 先生)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
14「低炭素都市なごや」:名古屋市における緑の保全と創出
○低炭素都市2050なごや戦略、低炭素都市なごや戦略第2次実行計画について学びます。
・ポイント:低炭素都市なごや戦略第2次実行計画、ヒートアイランド、都市緑地法、名古屋の街路樹
(担当:岐阜県立国際園芸アカデミー学長(前・名古屋市 緑政土木局 緑地部長) 今西良共 先生)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
15「Transformative change 環境革命の時代に」:総括の授業
○尊敬される22世紀型のライフスタイルを確立する方向を示す都市について学びます。
・ポイント:グリーンインフラ(自然資本財)、SDGs、NbS(Nature based solution)
(担当:名城公園キャンパス総合監修者 経済学部特任教授 涌井先生)
【予習】ポイントにある用語を調べ意味を知る(60)
【復習】講師の話を振り返り、疑問点を調べる(60)
【課題】感想と質問を、Teams課題から日曜日までに提出(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
小レポート50%・講義で理解された事が記されている。
・自分なりの考え、感想が記されている。
定期試験50%・出題された内容に適した回答であるか。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜、資料を配布する』
2.『1回目に講義全体の資料を配布する』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
研究室番号:社会連携センター(日進キャンパス・本部棟2F)
オフィスアワー:メール又はTemasチャットにてお問い合わせ下さい t-fujii@dpc.agu.ac.jp
備考
■課題の出題提出はTeamsの課題から行います。(授業後3日までに提出とする)
■授業スケジュールは招聘講師の都合により変更する場合がある。
■指定席で授業を受ける。
■質疑応答などを行いやすくするため少人数クラスとする。Web抽選科目(Web2)であるため、履修には要注意。
画像
ファイル
更新日付2023/02/02 17:23:04