開講年度2023
開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
科目名卒業研究・論文
担当教員松岡 昌幸
学期曜日時限秋学期集中 その他 集中
チームコードhwcllx1
科目区分必修
授業形態卒業論文
対象学年4年
単位数4
科目ナンバーV416-845-01
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
V-DP4-1 グローバル社会における課題を発見する能力 ◎
V-DP4-2 他者と協働し、課題解決に求められる行動を主体的に行う能力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験


テーマ
卒業論文の完成
授業の概要
当授業は卒業論文を完成する目的で、集中的に授業を開講するものである(個人指導)。秋学期においては、ルーブリック評価基準を反復しながら、卒業論文作成に向けての応用的知識・実践的技能力を修得する。論文の主要目的の選択肢は基本的には、「概念の検討・整理」、「仮説の検証」、「仮説の創設」、「新事実の発見」の4つに大別されるが、この4つの主要目的の意味や選択方法を修得する。さらに論文構造、枠組みの設定、研究方法(ディスプリン)、分析、考察、結論(まとめ)、課題の順序や書き方を反復(PDCAに基づくフィードバック)することによって、実際に卒業論文を完成させる。
授業の到達
目標
論文の「体」である4種類の主要目的と、「はじめに」、「先行研究」、「研究方法」、「分析」、「考察」、「まとめ」、「今後の課題」の論文順序、基本的作成方法(内容)を理解することができる(知識・理解)。また観光系論文の「研究対象」や「研究方法」(どのような方法で何を明らかにするのか)を具体的に確定することができる(知識・理解)。さらに卒業研究や論文作成を通して、情報収集力、情報整理力、分析力、考察力、問題発見力、問題解決力、プレゼンテーション力、基本的思考法(演繹法、帰納法)等を養うことができる(汎用的技能、創造的思考力)。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
成績発表日から1週間以内に研究室にてルーブリック評価を説明する
(但しアポイントのメール連絡が必要)
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」に関する説明
○ルーブリック評価基準を理解する
・ルーブリック評価基準の⑩項目の理解
【予習】ルーブリック評価基準を把握する(5時間)
【復習】ゼミの全体について確認(5時間)
2観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第①項目の説明
○「ルーブリック評価基準」第①項目を理解する
・ルーブリック評価基準①(論題設定)
【予習】論題設定方法論の把握(5時間)
【復習】論題設定方法の確認(5時間)
3観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第②項目の説明
○「ルーブリック評価基準」第②項目を理解する
・ルーブリック評価基準②(論文の目的=主要目的の選択肢)
【予習】論文の目的=主要目的の選択肢の把握(5時間)
【復習】論文の目的=主要目的の選択肢の確認(5時間)
4観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第③項目の説明
○「ルーブリック評価基準」第③項目を理解する
・ルーブリック評価基準③(先行研究)
【予習】先行研究の把握(5時間)
【復習】先行研究の確認(5時間)
5観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第④項目の説明Ⅰ
○「ルーブリック評価基準」第④項目を理解する
・ルーブリック評価基準④(研究方法)
【予習】研究方法の把握(5時間)
【復習】研究方法の確認(5時間)
6観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第④項目の説明Ⅱ
○「ルーブリック評価基準」第④項目を理解する
・ルーブリック評価基準④(研究方法)
・定性的研究方法
【予習】研究方法の把握(5時間)
【復習】研究方法の確認(5時間)
7観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第④項目の説明Ⅲ
○「ルーブリック評価基準」第④項目を理解する
・ルーブリック評価基準④(研究方法)
・定量的研究方法
【予習】研究方法の把握(5時間)
【復習】研究方法の確認(5時間)
8観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第④項目の説明Ⅳ
○「ルーブリック評価基準」第④項目を理解する
・ルーブリック評価基準④(研究方法)
・その他の研究方法(歴史的分析、会話分析等)
【予習】研究方法の把握(5時間)
【復習】研究方法の確認(5時間)
9観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第⑤項目の説明
○「ルーブリック評価基準」第⑤項目を理解する
・ルーブリック評価基準⑤(考察力・分析力)
【予習】考察力・分析力の把握(5時間)
【復習】考察力・分析力の確認(5時間)
10観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第⑥項目の説明
○「ルーブリック評価基準」第⑥項目を理解する
・ルーブリック評価基準⑥(新たな知見)
・知見
【予習】知見の意味を把握(5時間)
【復習】知見の意味を確認(5時間)
11観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第⑦項目の説明
○「ルーブリック評価基準」第⑦項目を理解する
・ルーブリック評価基準⑦(アブストラクト=英語力)
・英語でアブストラクトを書く
【予習】アブストラクトの意味を把握(5時間)
【復習】アブストラクトの意味を確認(5時間)
12観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第⑧項目の説明
○「ルーブリック評価基準」第⑧項目を理解する
・ルーブリック評価基準⑧(情報収集力)
【予習】情報収集力の意味を把握(5時間)
【復習】情報収集力の意味を確認(5時間)
13観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第⑨項目の説明
○「ルーブリック評価基準」第⑨項目を理解する
・ルーブリック評価基準⑨(プレゼンテーション力)
【予習】プレゼンテーション力の意味を把握(5時間)
【復習】プレゼンテーション力の意味を確認(5時間)
14観光系卒業論文「ルーブリック評価基準」第⑩項目の説明
○「ルーブリック評価基準」第⑩項目を理解する
・ルーブリック評価基準⑩(創造的思考力)
・「PDCA」サイクル
【予習】創造的思考力の意味を把握(5時間)
【復習】創造的思考力の意味を確認(5時間)
15まとめ(全体のまとめ)
○「ルーブリック評価基準」の全体像を理解する
・卒業論文の完成
【予習】ルーブリック評価基準の全体像を把握(5時間)
【復習】ルーブリック評価基準の全体像を確認(5時間)
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
授業参加度70%授業中の積極的な発言、課題発表における活躍を客観的に評価する(ルーブリック評価基準に基づく)
課題提出30%各授業のキーワードを整理し、理解度を評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『コノシュア・シニア留学-シニア世代のための記憶に残る旅のすすめ』松岡昌幸アップフロントブックス(オデッセイ)2,000+税9784847017667
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『現代観光とホスピタリティ』前田勇学文社2,000+税9784762017346
2.『観光学基礎(第8版)』JTB総合研究所JTB総合研究所2,500+税
3.『フィールドワーク増訂版』佐藤郁哉新曜社2,200+税4788510308
4.『社会科学のための優秀論文作成術』川﨑剛勁草書房1,900+税9784326000340
参考URL
質疑応答
研究室番号:3310(3号館3階)
オフィスアワー:火曜日3限
備考
授業中の私語、遅刻は厳禁。また携帯電話・スマートフォンの使用は禁止。
その他の参考文献は授業で紹介。
感染症の影響で一部授業が変更になる場合もある。
また、観光系論文や研究方法に関する説明の順序が変更になる場合もある。
画像
ファイル
19、ルーブリック評価(専門ゼミⅡ)●.pdfルーブリック評価(専門ゼミⅡ)
更新日付2023/02/09 10:52:37