開講年度2023
開講学科2022年度総合政策学部総合政策学科
科目名政策規範論
担当教員森 正
杉山 知子
学期曜日時限秋学期 金曜日 2時限
チームコードqter81s (22G001~080)
科目区分必修
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーG211-221-02
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
G-DP4 課題発見力 ◎
G-DP5 課題解決力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
政策と規範について考えよう
授業の概要
 政策規範論とは政策が踏まえるべき規範や価値について探究する学問です。
 この授業では自由や民主主義、平等、平和、多様性といったキーワードを取り上げ、理論や歴史的な背景を身につけることにとどまらず、それに関連する諸政策について自分なりの意見を持つことを目指します。
 なお、授業では政策規範を学ぶために数多くの具体例と思考実験を提示しますので、出席者には自分で問題を考えようという主体的かつ積極的な姿勢が求められます。政策規範を学ぶことを通じて、批判的思考力が鍛えられ、政治やメディアで議論されていることの理解が深まることと思います。また、いずれ社会人として生きていく上で、政策規範を学ぶことは自分の人生を豊かにすることにも役立つものと考えています。
授業の到達
目標
 さまざまな政策規範を理解したうえで、その違いを説明でき、かつ政策提言に応用できるようになることを目標とします。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
 毎回の課題および中間・学期末レポートの結果を踏まえ、成績発表時に講評等を掲示します。
使用言語
 日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション/政策とは何か? 政策規範とは何か?予習:シラバス、配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
2自由(1) 近代国家の誕生と市民社会(社会契約説)予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
3自由(2) 「私の勝手でしょ」はどこまで通用するのか?(リベラリズム)予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
4民主主義(1) 「みんなで決めること、決めたこと」は正しいのか?(多数決民主主義)予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
5民主主義(2) 熟議民主主義vs. ラディカルデモクラシー予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
6公平・平等(1) 機会の平等vs. 結果の平等予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
7公平・平等(2) 最大多数の最大幸福(功利主義)予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
8公平・平等(3) 格差はどんな場合に許されるのか?(正義の2原理)予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
9戦争と平和(1) リアリズム vs. リベラリズム予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
10戦争と平和(2) 20世紀の世界・戦争と平和・安全保障予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
11戦争と平和(3) 平和・安全保障のための政策とは?予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
12女性・性の多様性(1) フェミニズムの思想を中心に予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
13女性・性の多様性(2) 国連と女性の権利・性の多様性と世界予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
14女性・性の多様性(3) 日本・女性・ポジティブ・アクション予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
15戦争と平和・女性・性の多様性に関する政策と規範のまとめ予習:配布資料を読んでおく(120)
復習:配布資料を見直し、講義内容をまとめ、演習課題を解くこと(120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
中間・学期末レポート40% 講義内容の理解度を確認するため、講義内で紹介した議論の説明、もしくは政治現象、社会現象の説明を求めます。
演習課題60% 講義内容の理解度を確認するため、毎回、客観式ないしは記述式の演習課題を出します。授業内課題の形式をとることもあります。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『公共政策学の基礎』秋吉 貴雄・伊藤 修一郎・北山 俊哉有斐閣2,860円4641184283
2.『ここから始める政治理論』田村 哲樹・松元 雅和・乙部 延剛・山崎 望有斐閣1,900円4641150427
3.『現代政治理論』川崎 修・杉田 敦有斐閣2,200円464112454X
参考URL
質疑応答
 毎回の講義終了時もしくはオフィスアワー時(時間・場所・連絡方法等はWeb Campusを参照すること)に対応します。
備考
・卒業、進級を理由とした特別配慮は他の履修者に対して不公平になるので、一切行いません。
・講義資料はTeamsもしくはWeb Campusを通じて配布するので、各自ダウンロードして持参してください。
・新型コロナウイルス感染症対策等の事情により、シラバスの記載内容に変更が生じる可能性があります。変更に際しては、TeamsもしくはWeb Campus等を通じて連絡しますので、十分に注意してください。
画像
ファイル
更新日付2023/02/01 12:02:21