開講年度2023
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
2023年度経営学部経営学科
2020年度商学部商学科
科目名社会学Ⅱ
担当教員市川 紀美
学期曜日時限秋学期 月曜日 4時限
チームコードtxkj9qv
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-261-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP2-1 多様性の理解 ◎ B-DP3-4 論理的思考力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
社会を社会学する──われわれが生きている社会でなにが問題かを考える──
授業の概要
われわれが生活している社会そのものを、社会学的方法でアプローチし理解を深めていくことに重きを置く。
また、社会そのものへの関心を主体的かつ積極的にもてるよう、さまざまな現代的な事象について考察していくことで、社会の一員であるという自覚を養っていくことが講義のねらいである。
授業の到達
目標
春学期では、おもに身近な集団に眼をむけた。
秋学期では、質の異なる集団に眼をむけていく。
また、春学期で得た知識を動員し具体的な社会問題にも関心をむけていくことで、より学問的な知見にもとづいた日本社会批評ができるようになることが望ましい。
「社会とはなにか」、「社会学とはなにか」の問いに答えてゆく一連の作業は、同時に現代社会に生きる「われわれとは何者か」、「自分とは何者か」の答えを導くものである。社会学的な考察方法を身につけることで、複雑な現代社会を理解する一助としたい。

なお、社会学IIを受講するにあたっては、社会学Iをすでに受講していることが望ましい。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日にWeb Campusからおもに以下を含む授業講評を送信することとする。
受講態度、今後の学修に関するアドバイス、試験に関すること、総評など。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション
日本の社会問題Ⅰ
①高齢化問題
【予習】シラバスを読み本講義内容をあらかじめ把握する(30)
【復習】日本の将来に関する統計を、高齢者をキーワードに検索する。指示された課題に取り組む(210)
2日本の社会問題Ⅰ
②少子化問題
【復習】自身の住んでいる地域の人口統計を調べる。指示された課題に取り組む(240)
3日本の社会問題Ⅰ
③人口政策に注目して
【復習】世界各国の人口政策を調べる。指示された課題に取り組む(240)
4日本の社会問題Ⅰ
④未婚化社会と配偶者選択の原理
【復習】結婚に関するデータを収集。指示された課題に取り組む(240)
5日本の社会問題Ⅰ
⑤現代における配偶者選択
【復習】両親や祖父母に、当時の「結婚」が有していた社会的意味を聞くことで、その意味変容と時代および社会の変化との関係性を理解する。指示された課題に取り組む(240)
6日本の社会問題Ⅱ
①自殺についてノイントロ
【予習】自殺にかんするイメージをまとめておく(30)
【課題】自殺にかんするニュースを一週間通して注意深く見る。指示された課題に取り組む(210)
7日本の社会問題Ⅱ
②自殺に関する統計をもとに
【復習】配布した統計資料をさらに丁寧に見て、そこから浮かび上がる日本社会の特徴を想像する力をつける(60)。指示された課題に取り組む(180)
8日本の社会問題Ⅱ
③世界比較
【復習】講義を振り返り、理解を深め、指示された課題に取り組む(240)
9日本の社会問題Ⅱ
④デュルケムの『自殺論』について
【復習】配布した資料を熟読し、指示された課題に取り組む(240)
10日本の社会問題Ⅱ
⑤『自殺論』続き
【復習】講義内で指示したキーワードに関連する映画を鑑賞するか小説を読むかする。指示された課題に取り組む(240)
11日本の社会問題Ⅱ
⑥『自殺論』続き
【復習】配布した資料を熟読し、指示された課題に取り組む(240)
12日本の社会問題Ⅱ
⑦『自殺論』続き
【復習】配布した資料を熟読し、指示された課題に取り組む(240)
13日本の社会問題Ⅱ
⑧『自殺論』まとめと現代的考察
【復習】配布した資料を熟読し、指示された課題に取り組む(240)
14日本の社会問題Ⅱ
⑨自殺をとおして日本社会を展望する
【復習】配付した資料を熟読し、指示された課題に取り組む(240)
15日本の社会問題Ⅱ
⑩自殺についての総まとめ
【復習】より良く生きるということがどのようなことを意味するのか、これまでの講義を振り返り、自身で熟考する(60)。指示された課題に取り組む(180)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
講義内課題(小レポート)40講義内で学習したことがどの程度理解できているか
受講態度10私語、携帯電話の常時使用などは減点方式
コメントカード50理論的に意見・反論が述べられているかで加点方式
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『社会学がわかる事典』森下伸也日本実業出版社必ず購入のこと
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『社会学』長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志有斐閣購入の必要はなし
参考URL
質疑応答
おもに毎講義ごとに書いてもらうリアクションペーパーを中心にして質問を受けつける。
必要に応じて、次回以降の講義でその質問に対して説明を加えていく。
備考
講義をよりよく理解するためにも、日常的な新聞購読をすすめる。
授業中の私語や携帯の使用に関しては、節度ある受講をお願いしたい。ばあいによっては退室を命じることもある
画像
ファイル
更新日付2023/02/23 11:53:26