開講年度2023
開講学科2018年度心身科学部健康科学科
2018年心身科学部心理学科
科目名言語発達障害学Ⅰ
担当教員牧野 日和
大内田 潤子
学期曜日時限秋学期 月曜日 1時限
チームコード1rzcnlq
科目区分選択
授業形態講義
対象学年2年
単位数2
科目ナンバーZ231-276-02
Y231-591-05
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
Z-DP1 指導力・実践力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
言語発達障害の概要から評価まで
授業の概要
言語発達との流れを理解しながら本障害学を身に付ける
(重度心身障害児施設、保健所、病院において小児の発達障害等の臨床業務~言語聴覚療法~に携わった教員による講義です)
授業の到達
目標
言語発達障害領域の全体像を把握する.
知的障害児者,ASD障害児者、注意欠陥多動症児者などを理解する.
提示された情報から、必要な評価法を学生自ら選択し,正しく実施できる(アクティブラーニング).
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
講義時間内でフィードバックする
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
実技を多く取り入れた解説や演習を行う
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
11. 言語発達障害とは
a 標準的言語発達
b 言語・コミュニケーションの障害 (音韻, 語彙, 統語, 意味, 語用機能)
c 診断基準・国際的疾病分類 (DSM, ICD)
【予習】シラバスを読み,関連する情報の予習をする(120分)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(120分)
22. 言語発達障害の病態
a 発達の生理学 (神経系の発生, 成長)
b 発達病理 (発生異常, 周産期障害など)
c 脳機能
【予習】シラバスを読み,関連する情報の予習をする(120分)
【復習】授業中の課題内容について確認し理解を深める(120分)
33. 関連する主要な障害の種類と疾患
a 自閉症スペクトラム障害
b 知的障害
c 学習障害, 発達性ディスレキシア (発達性読み書き障害),
d 特異的言語発達障害
e 運動機能障害 (脳性麻痺など)
f 重複障害 (重症心身障害児・者など)
【予習】シラバスを読み,事前に調べレポートにする(120分)
【復習】DVD等の視聴覚機材を参照してレポートを編集する(120分)
43. 関連する主要な障害の種類と疾患
g 注意欠如・多動性障害
h 先天異常 (ダウン症など)
【予習】シラバスを読み,事前に調べレポートにする(120分)
【復習】DVD等の視聴覚機材を参照してレポートを編集する(120分)
54. 療育・教育・就労支援体制
a 早期発見, 早期療育
b 通所 (通園), 入所体制
c 保育, 教育, 就労
【予習】シラバスを読み,事前に調べレポートにする(120分)
【復習】DVD等の視聴覚機材を参照してレポートを編集する(120分)
6情報収集・観察・検査法
生活歴・現病歴・発達歴・既往歴・家族歴
【予習】情報収集の質問事項を調べレポートを作成する(120分)
【復習】構造化面接/非構造化面接/半構造化面接を練習する(120分)
7臨床検査(聴覚検査、画像検査)
行動観察
環境調整
その他の関連情報の収集
【予習】OSCE資料を参照し、事前に調べレポートにする(120分)
【復習】得られた情報を記述しまとめる(120分)
8発達・知能検査各種
新版K式発達検査
遠城寺式乳幼児分析的発達検査法
乳幼児精神発達診断法(津守・稲毛式)・KIDS乳幼児発達スケール
【予習】検査マニュアルを読み込む(120分)
【復習】友人と臨床レベルの演習を行う(120分)
9田中ビネー知能検査V
ウェクスラー式知能検査(WPPSI WISC WAIS )
KABC-II DN-CAS
関連する認知能力の検査
【予習】検査マニュアルを読み込む(120分)
【復習】友人と臨床レベルの演習を行う(120分)
10言語検査
語彙発達検査(PVTRなど)
<SS法>言語発達遅滞検査
LCスケール・質問応答関係検査
小学生の読み書きスクリーニング検査など
【予習】検査マニュアルを読み込む(120分)
【復習】友人と臨床レベルの演習を行う(120分)
11評価のまとめ
・情報の整理と統合
・訓練目標、方針の設定
・家族指導、多職種連携の目標、方針の設定
【予習】情報収集/観察/検査のやり方を復習する(120分)
【復習】OSCEと症例報告書の作成(120分)
12言語発達段階に即した指導、訓練、支援
・前言語期、語彙獲得期、幼児前期、幼児後期、学童期、青年・成人期
【予習】言語発達段階に対応した訓練法の学習(120分)
【復習】PBL課題を基に訓練計画を立案する(120分)
13障害別指導、訓練
・自閉症スペクトラム障害
・知的障害
・学習障害、発達性ディスレキシア(発達性読み書き障害)
・特異的言語発達障害
・運動機能障害(脳性麻痺など)
【予習】各障害に対応した訓練法の学習(120分)
【復習】PBL課題を基に訓練計画を立案する(120分)
14・重複障害(重症心身障害児・者など)
・注意欠如・多動性障害など
【予習】各障害に対応した訓練法の学習(120分)
【復習】PBL課題を基に訓練計画を立案する(120分)
15評価のまとめ
(情報の整理・統合、訓練目標の設定、家族指導、他職種連携)
【予習】講義15回分の復讐(120分)
【復習】PBL課題を基に症例報告書を作成する(120分)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
評価方法
評価方法割合評価基準
定期試験100点
出席状況や授業態度50点連絡ない欠席や授業態度不良者は原則減点する
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『言語発達障害学』藤田郁代ら医学書院5500978-4-260-04342
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『なし』
参考URL
1.なし
質疑応答
随時
オフィスアワー:月曜日から木曜日
備考
画像
ファイル
更新日付2023/02/15 11:49:31