開講年度2023
開講学科2020年度商学部商学科
科目名宗教学Ⅱ
担当教員伊藤 秀真
学期曜日時限秋学期 月曜日 4時限
チームコードfkaak1w
科目区分必修
授業形態講義
対象学年1年
単位数2
科目ナンバーB111-113-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
B-DP1-1 倫理性と人間性 ◎ B-DP2-1 多様性の理解 ◎ B-DP2-2 協調性 ◎
キャンパス名城公園キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
禅・仏教と人間
授業の概要
インドで発祥した仏教は、アジアを中心に伝播している。日本へと伝わった仏教のことを時代毎に学び、日本文化の変遷を理解させる。
愛知学院大学は、曹洞宗の理念に基づいて設立された大学である。曹洞宗は、日本に伝えられた禅宗の一つである。禅宗のことと、曹洞宗の祖師方についての理解を深めることも目的としたい。
本講義は、基本的に講義形式で進める(視聴覚教材〈DVD・ビデオ・OHC等〉を併用する)。
*「宗教学」の授業は「建学の精神」に基づく、宗教人間教育の一環として実施される、本学独自の必修科目です。
授業の到達
目標
古徳の教えを学ぶことで、社会の一員として自らを律して行動ができるようになる。
日本の仏教文化を学ぶことで、先人が築きあげた文化に関する知識が身につくようになる。
レポート(課題)に取り組むことで思考力・表現力を養い、問題を解決する能力が身につくようになる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日に「講義連絡」にて、秋学期全体(定期試験・課題)の講評を伝える。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
仏教寺院での実務経験を通して、中国と日本における禅と仏教について解説する。
また、現代仏教の諸事象を、現場の立場から講義する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「イントロダクション」(授業方針の説明・釈尊滅後の仏教)
○本講義科目の概要を取り上げます
○仏教の展開・伝播について説明します
予習:配信された資料と:シラバスを読み、どのような講義であるかを把握する(50)、テキストpp.66-69をよく読み、内容を確認する(30)
復習:講義全体について確認する(130)
2「中国禅の展開(1)」
○菩提達磨がどのような人物であるのかを説明します
予習:配信された資料と、テキストpp.110-114をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)
3「中国禅の展開(2)」
○二祖慧可がどのような人物であるのかを説明します
予習:配信された資料と、テキストpp.114-115をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)
4「中国禅の展開(3)」
○六祖慧能がどのような人物であるのかを説明します
予習:配信された資料と、テキストpp.115をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)
課題:レポートのテーマを決定(70)
5「日本仏教文化史(1)」
○飛鳥仏教について解説します
予習:配信された資料と、テキストpp.90-91をよく読み、内容を確認する(80)
課題:レポートの資料整理 (100)
6「日本仏教文化史(2)」
○奈良仏教について解説します
予習:配信された資料と、テキストpp.91-93をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)
課題:レポートをまとめる(100)
7「日本仏教文化史(3)」
○平安仏教について解説します
予習配信された資料と、テキストpp.94-97をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)
課題:レポートを完成させる (100)
8「日本仏教文化史(4)」
○鎌倉仏教について解説します
予習:配信された資料と、テキストpp.98-101をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)
9「日本の禅宗(1)」
○道元禅師の出生から入宋までのことを説明します
予習:配信された資料と、テキストpp.138をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)
10「日本の禅宗(2)」
○道元禅師の帰朝から入寂までのことを説明します
予習:配信された資料と、テキストpp.139-140をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)
11「日本の禅宗(3)」
○道元禅師の教えについて学びます
予習:配信された資料と、テキストpp.164-167をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)・第1~3回の内容を確認 (80)
12「日本の禅宗(4)」
○道元禅師の教えについて学びます
予習:配信された資料と、テキストpp.164-167をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)・第4~6回の内容を確認 (80)
13「日本の禅宗(5)」
○瑩山禅師の生涯について説明します
予習:配信された資料と、テキストpp.140-141をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)・第7~9回の内容を確認 (80)
14「日本の禅宗(6)」
○瑩山禅師の教えについて学びます
予習:配信された資料と、テキストpp.140-141をよく読み、内容を確認する(80)
復習:ノートを見返して、講義内容を確認する(130)・第10~12回の内容を確認 (80)
15「まとめ」(講義全体のまとめ、補足)予習:これまでの要点を確認する(100)
復習:第13~15回の内容を確認 (80)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
1
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験(筆記試験)60%講義全体(秋学期全15回)の理解度を測る。
授業への取り組み(課題)20%全15回の内の4~5回(不定期)、講義内容の確認をする。
レポート(課題)20%秋学期の講義に関するテーマについて考察するものである。文章構成やレイアウト、着眼点などの観点から、総合的に評価をする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『宗教と人間―真の生き方を求めて―〔第二版〕』愛知学院大学宗教研究会編大東出版社1,320円978-4-500-00702-8
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
講師控室(アガルスタワー3F・月曜在室時)
備考
講義の進行・評価方法等については、第1回の講義で詳しく説明をするので必ず出席をすること。
講義で興味を持った内容があれば、関連図書を探すなど自発的に取り組むことが望ましい。また、疑問点があった場合についても同様である。調べたことをその都度ノートに記録し、後で見返すことができるように工夫すると更に良い。
画像
ファイル
更新日付2023/02/19 21:18:03