開講年度2023
開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
2021年度文学部グローバル英語学科
科目名通訳法 b
担当教員山田 貴将
学期曜日時限秋学期 月曜日 2時限
チームコードylk34vg
科目区分選択
授業形態演習
対象学年3年
単位数2
科目ナンバーV332-142-22
関連性が高い
ディプロマ・ポリシー
V-DP1-1実践的な英語コミュニケーション能力 ◎
V-DP3-1 グローバルキャリアの基礎知識、基本的技能 ◎
V-DP3-2 専門分野に特化した英語力 ◎
キャンパス日進キャンパス
担当教員の実務経験実務経験あり


テーマ
通訳訓練法を理解し、同時通訳の技法を習得する-通訳トレーニングを通じて高度な英語運用能力を身に着けよう-
授業の概要
この授業では、通訳法に関する基礎的な講義と実践的な訓練を通じて、高度な英語運用能力を身に着け、論理的コミュニケーション能力の向上を目指します。センテンス/パラグラブ単位での訳出など基礎的な通訳訓練法を取り入れ、徐々に「人に聞いてもらうために訳すこと」に慣れていきます。通訳の技能を高めるには、1週間に1度の授業のみでは到底足りません。指定のテキストを十分に予習・復習することを求めます。十分に学習した内容であれば完成度の高い逐次通訳ができることを目指します。英語学習の一環としての通訳の楽しさを味わいましょう。
授業の到達
目標
1. 自分の英語学習の目標を明確化することができる。
2. 基礎的な通訳訓練メニューを理解し、自発的に日々の英語学習に組み込んでいくことができる。
3. 英語の話される順に自然な日本語に訳していく(頭ごなしの訳、オンラインの情報処理)ためのテクニックを身につけることができる。
4. 英語インプットを増やし、見て意味がわかる語彙力を増強することができる。
5. インプットをアウトプットに転換する能力を身につけることができる。
6. 短文の日英転換が即時にできる。
7. 通訳にふさわしい美しい話し言葉としての日本語を身につけることができる。
課題
(定期試験
・レポート試験
・授業内試験など)の
フィードバック方法
講義連絡またはTeamsから以下の授業講評をします。
1. 受講態度
2. 課題の訳出
3. 最終評価
4. 今後の学修に関するアドバイス
使用言語
日本語
実務経験をいかした教育内容
実務経験のある教員の担当科目であるため、実践現場での経験談や勉強方法など知見を織り交ぜて実施します。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学習・時間(分)
1オリエンテーション予習: 240分 Unit 6 単語リスト作成、本文を訳しておく、逐次通訳と同時通訳(Voice Over)の違いに関して調べ、感想と共にA4 1ページのレポートにまとめ次週提出する。
2Unit 6 (1) Successful Aging
Shadowing、Sight Translation
予習: 120分 Unit 6の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 6 のVoice Over がスラスラできるようにしておく
3Unit 6 (2) Successful Aging
Voice Over、JE Translation、録音1
予習: 120分 Unit 6のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 6のVoice Overの自己評価ログに記入する
4Unit 5 (1)Japanese People and Their Love of Hot Springs
Shadowing、Sight Translation
予習: 120分 Unit 5の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 5のVoice Over がスラスラできるようにしておく
5Unit 5 (2)Japanese People and Their Love of Hot Springs
Voice Over、JE Translation、録音2
予習: 120分 Unit 5のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 5のVoice Overの自己評価ログに記入する
6Unit 7 (1) Herbivorous Men vs. Carnivorous Women
Shadowing、Sight Translation
予習: 120分 Unit 7の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 7のVoice Over がスラスラできるようにしておく
7Uni t 7 (2) Herbivorous Men vs. Carnivorous Women
Voice Over、JE Translation、録音3
予習: 120分 Unit 7のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 7のVoice Overの自己評価ログに記入する
8Unit 10 (1) Can Human Beings Abolish Nuclear Weapons?
Shadowing、Sight Translation
予習: 120分 Unit 10の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 10のVoice Over がスラスラできるようにしておく
9Unit 10 (2) Can Human Beings Abolish Nuclear Weapons?
Voice Over、JE Translation、録音4
予習: 120分 Unit 10のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 10のVoice Overの自己評価ログに記入する
10Unit 12 (1) Are You a Buddhist or a Shintoist?
Shadowing、Sight Translation
予習: 120分 Unit 12の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 12のVoice Over がスラスラできるようにしておく
11Unit 12 (2) Are You a Buddhist or a Shintoist?
Voice Over、JE Translation、録音5
予習: 120分 Unit 12のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 12のVoice Overの自己評価ログに記入する
12Unit 13 (1) Japanese Athletes Playing Overseas
Shadowing、Sight Translation
予習: 120分 Unit 13の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 13のVoice Over がスラスラできるようにしておく
13Unit 13 (2) Japanese Athletes Playing Overseas
Voice Over、JE Translation、録音6
予習: 120分 Unit 13のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 13のVoice Overの自己評価ログに記入する
14Unit 14 (1) Shogun and Emperor
Shadowing、Sight Translation
予習: 120分 Unit 14の単語リスト作成、本文を訳しておく
復習: 120分 Unit 14のVoice Over がスラスラできるようにしておく、応用課題を仕上げ、翌週提出する
15Unit 14 (2) Shogun and Emperor
Voice Over、JE Translation、録音7
後期の復習、まとめ
予習: 120分 Unit 14のJE Translation をやっておく
復習: 120分 Unit 14のVoice Overの自己評価ログに記入する
試験実施方法
定期試験=1
レポート=2
その他=3
3
評価方法
評価方法割合評価基準
通訳の録音7回35%各ユニットの該当箇所を正確かつ自然に、適切な言語、音声、速さで通訳をすることができる
ブックレポート20%逐次通訳と同時通訳の違いをまとめ、意見・感想とともに記述する
応用課題25%課題の背景、語彙を調べ、通訳原稿と語彙リストを作成し、正確で自然な同時通訳をすることができる
授業ノート20%予習・復習に指示通り取り組むことができている
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『通訳トレーニングコース CD付』水野・鍵村・中村大阪教育図書2,000 (税別)978-4-271-41002-7成文堂にて購入
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業中に質問タイムを設けます。個別に相談したい場合は、研究室(3316)で対応します。その場合は、事前にメールでご連絡下さい。
備考
・チャイムが鳴り終わる前に着席していない者は遅刻とみなし、遅刻3回で欠席1回とカウントします。
・音声録音ファイル等の提出物は授業でしか受け付けません。遅れての提出は認めません。
・通訳翻訳のレベルアップのためには日々の練習が欠かせません。この授業では、予習復習を義務付け、評価に算入します。必ず自分の教科書と辞書を持参してください。
画像
ファイル
更新日付2023/02/08 18:33:28