開講年度2023
開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
2022年度総合政策学部総合政策学科
科目名社会統計学Ⅰ 未修得者
担当教員泉 寛幸
学期曜日時限秋学期 火曜日 5時限
チームコードrmgy8n0
科目区分必修
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーG211-603-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
G-DP4 課題発見力 ◎
G-DP5 課題解決力 ○
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
基礎的な統計技術を理解し、計算する能力を養う
授業の概要
統計技術は、社会科学の多くの領域での学びに必要になるため、総合政策学部での学びにとって重要である。また、近年では、社会のさまざまな場面でデータが利活用されており、社会に出て活躍する人材として、統計技術を身につけることが求められている。この授業では、統計技術の原理や手法を体系的に学び、統計の意味を深く理解して自在に活用するための基礎力を身につけることを目指す。
なお、「社会統計学Ⅰ」は、リサーチ・リテラシーに関する必修科目と位置づけられている。同じく必修科目である「データ分析Ⅰ」との関連が深いため、受講生は、両方の科目の内容を関連づけて、統計技術に関する理解を深めることが期待される。
授業の到達
目標
・数値データから度数分布表とヒストグラムが作成できる。
・数値データから、基本統計量(平均値・中央値・最頻値、分散・標準偏差など)を計算できる。
・正規分布を理解し、正規分布からの確率を計算できる。
・対となっている数値データから、散布図を作成し、正負の相関を判定でき、相関係数を計算できる。
・対となっている数値データから、回帰式を算出でき、回帰式に基づいた応用計算ができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表後、Teamsにて成績評価の概要を配信する。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1統計学とは【予習】
・シラバスを読み、授業内容を把握する(60)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
2統計データのまとめ方①―度数分布表とヒストグラム【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
3統計データのまとめ方②―記号Σの意味と使い方、平均値、中央値、最頻値【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
4統計データのまとめ方③―分散、標準偏差【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
5復習小テスト【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
6確率と確率変数、確率分布①―離散確率変数、和の法則、積の法則【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
7確率と確率変数、確率分布②―正規分布、標準正規分布
標準化(z値)
【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
8標準正規分布―標準正規分布表による確率計算【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
9区間推定―母平均の区間推定【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
10復習小テスト【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
11相関分析―散布図、共分散、相関係数【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
12回帰分析①―最小二乗法による傾き、切片の推定【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
13回帰分析②―回帰係数の解釈、予測値の計算【予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
14復習小テスト予習】
・テキストの指示された箇所を読む(120)
【復習】
・授業内容を確認し、理解を深める(120)
15総合テスト【予習】
・テキストのこれまでに学習したページを再度読む(240)
【復習】
・十分に理解できていない箇所を確認する(60)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
復習小テスト60%復習小テストの成果を評価する。授業に欠席した場合、あるいは出席していても提出期限に遅れた場合は、評価対象外とする。
総合テスト40%総合問題の成果を評価する。授業に欠席した場合、あるいは出席していても提出期限に遅れた場合、これまでの欠席回数が規定回数を超えていた場合は、評価対象外とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『初めてでもできる社会調査・アンケート調査とデータ解析(第3版)』安藤明之日本評論社2,600+税978-4-535-58760-1「社会調査論I」の教科書
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『改訂版データの分析(日本統計学会公式認定統計検定3級対応)』日本統計学会東京図書2,200+税978-489-02332-3
参考URL
質疑応答
・各クラスの担当教員が、オフィスアワーで対応する。
・時間がある場合は、授業後に教室、研究室、ICR等で対応する。
備考
・クラスごとの担当教員からの指示に従うこと。
・授業内容同士の関連が強く、先行する授業内容の理解が前提となるため、欠席した場合、欠席した回の授業内容を学習してから次回の授業に出席すること。
・授業には√(平方根)機能がついている電卓を必ず持参すること(スマートフォンの使用は認めない)。
・授業中の私語、スマートフォン操作など、授業と無関係の行為は禁止する。
・対面授業の場合、教室の出入りなど、他の受講生の迷惑になる行為は禁止する。原則的に、20分以上の遅刻は入室をお断りする。
画像
ファイル
更新日付2023/01/30 14:12:11