開講年度2023
開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
科目名応用栄養学実習B
担当教員早瀬 須美子
学期曜日時限秋学期 木曜日 3時限
秋学期 木曜日 4時限
チームコードn266u0q
科目区分必修
授業形態実験・実習
対象学年3年
単位数1
科目ナンバーX313-594-40
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
X-DP1 栄養・食習慣と健康との相互関係に関する知識の修得 ◎
X-DP2 栄養・食品等の知識・技術の修得、健康維持増進・予防の実践 ◎
X-DP5 栄養ケアマネジメントの実践 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
ライフステージ・ライフスタイルに応じた栄養マネジメントの展開
授業の概要
食生活の改善を通して健康の保持増進および生活習慣病予防等に向けた提案ができ、人々の生活の質(QOL)の向上に貢献できるようにするため、「ライフステージ栄養」で学んだ理論の他、栄養学・食品学・調理学などの知識を用い、各ライフステージの栄養特性に見合った食生活の実践を促すための具体的な方法と技術、支援法を学ぶ。豊かで健康的な生涯を送れるよう、「いつ、何を、どれだけ食べれば良いのか」を実践的に習得し、幅広い年齢層に食事摂取の基本指導ができる能力を演習・実習を通して育成する。授業時間は180分である。
授業の到達
目標
①各年代の身体的特性、食事のポイントを理解し、実践方法の提案、支援を説明することができる。
②各年代の特性を考慮した献立作成及び調理の配慮を考えた献立作成し、実施することができる。
③全体の調理の進行、料理のバランスを考えて、料理を仕上げ、盛り付けることができる。
④栄養アセスメント結果の評価ができ、解決すべき問題点を抽出でき改善案が提案できる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
授業内での小テスト5回→実施後、授業内で解答および解説を行い、フィートバックする。
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
①20年間の栄養指導業務から得た経験をもとに、管理栄養士として対象者の特性を理解した食事計画の作成、アセスメント、対象者に適した献立を作成できるノウハウを教育内容とする。②自らの調理師の資格を活かし、見た目にも、味、テクスチャーでも対象者に満足してもらえる調理法のアドバイスを組込んだ内容とする。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション
 ・シラバス、レポート記載法および評価法について
 ・実習方法の説明
【予習】シラバスを確認しておく。(30)
【復習】授業の進め方、予習、復習、提出物の把握(30)
2①-1幼児期の食事計画の立案
 ・幼児期の栄養ケアについて確認する。→小テスト①
 ・幼児期の間食について確認する。
 ・献立の作成(レポートB)
   栄養価計算、作り方の記述、実習計画案の
   作成、発注書
【予習】
 ・幼児期の栄養ケアについてレポートA①作成(30)
【復習】レポートA(個人)①を完成させる(次回提出)(30)
3①-2幼児期の食事計画の実施
・幼児期の献立(おやつ)を調理実習
・献立についてプレゼンテーションする。
・全班の献立を評価シートにより評価・考察を行う。
 →レポートB①提出
【予習】調理手順の整理し、調理が時間内に終了できるように予習しておく。(30)
【復習】レポートB(班)①を作成する(提出)(30)
4②-1妊娠期の食事計画の立案
・妊娠期の栄養ケアについて確認する。→小テスト②
・献立の作成(レポートB)
   栄養価計算、作り方の記述、実習計画案の作成、発注書
【予習】
 1.・妊娠期の栄養ケアについてレポートA②作成(30)
 2.献立案①を作成する→授業後提出
【復習】レポートA(個人)②を完成させる(次回提出)(30)
5②-2妊娠期の食事計画の実施
・妊娠期の献立(班代表献立)を調理実習
・献立についてプレゼンテーションする。
・全班の献立を評価シートにより評価・考察を行う。→レポート②提出
【予習】調理手順の整理し、調理が時間内に終了できるように予習しておく。(30)
【復習】レポートB(班)②を作成する(提出)(30)
6③-1授乳期の食事計画の立案
