開講年度2023
開講学科商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2023年度経営学部経営学科
2020年度商学部商学科
科目名文学Ⅱ
担当教員畠中 愛美
学期曜日時限秋学期 火曜日 1時限
チームコードgrusiq6
科目区分選択
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB131-135-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP2-1 多様性の理解 ◎ B-DP3-4 論理的思考力 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
日本の中世文学を読む/文学と享受
授業の概要
日本文学史における中世の主要な作品を取り上げ、当時の人々の人生観・死生観を読み取り、作品が生み出された背景や作品享受について述べる。日本の歴史・文化への理解を深めるとともに、現代の我々との共通点・相違点を見出し、古典文学作品をより身近なものとして捉えることを目指す。
授業の到達
目標
主要な作品について、文学的特色を説明することができる。
作品世界と成立時代を関連付け、説明することができる。
当時の文化がどのように関わっているのかを述べることができる。
当時の人々の価値観を現代のものと比較し、論じることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日までにteamsにて授業講評を送信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1ガイダンス
・授業方針の説明
・日本古典文学史における中世とは
【予習】
シラバスを読み、授業内容を把握する(30)
【復習】
授業内容の確認。日本古典文学史における中世について理解を深める(30)
2文学と享受Ⅰ(概説)
取り扱う作品:『宇治拾遺物語』・『古今著聞集』・『沙石集』など
【予習】
説話文学の中にどのような作品があるか、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
レジュメを読み直し、説話文学とはどのようなものなのか理解を深める(60)
3『宇治拾遺物語』を読む
当時の人々の価値観を学ぶ。
【予習】
『宇治拾遺物語』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
4『古今著聞集』を読む
王朝社会への視線を学ぶ。
【予習】
『古今著聞集』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
レポートの準備(180)
5『沙石集』を読む
説話の教訓性について学ぶ。
【予習】
『沙石集』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
レポートの題材・関連資料を調べる(180)
6文学と享受Ⅱ(概説)
取り扱う作品:『梁塵秘抄』・「六百番歌合」など
【予習】
中世歌謡について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
レジュメを読み直し、それぞれの歌について理解を深める(60)
レポートの題材・関連資料を調べる(180)
7『梁塵秘抄』を読む
当時の歌謡について学ぶ。
【予習】
『梁塵秘抄』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
レポートの題材・関連資料を調べる(180)
8「六百番歌合」について
当時の歌合と本歌取りについて学ぶ。
【予習】
「六百番歌合」について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、和歌について理解を深める(60)
レポート執筆(600)
9連歌について
人々が連歌を愛好したことを文学作品から読む。
【予習】
連歌について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
10文学と享受Ⅲ(概説)
取り扱う作品:御伽草子など
【予習】
現在まで伝わる昔話にどのようなものがあるか、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
レジュメを読み直し、それぞれの作品の特色について理解を深める(60)
11『浦島太郎』を読む
現在との共通点・相違点を学ぶ。
【予習】
『浦島太郎』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
12『道成寺縁起』を読む
物語の伝承について学ぶ。
【予習】
『道成寺縁起』について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、該当場面について理解を深める(60)
13文学と享受Ⅳ(概説)
取り扱う作品:中世における芸能
【予習】
中世においてどのような芸能があるか、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
レジュメを読み直し、それぞれの特色について理解を深める(60)
14狂言について
取り扱う作品:「酢薑」など
作品に見られる当時の文化を学ぶ。
【予習】
狂言について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、理解を深める(60)
15能について
取り扱う作品:「葵上」など
先行する文学作品がどのように享受されているかを学ぶ。
【予習】
能について、簡単な知識を身に付けておく(60)
【復習】
資料を読み直し、理解を深める(60)
全体の復習(540)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験50授業内容を理解し、出題されたテーマについて論述できている。
レポート30文献を調査し、考察することができている。
毎回の小課題20授業内容を理解し、自らの意見を述べることができている。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜プリントを配布。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『高校の時に使用した国語の教科書や便覧。』
2.『辞書類。』
3.『授業中に適宜指示する。』
参考URL
1.授業中に適宜指示する。
質疑応答
授業内容に関する質問等は毎回実施の小課題に書けば対応する。
備考
原則として、私語・携帯電話の使用・無断退室を禁ずる。受講態度に問題がある場合、減点対象とする。授業スケジュール・作品は受講生の理解度等によっては変更・調整する可能性がある。
画像
ファイル
更新日付2023/01/11 15:48:11