開講年度2023
開講学科経営学科 2013年度以降入学
科目名専門演習Ⅰ
担当教員平賀 正剛
学期曜日時限秋学期 水曜日 3時限
チームコード4p1jxbc
科目区分選択
授業形態演習
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーM232-842-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
M-DP1-1 多様な人々と意思疎通する能力 ◎ M-DP1-2 社会の課題を発見し解決を図る能力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
財務諸表分析を通じた企業研究
授業の概要
ゼミ生自身が関心を持つ産業の特定の企業とその競合他社を、財務諸表分析を通じて研究する。具体的には、当該企業に経営方針・戦略上の特徴、競争上の強み・弱みを明らかにする。
授業の到達
目標
専門演習Ⅰでは財務諸表分析の基礎を養う。具体的には以下の3点を到達目標とする。
① 日商簿記3級に合格できる簿記の知識を身につける。
② 財務三表を読める能力を身につける。
③ 基本的な財務諸表分析を行うための知識・手法をみにつける。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
学期が終了した後、春休み期間中にゼミ生との個人面談の機会を設け、そこでフィードバックを行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「夏休みの学習成果の考査」:夏休みの課題である日商簿記3級の理解度を測るため試験とその解説を行う。【予習】夏休みに日商簿記3級の勉強をしてくる(3,600分=一日最低60分×夏休み60日)
【復習】テストで間違えた箇所を授業後に再回答する(60分)
2「日商3級レベル商業簿記模擬試験①」:日商簿記検定3級の模擬試験を行う。【予習】前回の授業で課した宿題の反復解答を通じて模擬試験の準備を行う(360分=一日60分×60)
【復習】テストで間違えた箇所を授業後に再回答する(60分)
3「日商3級レベル商業簿記模擬試験②」:日商簿記検定3級の模擬試験を行う。【予習】前回の授業で課した宿題の反復解答を通じて模擬試験の準備を行う(360分=一日60分×60)
【復習】テストで間違えた箇所を授業後に再回答する(60分)
4「日商3級レベル商業簿記模擬試験③」:日商簿記検定3級の模擬試験を行う。【予習】前回の授業で課した宿題の反復解答を通じて模擬試験の準備を行う(360分=一日60分×60)
【復習】テストで間違えた箇所を授業後に再回答する(60分)
5「日商3級レベル商業簿記模擬試験④」:日商簿記検定3級の模擬試験を行う。【予習】前回の授業で課した宿題の反復解答を通じて模擬試験の準備を行う(360分=一日60分×60)
【復習】テストで間違えた箇所を授業後に再回答する(60分)
6「日商3級レベル商業簿記模擬試験⑤」:日商簿記検定3級の模擬試験を行う。【予習】前回の授業で課した宿題の反復解答を通じて模擬試験の準備を行う(360分=一日60分×60)
【復習】テストで間違えた箇所を授業後に再回答する(60分)
7「日商3級レベル商業簿記模擬試験⑥」:日商簿記検定3級の模擬試験を行う。【予習】前回の授業で課した宿題の反復解答を通じて模擬試験の準備を行う(360分=一日60分×60)
【復習】テストで間違えた箇所を授業後に再回答する(60分)
8「日商3級レベル商業簿記模擬試験⑦」:日商簿記検定3級の模擬試験を行う。【予習】前回の授業で課した宿題の反復解答を通じて模擬試験の準備を行う(360分=一日60分×60)
【復習】テストで間違えた箇所を授業後に再回答する(60分)
9「株式会社と会計責任」:企業は財務諸表をなぜ作成するのか、その最大の目的である「会計責任」について講義した後、質疑応答を行う。【予習】事前に渡した講義資料を読んでおく(30分)
【復習】ノートを整理し、指定したキーワードを暗記する。株式会社が財務諸表を作成する理由を説明できるように記述練習する(180分)
10「貸借対照表の読み方」:貸借対照表の①構成要素、②分類表示、③フォームについて講義した後、質疑応答を行う。【予習】事前に渡した講義資料を読んでおく(30分)
【復習】ノートを整理し、指定したキーワードを暗記する。事前に渡した実際の企業の貸借対照表で学習内容を確認する(120分)
11「損益計算書の読み方」:損益計算書の①構成要素、②分類表示、③フォームについて講義した後、質疑応答を行う。【予習】事前に渡した講義資料を読んでおく(30分)
【復習】ノートを整理し、指定したキーワードを暗記する。事前に渡した実際の企業の損益計算書で学習内容を確認する(120分)
12「キャッシュフロー計算書の読み方」:①企業にとっての資金管理の意味、②キャッシュフロー計算書のフォーム、③キャッシュフロー・パターンについて講義した後、質疑応答を行う。【予習】事前に渡した講義資料を読んでおく(30分)
【復習】ノートを整理し、指定したキーワードを暗記する。事前に渡した実際の企業のキャッシュフロー計算書で学習内容を確認する(120分)
13「安全性分析」:短期の安全性分析、長期の安全性分析についての手法を講義し、実際の企業の財務諸表を例に、各種指標を計算する。【予習】事前に渡した講義資料を読んでおく(30分)
【復習】各自関心のある企業の財務諸表をもちい、当該企業の安全性指標を計算する(180分)
14「収益性性分析」:ROEおよびROA、ROEの分解について講義し、実際の企業の財務諸表を例に、各種指標を計算する。【予習】事前に渡した講義資料を読んでおく(30分)
【復習】各自関心のある企業の財務諸表をもちい、当該企業のROEやROAを計算する(180分)
15「まとめ」:これまでの学習内容を再度確認する。その後、春休みの課題(任意に選んだ企業とその競合他社の企業概要、10年分の財務諸表の整理)について説明する。【予習】これまでの講義のノートを再読する(30分)
【復習】専門演習Ⅱの初回授業までに春休みの課題に取り組む(3600分=一日最低60分×春休み60日)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
平常点50%出席状況、受講態度、毎回の質疑応答における発言回数・発言内容、宿題の提出状況
授業時間中に行う模擬テスト50%8回実施する簿記3級の模擬テストの平均点
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『自作の簿記課題』
2.『任意の企業の有価証券報告書をはじめとする資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『続ズバッとわかる会計学』向伊知郎・他同文舘出版2,600978-4-495-20042-8
参考URL
1.企業会計基準委員会(ASBJ)日本の会計基準設定主体の公式ウェブサイト
質疑応答
講義終了後、またはオフィスアワーにて質問を受け付ける。それ以外の時間帯は、事前にメールで日程調整を希望します。
備考
経営学部で作成・配布する『ゼミ募集要項』(2022年6月配布予定)をよく読んで応募すること。
画像
ファイル
更新日付2023/01/27 14:22:07