開講年度2023
開講学科2022年度心理学部心理学科
2018年心身科学部心理学科
科目名心理学実験Ⅱ/一般実験演習Ⅱ(心理学実験Ⅳ)
担当教員石田 光男
小野島 昂洋
榊原 雅人
坂野 雄一
菅田 達也
高木 浩人
塚本 早織
日野 麻衣
学期曜日時限秋学期 木曜日 3時限
秋学期 木曜日 4時限
チームコードoh8l3no
科目区分必修
授業形態実験・実習
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーP213-284-15
Y212-841-06
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
P-DP2 科学的見地から心理学を理解し,専門的で広範な知識や技能を修得している。 ◎
Y-DP2-1 科学的視点の形成(知識) ◎
Y-DP2-2 科学的視点の形成(技術) ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
ヒトの知覚や記憶,社会的認知などの心の働きを実験データから評価し,先行研究の知見と絡めて議論する
授業の概要
8テーマ(心理物理学的測定法,知覚運動学習,記憶,プライミング,パーソ ナルスペース,シナリオ実験,集団,一対比較法)のうち4テーマを取り上げ,各テーマの概要および心理学研究法の基礎を学ぶ。さらに測定データの統計分析を介して、科学的見地から心の働きを論じた実験レポートを作成する。
授業の到達
目標
①各テーマで扱う現象を理解し、正しい方法で測定できる
②実験計画を立案できる
③実験データに応じた統計分析を実行できる
④引用文献の効果的に利用した文章作成ができる
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
実験レポートの総評として,各担当者からTeams等を介して受講生に配信する
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション
受講方法の確認する
課題の概要と実施方法を説明し,本実習で学べき内容および到達目標を理解する
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,心理学実験に関する基礎知識を予習する (120)
【復習】キーワードを手がかり各テーマの概要を確認する (120)
2グループA: 記憶の二重貯蔵モデル1
課題の概要と実施方法の説明
グループB: プライミング1
課題の概要と実施方法の説明
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,各テーマの基礎知識を予習しておく (120)
【復習】テーマの概要を確認し,測定手順について正しく理解する (120)
3グループA: 記憶の二重貯蔵モデル2
反応時間の分析とグラフの作図
グループB: プライミング2
再生率の分析とグラフの作図"
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,各テーマのキーワード等を確認しておく (120)
【復習】測定したデータをグループ毎に集計し,エクセルを利用して平均値と標準偏差を求める (120)
4グループA: 記憶の二重貯蔵モデル3
実験レポートの作成
グループB: プライミング3
実験レポートの作成
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,テーマに関連する文献を準備しておく (120)
【復習】実験レポートを作成し期日までに提出する (120)
5実験レポートの手引き(3)
引用文献の利用した効果的な論述を学ぶ
【予習】引用する文献を準備する (120)
【復習】引用文献の含む記述に変更する (120)
6グループA: シナリオ実験1
心理物理学的測定法の概要と実施方法の説明
グループB: 心理物理学的測定法1
集団意思決定課題の概要説明および実施
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,各テーマの基礎知識を予習しておく (120)
【復習】テーマの概要を確認し,測定手順について正しく理解する (120)
7グループA: シナリオ実験2
主観的等価点の分析と作図
グループB: 心理物理学的測定法2
Kogan-Wallach 課題の実施と集計
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,各テーマのキーワード等を確認しておく (120)
【復習】測定したデータをグループ毎に集計し,エクセルを利用して平均値と標準偏差を求める (120)
8グループA: シナリオ実験3
実験レポートの作成
グループB: 心理物理学的測定法3
実験レポートの作成
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,テーマに関連する文献を準備しておく (120)
【復習】実験レポートを作成し期日までに提出する (120)
9グループA: 一対比較法1
パーソナルスペースの概要と実施方法の説明
グループB: パーソナルスペース1
一対比較法の概要と手順の説明
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,各テーマの基礎知識を予習しておく (120)
【復習】テーマの概要を確認し,測定手順について正しく理解する (120)
10グループA: 一対比較法2
データ集計とグラフの作図
グループB: パーソナルスペース2
サーストン法による集計とグラフ作図
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,各テーマのキーワード等を確認しておく (120)
【復習】測定したデータをグループ毎に集計し,エクセルを利用して平均値と標準偏差を求める (120)
11グループA: 一対比較法3
実験レポートの作成
グループB: パーソナルスペース3
実験レポートの作成
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,テーマに関連する文献を準備しておく (120)
【復習】実験レポートを作成し期日までに提出する (120)
12グループA: 鏡映描写1
課題の概要と実施方法の説明
グループB: 集団1
課題の概要と実施方法の説明
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,各テーマの基礎知識を予習しておく (120)
【復習】テーマの概要を確認し,測定手順について正しく理解する (120)
13グループA: 鏡映描写2
データ集計とグラフの作図
グループB: 集団2
全ての測定を完了させ,条件ごとの集計とグラフの作図を実施する。
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,各テーマのキーワード等を確認しておく (120)
【復習】測定したデータをグループ毎に集計し,エクセルを利用して平均値と標準偏差を求める (120)
14グループA: 鏡映描写3
実験レポートの作成
グループB: 集団3
実験レポートの作成
【予習】図書館および資料室内の文献を利用し,テーマに関連する文献を準備しておく (120)
【復習】実験レポートを作成し期日までに提出する (120)
15総評【予習】これまで作成したレポートを振り返り,問題点や疑問点を明確にする (120)
【復習】提出したレポートのファイルを活用し,レポートのブラッシュアップを行う. (120)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
4テーマのレポート課題100%実験レポートの体裁に従って記述されている
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を配布する』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
質問は基本的に講義内もしくは講義終了後に受け付ける。
備考
心理学統計法で学んだことを活用し実験レポートを作成します。講義資料を用いて復習しておくこと。
分析,レポート作成にてノート型PCを使用します。個人で準備できない場合は担当教員にご相談ください。
画像
ファイル
更新日付2023/02/20 10:09:23