開講年度2023
開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2015年度以降入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
商学科 2013年度以降入学
経営学科 2013年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
2020年度法学部現代社会法学科
2020年度法学部法律学科
2020年度経済学部経済学科
2020年度商学部商学科
2021年度文学部グローバル英語学科
2021年度文学部英語英米文化学科
科目名学習指導と学校図書館
担当教員小林 達也
学期曜日時限秋学期 火曜日 5時限
チームコードo94z4dt
科目区分選択
授業形態講義
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーL311-277-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
豊かな学びを支える学校図書館
授業の概要
現代社会のグローバリゼーション、情報化等により、学校教育においても複雑な問題解決に対峙できるよう、言語能力、コミュニケーシ ョン能力、情報活用能力、問題発見・解決能力等、より高度な資質・能力の育成が求められるようになった。それを実現させるのが学校図書館の利活用であるとの視点から、学校図書館の3つの教育的機能、すなわち読書センター、情報センター、学習センターが育成を支援する力とはどのような力で、どのように育成するのか、具体的な教科の授業の実際を通して学ぶ。
授業の到達
目標
学校図書館が学習を支える施設であることを学校図書館機能に応じて述べることができる。
ワークショップを通して、学校図書館を活用した授業をイメージすることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業内のテストや課題について、終了後口頭で解説をすることでフィードバックを行う。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
小学校、中学校の司書教諭として学校図書館業務を担当する一方で学級担任として図書館資料を活用した読書指導や探究的な学習に取り組んだ。それらの経験を生かして全国研究大会で実践発表をしたり、各種研修会の講師を務めたりした。これらの実践活動を生かした授業を行う。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1「現代の学校教育と学校図書館」
・授業オリエンテーション
・学校教育の現代的課題
・学校図書館の教育的機能
復習 今後の学修について見通しをもつ(180分)
2「学習指導要領と学校図書館」
・学習指導要領の変遷
・学習指導要領における学校図書館の位置づけ
復習 学習指導要領の変遷について整理をし、理解を深める(180分)
3「教育課程の編成と学校図書館」
・学校教育における教育課程
・主体的対話的で深い学びと学校図書館
復習 主体的的対話的で深い学びについて整理をし、理解を深める(180分)
4「学校図書館の機能・役割」
・学校図書館機能の変遷
・「学校図書館ガイドライン」における機能・役割
復習 学校図書館の機能を5点に整理してまとめる(180分)
5「読書センターとしての学校図書館(1)」
・教科の授業として行う読書指導
・さまざまな読書活動
復習 ブックトーク等の読書活動の仕方を調査し、実践できるよう参考にする(180分)
6「読書センターとしての学校図書館(2)」
・教科学習における読書指導の実践例
復習 教科学習において読書指導をどのように行うか、整理する(180分)
7「学校図書館における情報活用能力の育成(1)」
・学校図書館の情報センター機能
・情報活用能力のスキル
復習 情報活用のスキルにはどのようなものがあるか整理する(180分)
8「学校図書館における情報活用能力の育成(2)」
・情報活用能力育成の授業実践例
・情報活用能力育成のプロセス
復習 授業において情報活用能力を育成するプロセスを整理する(180分)
9「学校図書館における情報活用能力の育成(3)」
・情報活用能力育成をめざした探究型学習
・探究型学習の実習
復習 探究型学習はどのように行うか、実践を振り返る(180分)
10「教科等における学校図書館活用(1)」
・学校図書館の学習センター機能
・課題解決学習における学校図書館の役割
復習 学校図書館を活用した豊かな学びとはどのような学びか、整理しておく(180分)
11「教科等における学校図書館活用(2)」
・課題解決学習の実践例
復習 課題解決学習の指導のポイントはどのようなことか、整理する(180分)
12「教科等における学校図書館活用(3)」
・学校図書館を活用した課題解決学習ワークショップ
予習 どのような課題解決学習を行うか、自身の希望する教科などから構想しておく(180分)
13「特別な教育的ニーズと学校図書館」
・特別な教育的ニーズに応ずる教育と学校図書館
・特別な教育的ニーズに応ずる授業の実際
復習 特別支援教育への学校図書館支援の現状と課題について整理をし、理解を深める(180分)
14「デジタルコンテンツの活用と学校図書館」
・教育におけるICTの活用の背景と現状
・デジタルコンテンツの活用と学校図書館
復習 ICT活用と学校図書館活動の現状について整理をし、理解を深める(180分)
15「司書教諭の役割と学習指導と学校図書館」
・これからの学習指導と学校図書館における司書教諭の役割
・まとめのテスト
復習 授業の振り返りを行う(180分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
授業態度20%発言内容、取り組み姿勢
ワークショップ40%ワークショップに取り組む態度、成果物
まとめのテスト40%授業全体の理解度と課題に対する考え方
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に配布』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『学習指導と学校図書館』「探究 学校図書館学」編集委員会全国学校図書館協議会2000978-4-7933-2276-1
2.『問題解決スキルノート』桑田てるみ明治書院12009784625686092
参考URL
1.文部科学省ホームページ
2.学習指導要領データベース国立教育政策研究所学習指導要領データベース作成委員会の作成による
3.全国学校図書館協議会ホームページ学校図書館の充実発展と青少年読書の振興を図る公益社団法人
質疑応答
質問は授業内で随時受け付けます。
備考
国語科や社会科等で学校図書館を活用した探究的な学習ができるようワークショップを行います。図書紹介などの読書活動も行いますので、絵本、児童文学、ヤングアダルト図書などをたくさん読んでおいてください。
画像
ファイル
更新日付2023/02/17 10:42:42