・産褥期の栄養ケアについて確認する。→小テスト③
 ・献立の作成(レポートB)
   栄養価計算、作り方の記述、実習計画案の作成、発注書
【予習】
 1.授乳期の栄養ケアについてレポートA③作成(30)
 2.献立案②を作成する→授業後提出
【復習】レポートA(個人)③を完成させる(次回提出)(30)
7③-2授乳期の食事計画の実施
・授乳期の献立(班代表献立)を調理実習
・献立についてプレゼンテーションする。
・全班の献立を評価シートにより評価・考察を行う。→レポート③提出
【予習】調理手順の整理し、調理が時間内に終了できるように予習しておく。(30)
【復習】レポートB(班)③を作成する(提出)(30)
8④-1成人期の食事計画の立案
・成人期の栄養ケアについて確認する。→小テスト④
・献立の作成(レポートB)
   栄養価計算、作り方の記述、実習計画案の作成、発注書
【予習】
 1.成人期の栄養ケアについてレポートA④作成(30)
 2.献立案③を作成する→授業後提出
【復習】レポートA(個人)④を完成させる(次回提出)(30)
9④-2成人期の食事計画の実施
・成人期の献立(班代表献立)を調理実習
・献立についてプレゼンテーションする。
・全班の献立を評価シートにより評価・考察を行う。→レポート④提出
【予習】調理手順の整理し、調理が時間内に終了できるように 予習しておく。(30)
【復習】レポートB(班)④を作成する(提出)(30)
10⑤-1前期高齢期の食事計画の立案
・高齢期の栄養ケアについて確認する。→小テスト⑤
・献立の作成(レポートB)
   栄養価計算、作り方の記述、実習計画案の作成、発注書
【予習】
 1.前期高齢期期の栄養ケアについてレポートA⑤作成(30)
 2.献立案④を作成する→授業後提出
【復習】レポートA(個人)⑤を完成させる(次回提出)(30)
11⑤-2前期高齢期の食事計画の実施
・前期高齢期の献立(班代表献立)を調理実習
・献立についてプレゼンテーションする。
・全班の献立を評価シートにより評価・考察を行う。→レポート⑤提出
【予習】調理手順の整理し、調理が時間内に終了できるように予習しておく。(30)
【復習】レポートB(班)⑤を作成する(提出)(30)
12⑥-1後期高齢期の食事計画の立案
・前期高齢期のの栄養ケアについて確認する。
・献立の作成(レポートB)
   栄養価計算、作り方の記述、実習計画案の作成、発注書
【予習】
 1.後期高齢者の栄養ケアについてレポートA⑥作成(30)
 2.献立案⑤を作成する→授業後提出
【復習】レポートA(個人)①を完成させる(次回提出)(30)
13⑥-2後期高齢期の食事計画の実施
・後期高齢期の献立(班代表献立)を調理実習
・献立についてプレゼンテーションする。
・全班の献立を評価シートにより評価・考察を行う。→レポート⑥提出
【予習】調理手順の整理し、調理が時間内に終了できるように 予習しておく。(30)
【復習】レポートB(班)⑥を作成する(提出)(30)
14⑦まとめ
 ・立案した全献立の修正
 ・レポートB①~⑥の修正(評価→改善点を明確に記す)
   →修正後再提出
【予習】
 立案した全献立の改善点をまとめる(30)
【復習】レポートB(班)①~⑥を完成させる(次回再提出)(30)
15⑦実習のまとめ【予習】
 立案した全献立の改善点を把握(30)
【復習】授業で学んだ項目の整理
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
小テスト5回40%8点満点×5回
レポート6回60%10点満点×6回
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『「資料を使用する」』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『応用栄養学』渡邊令子、伊藤節子、瀧本秀美/編集南江堂3,200円+税978-4-524-22904-8
2.『八訂準拠ビジュアル食品成分表』大修館書店1,540円978-4-469-27012-9
参考URL
質疑応答
授業内及び終了後対応します。
teamsにおいては随時対応します。
備考
過去の管理栄養士国家試験問題を中心に、5回の小テストを行い、時間内にフィートバックする時間を設けます。授業中の私語、携帯電話・スマートフォンの使用は禁止します。
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更新日付2023/02/17 09:13:01